1. カルビチムに入る材料
- 主食材: 牛肉または豚肉
- 副食材: 醤油、砂糖、ニンニク、ショウガなどの基本調味料、栗、ニンジン、きのこなどの副食材
2. 味の評価
- 辛さ: ☆☆☆☆☆
- 塩味: ★★★☆☆
- 甘さ: ★★★☆☆
- 酸味: ☆☆☆☆☆
3. カルビチム(갈비찜)についての簡単な紹介
カルビチムは外国人が好む韓国食のTOP10に毎年あがって来る人気メニューです。
カルビは牛や豚のアバラ骨のことを言いますが、この部位を醤油で味付けして長時間料理したのがカルビチムです。高価なメスの子牛のカルビを使うので、普段は食べることができず、盆正月、結婚式、誕生日のような特別な日に欠かせない代表的なおもてなし料理です。
カルビチムは朝鮮時代の時から伝わっているもので、王様がよく口にした料理でした。1907年から王の食事を料理したシェフが宮廷の外に出て食堂を運営しながら一般の人にも紹介されるようになりました。高級韓定食店で出されたため、富裕層しか食べられず、普通は豚肉で料理しました。今も韓牛で作ったソカルビチムは高価な料理です。
カルビチムは骨のまわりの厚い肉をあまからい味付けにしてじっくり調理した料理です。
骨つきカルビを長時間加熱すると、肉は食感がとても柔らかくなり、「とろける」と表現するほどで、骨からも濃いうま味がしみ出ます。
カルビチムは料理する前に韓国の伝統的な調味料の醤油と砂糖、肉の臭みをとり除いてくれるニンニク、ショウガを入れて一日ほど熟成させます。熟成させる間に肉に味がよくしみて肉質を柔らかくしてくれます。
こうしてあらかじめ熟成させてから長時間煮たカルビチムは、味が肉の中まで深くしみておいしくなります。
あまからい味付けには特別なうま味があります。しょっぱい味は伝統調味料の「醤油」で味つけます。この醤油は塩と発酵させた豆で作るので、塩味に豆の香ばしさが加わって誰の口にも合ううま味があります。
遠く韓国まで来た観光客にとって、ここでの時間はとても特別です。韓国では特別な日にはカルビチムを食べます。おいしいカルビチムで韓国のパーティー気分を味わってください。
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4. カルビチムの多様な種類
カルビチムは種類がいろいろありません。
使う肉によってテジカルビチム(돼지갈비찜)、ソカルビチム(소갈비찜)、唐辛子の粉を入れた辛いカルビチムがあります。
そして薄く切り開いたアバラ肉をカルビチムと同じ調味料に浸けて熟成させ、グリルで焼いて食べるカルビ焼きがあります。
5. カルビチムをよりおいしく楽しむ方法
上でも少し言及したように、カルビチムは高価な料理です。安く楽しむにはテジ(豚肉)カルビチムか、牛肉ならアメリカやオーストラリア産などの輸入肉で作ったカルビチムを注文してください。大部分の食堂では韓牛と輸入肉の二種類を提供しています。
カルビチムを食べる時はご飯も一緒に注文して、カルビチムのソースと混ぜて食べてください。新しい味の境地です。