Holiday Journal

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1126 | 20031015

奉化,安東 #3 - 浮石寺(ブソクサ:부석사) - (Korea Tour)
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Last Modified : 2017/02/18

Travel regions : South Korea
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浮石寺(ブソクサ:부석사)を4月に訪れたのは初めてです。主に秋のりんご狩りか、冬、遠くに落ちる夕陽を見るために来ました。春の空気いっぱいの浮石寺をときめく心で上がってみました。


普通の寺の入り口に現われる風景、ここも例外はありません。地域の女性たちが郷土品を持ちよって売っています。ここのお土産は他でもない乾燥りんごです。すでにここ榮州(ヨンジュ:영주)が韓国で一番おいしいりんごの産地になったからだと思います。



NIKON Df | f/2.2 | iso 100 | 2016:03:26 10:29:51 | Flash did not fire. | 85mm


浮石寺の入場料は1,200ウォンです。約15分くらい上り坂を頑張って登ると浮石寺の四天王像が現われます。尾根にあるこの寺の一番高い所、大雄殿に上がると下にたくさんの山々が重なったように見えて、その向こうに太陽が落ちるすごい風景を鑑賞することができます。しかし日の沈む位置が季節ごとに違うので、冬に来るのが一番いいと思います。



最初に出会ったおばあさんの言葉、「まだマス(売り初め)もできてないんだ~一つ買っていっとくれ~。」それで、リンゴジュースを4つ買いました。甘酸っぱい味が一品でした。



派手な虹色のパラソルを立てて商売を始める時間です。10時30分くらいの風景です。今日一日も無事に昨日くらいは売れたらという素朴な心情で …




最初に出会う一柱門には、必ずこの寺がどの山に位置しているのかが記されています。太白山(テベクサン:태백산)浮石寺という懸板を過ぎてずっとあがって行きます。



この一柱門は1980年に浮石寺を整備する際、新たに建てたものです。一柱門を過ぎると両側に、びっしりと見事なりんご畑が続いています。道の左側にそびえ立つ幢竿の支柱が見えますが、これは統一新羅時代の遺物です。そこから遠くいくつかの階段の上に見える門が天王門です。



両側の柱には天王門に出てくるようなものが描かれています。ここに来る悪魔もおびえるように描かれているのではないでしょうか。




海東華儼宗と書かれた懸板が後ろに現われます。




浮石寺の伽藍の配置です。建物が一列に配置されているというよりは、少しずつずらして配置されている点が変わっています。


一柱門を過ぎてもう少し行くと、左側に幢竿の支柱が現われます。千年前のグーグルアースくらいの機能だったんでしょうね。遠くからでもこれを見て寺を探して来れるように。




NIKON Df | f/4.0 | iso 100 | 2016:03:26 11:37:17 | Flash did not fire. | 85mm


天王門を出ると、広い土台が両側に広がった大石段があって、ここに立った人を圧倒します。急な階段を気をつけて上がると、端麗な三重石塔が一対、夏には見事なヤブデマリが咲いて長く続く道の両側に立っています。




NIKON Df | f/2.8 | iso 100 | 2016:03:26 10:49:04 | Flash did not fire. | 85mm


この日ちょうど空が青くPM2.5や黄砂がない澄んだ日でした。




このままあがって行くと梵鍾樓(ポンジョンル:범종루)の下に道が続き、楼閣の下に出て右側に安養樓(アニャンル:안양루)を眺めるようになります。



下から見上げた梵鍾樓。一つも色が施されていないのか、または長年の歳月で消えたのか裸の木の息づかいが純潔な上品さを倍加させています。自然のままの木のように迫ってきます。



梵鍾樓の下を通るとまた別の空が開かれ、遠く安養樓が見えてきます。






GR II | f/2.8 | iso 100 | 2016:03:26 10:55:06 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 18.3mm



大石段の上にある安養樓の「安養」は極楽の別名ですから、安養樓を通れば極楽になるわけですが、極楽に至る道はこれほど遠く、息苦しく感じられるものでしょうか。また階段を二段上がると、ようやく安養樓の下を過ぎ、無量壽殿(ムリャンスジョン:무량수전)に着きます。



NIKON Df | f/4.0 | iso 100 | 2016:03:26 11:03:33 | Flash did not fire. | 85mm


最後の大雄殿と石燈は、また別の世界が開かれるような体験を抱かせてくれます。まるで三度空が開かれて最後の空に至るような、完全に別世界に来た感じです。



NIKON Df | f/4.5 | iso 100 | 2016:03:26 11:05:55 | Flash did not fire. | 26mm


無量壽殿の庭の右の盛り上がった土に三重石塔があって、その横にある一本道づたいに行けば、また道が見えます。ここから東の右側の道に行くと、義湘大師(ウィサンデサ:의상대사)を祭った祖師堂(ジョサダン:조사당)が現われ、西に続く一本道を行くと應眞殿(ウンジンジョン:응진전)と慈忍堂(ジャインダン:자인당)に出ますが、この二つの殿閣は建てられて何十年も経っていない建物で、祖師堂を真似て建てられた切り妻屋根方式のものです。



ついに最後の stageの安養樓と大雄殿がある最高点に登って来ました。中央やや左側に位置した石燈は、ここを訪れる人が自然に石燈の右側を回って通るように誘導しています。



NIKON Df | f/4.5 | iso 100 | 2016:03:26 11:06:06 | Flash did not fire. | 16mm


澄んだ空と大雄殿の裏手の背の高い木々、そして無量壽殿の屋根が絶妙のハーモニーをかもし出しています。




他の寺の仏像がすべて南向きなのとは反対に、浮石寺の無量壽殿の仏像は東を向いています。この仏様は塑造阿彌陀如来座像と言います。西方浄土で東を眺めて衆生を救済する意味があるそうです。日が昇る東を眺めているのは石窟庵の仏像も同じです。



大雄殿にはお坊さん用の出入り口が中央にあり、右側にある入り口が信徒用です。



安養樓に上がって西の山を眺める風景は、まさに韓国最高の景色の一つではないかと思います。




お坊さんは決まったコースを行き、信徒はあちこち、どこに行ったらいいかわからず、うろうろしています。






再び天王門を通って浮石寺を出ます。食事をしにゴーゴー。



浮石寺に来る度に来ていた平和食堂で山菜定食をおいしく食べました。塩サバと山菜ビビンパが出ましたが、目玉焼きを食べたいと言ったら、すぐに用意してくれた親切が際立っていました。それに疲れた旅行客のためのくつろぎの条件、あたたかいオンドルの床の座敷。ここで30分くらい横になってから疲労回復し、次の場所に向かいました。



Map

Address: 봉화 닭실마을 / 대한민국 경상북도 영주시 부석면 북지리 234-4


봉화, 부석사, Bonghwa, Buseoksa, Temple, 奉化, 浮石寺, ブソクサ
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