Holiday Journal

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楊平(ヤンピョン) #7 - 1,100年生き続けた東洋最大のイチョウの木がある「龍門寺(ヨンムンサ)」 - (Korea Tour)
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Last Modified : 2017/02/18

Travel regions : South Korea
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京畿道楊平の龍門山観光団地(ヨンムンサン クァングァンダンチ:용문산광광단지)の中には龍門寺(ヨンムンサ:용문사)という寺が1つあります。新羅時代に建てられた二千年にもなる古寺の前の、大雄殿(デウンジョン:대웅전)に上がる階段の前には樹齢1,100年~1,500年のイチョウの木が1本ありますが、東洋で最も大きな木です。龍門寺が有名になった理由は、おそらくこのイチョウの木にあるのではないかと思いますが、日帝に抵抗した日帝強制占領期間と朝鮮戦争によって寺が2回も全焼したのに、この木だけは最後まで生き残り、今に至るまで私たちのそばを守っています。今はイチョウの葉がみな落ちてやせこけた姿になっていますが、その雄壮さは葉があってもなくても同じように感じられます。



Canon EOS 550D | f/2.8 | iso 100 | 2015:11:20 11:40:48 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 50mm


龍門寺に行くためには龍門山観光団地に車を止め、歩いて約1kmほど歩いて上がらなければなりません。龍門山にも秋が深まっていますね。




Canon EOS 550D | f/7.1 | iso 100 | 2015:11:20 11:41:16 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm


通り過ぎる途中に楊平郡(ヤンピョングン:양평군)親環境農業博物館(チンファンギョン ノンオプ バンムルグァン:친환경농업박물관)があります。無料観覧となっているので、通り過ぎるついでに一度立ち寄ってみてください。




博物館内に入ると、基本的に楊平郡の歴史や伝統文化、そして全国で唯一の親環境農業特区に指定された楊平の農業に対する過去と現在をひと目で見物できます。韓国初の農書である朝鮮時代の「農事直説(ノンサチクソル:농사직설)」や農林畜産に関する総合農業技術書である「農家集成(ノンガチプソン:농가집성)」も原本がここに展示されています。以後、70~80年代の面白い農業関連展示物もあるので楽しく見物できることでしょう。



+親環境農業博物館 観覧時間:09:30 ~ 17:00 (3月~10月は18時まで)

+休館日:毎週月曜日(月曜日が公休日の場合、翌日休館)





Canon EOS 550D | f/7.1 | iso 100 | 2015:11:20 11:57:41 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm


寺まで上るまでの道中に美しい物があって、そのまま上るわけにはいきませんね。可愛らしい椅子に座って写真も撮り、公園に面白いものも少しあるので気長に楽しみながら上ってください。




Canon EOS 550D | f/7.1 | iso 400 | 2015:11:20 12:01:43 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 33mm


もう少し歩いて上ると、千年になるイチョウの木が見えてきます。一柱門(イルチュムン:일주문)は現在、補修工事中なので写真に収めることができなくて残念です。




Canon EOS 550D | f/7.1 | iso 160 | 2015:11:20 12:03:40 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm



Canon EOS 550D | f/2.8 | iso 200 | 2015:11:20 12:25:48 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 40mm


龍門寺渓谷(ヨンムンサケゴク:용문사 계곡)は苔が多いのでも有名です。これは太陽の陽射しがあまり入らない深い山の中であるためで、夏にはと~っても涼しい渓谷です。都市では見られない渓谷は四季を通じていつ見ても嬉しいものですね。




Canon EOS 550D | f/3.2 | iso 100 | 2015:11:20 12:05:43 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 26mm


上る道のそばには、たくさんの石塔が作られていました。多くの人々の願いがここに込められている

ことでしょう。私もそのついでに石をひとつ積み上げてみます。




Canon EOS 550D | f/8.0 | iso 250 | 2015:11:20 12:15:52 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm


龍門寺に行く道は2種類あります。舗装された平坦な道があり、登山路のような山道があります。このつり橋を渡って急な斜面の山道を上っても寺にたどり着けますが、あまりお薦めしたくありません。 反対に降りてくる時にこの道に来ると、隠れている宝物2点も見物しながら降りて来ることができます。少しあとでお知らせしますね。




Canon EOS 550D | f/6.3 | iso 100 | 2015:11:20 12:27:56 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm


寺が深い山の中に隠れていないので良いですね。緩やかに舗装された道を少しだけ歩いて上ると、四天王門(サチョンワンムン:사천왕문)が見えますね。中に入ってみることにします。




Canon EOS 550D | f/9.0 | iso 100 | 2015:11:20 12:28:47 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm


四天王門を入るやいなや左側に信じられないくらい大きなイチョウの木がパッと目に映ります。いつも写真ではその大きさの見当が付かないのですが、実際に見るとアパート15階ほどの高さです。




Canon EOS 550D | f/9.0 | iso 100 | 2015:11:20 12:31:44 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm


