Holiday Journal

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公州(コンジュ)#3 - 公州韓屋村(コンジュハノクマウル) - (Korea Tour)
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Last Modified : 2017/02/17

Travel regions : South Korea
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宿泊にも散策にも優れた公州韓屋村


公州市では、観光客の宿泊と観光を同時に満足させるために、熊津洞(ウンジンドン:웅진동)一帯に韓屋村を造成しました。ここは個人が運営する宿泊施設ではなく、公州市で運営しているので旅行者に安価で提供していますが、最も安価な部屋の価格は4万ウォンから利用することができますね。前回の記事で述べたように「オンヌリ公州市民証」を公州市役所ホームページからオンラインで発行してもらうと韓屋村の宿泊料金を20%割り引いてくれるので大変得になりますね。必ずしも宿泊をしなくても、ただ見て回るだけでも、非常に素晴らしい場所でもあるので、公州旅行で絶対逃してはいけないところでもあります。



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入口にある広々とした無料駐車場に車を止めて中に入ってみましょう。村が造成されたばかりですべての建物は綺麗で他の施設も清潔に整えられています。



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前回の公山城編で述べたように、公州ではあちこちに無料レンタル自転車を運営していますが、韓屋村の入り口にもあります。ところが最近、韓国で住民登録番号の収集を行うことができなくなって、今ではその場しのぎでホームページで会員登録をして、公州市役所の「教育体育課」で会員カードを受け取ってから利用できるようになりました。近いうちに新しいユーザー認証システムが導入されれば、もう少し楽に利用することができますね。これから外国人にも簡単に使用できる方法が出てきたらと思います。


+公州市自転車レンタルホームページ:click

+会員カード発行費用:1,500ウォン




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公州韓屋村にある観光案内所の中庭。 韓国で私が見た最も美しい観光案内所です。庭の中から仰ぐ四角の空と、その下の日当たりの良い場所に甕を置いてあるのが本当に美しいですね。



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村に入って左側を見てみると、最近建てられたものではなく、古い建物が目立ちます。そこは忠清監営(チュンチョンカミョン:충청감영)を復元したところですが、朝鮮時代後期には、建物49棟に合計481間の大規模なものでしたが、日本植民地時代にほとんど撤去され、今では上の写真の布政司(ポジョンサ:포정사) の門を含めた宣化堂(ソンファダン:선화당)と東軒棟(ドンホンドン:동헌동)の3つの建物だけが残っています。



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布政司の門の入り口の両側にレンギョウが満開でより美しく見えますね。門楼は名前のとおり、1階には門をつけて出入口として使用し、2階は楼閣として使用しました。



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韓屋村のあちこちには、宿泊だけでなく、観光客のために伝統文化を体験することができる場所がいくつかあります。ここは粘土と木に色塗りをして作ることができる「こねこね工房」です。この他にもダシク(茶食:다식)つくり、百済のお茶の体験、本作り、餅や陶磁器作りなどもあります。参加費は5,000ウォンから15,000ウォンまで様々ですが、材料費込みです。

インジョルミ(きな粉もち:인절미)のことですが、その起源が公州であることはご存知ですか?インジョルミはもち米を蒸し器に蒸して、臼でついて四角くカットし、きな粉をまぶした餅ですが、仁祖(インジョ:인조)が李适(イグァル:이괄)の乱を避けてここに避難に来たときのことです。避難中に公州のイムの姓を持つ家が餅を献じましたが、その餅のとんでもない美味しさに仁祖が聞きました。「この餅の名は何か?」、しかし誰もその餅の名前を知らなかったので仁祖がイム家で作った「ジョルミ(絶妙な味(絶味):절미)」だとして、「イムンジョルミ(임절미) 」という名前がついたそうです。その後、発音しやすくインジョルミ(인절미)と変わりましたが、公州ではこの餅を「コンジュトック(公州餅:공주떡」と呼びます。




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そして観光客のために弓体験場も運営していますね。水原(スウォン:수원)華城(ファソン:화성)で弓を体験したことがありますが、これが思ったより面白いです。上の写真のように専門家は、145メートルの的を当てる弓を使用しますが、観光客は弾力性が少し緩んでよく引けるもので少し短い距離で体験をします。子供たちが楽しめて異色的な体験になると思います。

+体験時間:10時〜14時まで

+体験料金:大人2千ウォン、中高生・子供千ウォン




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さあ村の中に入ってみましょう。韓屋村は藁葺きの家と瓦の家で構成されており、近・現代的な建物は全くなく、韓国の伝統的なコサッギル(村里の路地:고샅길)の趣きをしっかりと感じることができます。すべての建物は、宿泊のために公州市で建築した建物ですが、まるで歴史的な韓屋村に来たような錯覚に陥るほどよくできています。