このように見ると、少しは大きさの見当が付くでしょうか?高さは42メートルなのですが、東洋で最も大きなイチョウの木です。この前までは黄色いイチョウの葉をいっぱい付けていたのに、今は服を全部脱いで本来(?)の姿に戻ったのでしょうか?千年にもなるイチョウの木を植えた人についての推測にはいくつかの説がありますが、新羅最後の王である敬順王(キョンスンワン:경순왕)が師匠の大鏡大師(テギョンデサ:대경대사)を訪ねてきて植えたという説と、敬順王の長男である麻衣太子(マウィテジャ:마의태자)が国を失った悲しみに金剛山(クムガンサン:금강산)に入るところに植えたという説もあり、新羅の義湘大師(ウィサンデサ:의상대사)が杖を差したのが育ったという伝説もあります。どうであれ、そのように勘定すると樹齢1,100年から1,500年ほどになったということになります。




Canon EOS 550D | f/4.5 | iso 100 | 2015:11:20 12:33:58 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm


木に掛けられた子供の願い事が可愛いですね。




Canon EOS 550D | f/4.5 | iso 100 | 2015:11:20 12:35:31 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm



Canon EOS 550D | f/10.0 | iso 100 | 2015:11:20 12:36:55 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm


龍門寺の大雄殿(デウンジョン:대웅전)。大韓帝国の時、全国で義兵が起こる頃、ここは楊平一帯の義兵が集まる根拠地でした。1907年、日帝との激しい攻防戦の中で日本軍が寺に火を付けて、寺のほとんどの殿閣が火で焼けてしまいました。後に住職が寺を少しずつ再建しましたが、6.25朝鮮戦争の時、大雄殿といくつかの殿閣だけを残して再び火で焼けてしまう悲運を迎えます。その後、1982年に入って再建されたそうです。




Canon EOS 550D | f/7.1 | iso 100 | 2015:11:20 12:40:40 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm


大雄殿の右側には八角形でできた観音殿があります。人々の関心があまりないこの殿閣の中には宝物第1790号に指定された金銅観音菩薩座像(クムドンクァヌム ボサルジャサン:금동관음보살좌상)が座っています。




Canon EOS 550D | f/4.0 | iso 800 | 2015:11:20 12:41:39 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 34mm


このようにです。この金銅観音菩薩座像は、高麗後期の彫刻様式をそのまま継承した15世紀の傑作のうちの一つです。観音菩薩は慈悲で衆生を救済する菩薩なのですが、近くで見てみると表情が本当に慈悲深いです。菩薩像の面前でカメラを向けることができないのがとても残念です。




Canon EOS 550D | f/6.3 | iso 100 | 2015:11:20 12:44:28 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm


観音前の後ろでは山に登る小さな小道が1つのびていますが、この道に沿って5分余歩いて行くと龍門寺の正智国師塔(ジョンジククサ ブド:정지국사 부도)と碑を見ることができます。ひとまず上ってからお話しますね。




Canon EOS 550D | f/6.3 | iso 100 | 2015:11:20 12:47:09 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm


人の足跡を探すことのできない山道に誰かが石塔を積んでいますね。深い山の中でチョロチョロ流れる小川もとても趣きがあります。




Canon EOS 550D | f/6.3 | iso 100 | 2015:11:20 12:49:48 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm


5分あまり落葉を踏みながら上ってくると、正智国師塔が見えます。この塔は少し後で見る碑石とともに宝物第531号に指定されています。塔とは、仏の舎利を安置した塔のことですが、すなわち正智国師の舎利を安置した塔ということになりますね。ハスの模様が彫られた四角形の台石の上に円筒形の中台石をのせ、その上に八角形の上台石をのせています。深い山の中にあるので人々の足跡はありませんが、龍門寺に来たならここを必ず見て行けば全部見たということになります。




Canon EOS 550D | f/6.3 | iso 100 | 2015:11:20 12:52:17 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm


では碑石を見に行きます。碑は上ってきた反対側に降りて行けば見えますが、この道にずっと降りて行くとさっき見たつり橋があるので、帰って来るときの心配はしなくてもかまいません。パサパサという音のする落葉が、秋を感じさせてくれるでしょう?




Canon EOS 550D | f/6.3 | iso 100 | 2015:11:20 12:54:16 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm


この碑は塔に付いた塔碑ですが、朝鮮太祖7年(1398)に作られました。造成当時の賛助者名簿と正智国師に対する内容が記録されています。正智国師は高麗後期の僧侶ですが、懶翁(ナオン:나옹)の弟子です。おそらくこの寺で必見するべき最も重要なものを挙げろと言われたら、まさに塔と碑だと思いますが、全部見て回ってこそ龍門寺を見て回ったと言えるでしょう? 観音殿から5分程度離れた距離にあるので是非訪ねて行ってみてください。誰もいない小道も1人で楽しんでみてください。



+住所:京畿道(キョンギド)楊平郡(ヤンピョングン)龍門面(ヨンムンミョン)龍門山路(ヨンムンサンロ)782

+電話:031-377-3797

+入場料:大人2,500ウォン、青少年1,700ウォン、子供1,000ウォン

+駐車料:1日3千ウォン<龍門山観光団地(ヨンムンサン クァングァンダンチ)内に駐車>


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양평, 용문사, 은행나무, 정지국사부도, 친환경농업박물관, 금동관음보살좌상
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