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韓屋を詳しく見てみると、すべての建物は、同じ形が一つもなく、すべてが異なる形で建てられています。ヤンバン(朝鮮の官吏階級:양반)宅の母屋の形態をしているところもあり、かやぶき屋根の平民の家もあり、サランチェ(寝殿:사랑채)と離れ屋敷の形態をした韓屋もありますね。サイズごとに希望の部屋が予約できます。



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これは巣箱でしょうか?軒下に縄を編んで作った可愛らしい小物がぶら下がっています。観光客が韓国の伝統をしっかり感じることができるように細かいところまで丁寧に気を遣ってあるのが見えます。



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萩の木でできた塀と門のある草屋もありますね。昔、ほうきでたくさん使っていた萩を本当に久々に見ました。ここは家族で使用する一軒家ですが、オンヌリ公州市民証の割引で平日10万ウォン(週末12万ウォン)程度で一晩泊まることができます。




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隣の家と塀境の裏庭にはコサッギルに行ける裏戸もちゃんとありますね。些細な村の構成に気を使っているのがわかるでしょう?



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ここは、内部の様子です(鶏竜館(ケリョンクァン:계룡관))。大き目の部屋には、TVとエアコン、そして伝統的なたんすがあり、リビングルームには、冷蔵庫と浄水器がありますね。各部屋ごとのトイレにはビデが装備されています。ヒノキ風呂(和式)もありました。私も公州の旅行計画では宿泊をここ鶏竜館にしようと思いましたが、予約がいっぱいで、残念ながら宿泊はできませんでした。そういう訳で、ここに泊まっておられる方にお願いして写真だけ撮らせて頂きました。ちなみに、この程度の部屋であれば平日1泊64,000ウォンくらいです。



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そして暖房はすべて薪を焚くオンドル部屋です。内部はすべて今の暮らしになっていますが暖房だけは黄土の床の部屋に薪を焚く、これが今の暮らしのボイラー暖房とは次元が違います。かかっと熱くなるオンドルのぬくもりからして一般ボイラー暖房とは違います。夜に火遊びしながらサツマイモを焼いて食べる楽しみもあるし^^ *



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清潔な壁の下には、人の足が届かないように狭い幅できれいな花も植えられています。村を一周したら、ここに泊まりたい気持ちがぐっとわいてきました。



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低い塀越しには桜がはにかむようにそっと首をのぞかせていますね。やはり暖かい春の日には家の中に花が咲いていると居心地がいいでしょうね。



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庭には昔の井戸があります。これは通常ジャックポンプ(手押しポンプ:작두펌프)と言いますよね?動くかと思って、やってみたら本当に水がゴボゴボあふれ出ました。使えます!



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公州韓屋村は窓や扉にも気を使っているのが良く分かります。外側の窓のチサルチャン(格子窓の一種類:띠살창)をはじめ、部屋には用文字のサルチャンと亞文字のサルチャンなど先祖代々伝わる窓や扉の形がそのまま使われています。内部の家具もアンティークな家具を置いて、現代と過去の暮らしを見事に調和させていました。





旅先に来て、食堂での食事を好まない方は、直接肉を焼いて食べることも出来ます。韓屋村の裏側には、レンガを積み上げて作ったバーベキュー場が設置されており、流し台や電子レンジもあり、そして暖かい水もジャージャー出るので、ペンションに泊まったような、キャンプに来たような感じもしますね。



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村の一角には、コンビニやレストランもありますので、食事や他の理由で公州韓屋村から車に乗って出ていく必要はなさそうです。



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残念ながら空き部屋がなく宿泊は出来ませんでしたが、村を見て回るだけでも、非常に満足のいくところでした。日当たりの良い、居心地の良い場所で今度はぜひ一晩泊まってみたいですね。利用料金もモーテル程度の価格から安いホテル程度の価格なのでそんなに負担もないうえ、珍しい素敵な韓屋での一晩の思い出を積み重ねてみるのもいいと思います。再び公州旅行が恋しくなるとしたらおそらく公州韓屋村のおかげでしょう。



Map


+住所:忠南公州市観光団地道12(熊津洞) チュンナム コンジュシ クァンカンダンジギル12(ウンジンドン) 충남공주시관광단지길12 (웅진동)

+オンライン予約と料金案内ホームページ:click

+電話:041-840-8900




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