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全羅南道 - 寶城(ボソン) 보성 - (Travel Info Korea)
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最終更新日 : 2017/02/18

旅行地域 : South Korea
 | 閲覧数 : 219470
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豊かな緑茶の地、寶城(ボソン:보성)


寶城(ボソン:보성)は韓国最南端の全羅南道(ジョルラナンド:전라남도)南部の中央に位置し、山、海、湖の調和のとれた3景3宝郷の地だ。昔から忠臣烈士や民族の先駆者が数多く輩出された義なる地であり、西便制(ソピョンジェ:서편제)の鼻祖(ビジョ:비조)朴裕全(パク・ユジョン:박유전)先生と鄭應珉(ジョン・ウンミン:정응민)先生を頂点に創り出された寶城ソリ(보성소리)と蔡東鮮(チェ・ドンソン)先生の民族音楽が誕生した芸術の郷であり、長生きの夢をもつかめる緑茶の本場、茶の故郷だ。



大韓茶園(デハンダウォン) 대한다원

寶城(ボソン:보성)の代表観光地としてコマーシャルやドラマなどを通じて有名となり、行く度に胸を爽やかにしてくれる所だ。まるでシルクの波のごとく、緑のカーペットを敷きつめたように、また手入れの行き届いた庭木のようでもある。国内最多の茶畑を持つ寶城は、山間部を開墾してつくった茶畑がほとんどで、味と香りが野生茶に少しも劣らない高級茶が生産される。寶城地方の気候は良いお茶を生産するための天恵の自然条件になっている。1985年から毎年5月の初めには茶神祭(ダシンジェ:다신제)、茶摘み、お茶作りなどの体験行事とともに茶香祭(ダヒャンジェ:다향제)を開催して全国的な茶文化行事を開いている。



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位置 - 寶城郡寶城邑綠茶路(ボソングンボソンウプノクチャロ:보성군 보성읍 녹차로) 763-65



カンゴル(강골)伝統民俗村
강골 전통민속마을

得粮湾(ドゥンリャンマン:득량만)と五峰山(オボンサン:오봉산)を抱く五峰里(オボンリ:오봉리)のカンゴル(강골)村には100年以上経った伝統家屋が整然と並んでいる。

いまも昔のままの姿でここを通りすがる者に古風なたたずまいで余裕を感じさせ、丸みを帯びた土壁や垣根が過去の先人のおもかげを残している。大人には幼少時代の思い出を、子どもには経験したことのない、祖先の生活についての教育材料となっている。



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位置 - 寶城郡得粮面江ゴルギル(ボソングンドゥンリャンミョンカンゴルギル:보성군 득량면 강골길) 52-8



栗浦(ユルポ:율포)観光タウンと海水緑茶の湯
율포관광타운과 해수녹차탕

栗浦(ユルポ:율포)ソルバッ(솔밭)海岸は清い水、青い森、銀色の砂浜が調和した浜辺で、夏のバカンス地として脚光を浴びている。地下120mから引き上げた海水プールと海水風呂は疲労回復に良く人気が高い。また海水に緑茶の葉を入れて作った海水緑茶の湯は、四季の海を眺めながら温泉を楽しむことができる。この海水緑茶の湯は肌に吸収され皮膚に弾力を持たせ、関節炎、神経痛などに効果的だ。



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位置 - 寶城郡会會泉面牛岩ギル(ボソングンフェチョンミョンウアンギル:보성군 회천면 우암길) 24



大原寺(デウォンサ:대원사)
대원사

大原寺(デウォンサ:대원사)は新羅の高僧、阿道和尚(アドファサン:아도화상)が創建したとても古い寺だ。飾りのない境内には、泣く仏像と張り裂けそうな親の心を表現した寺の入り口の仏像を心で感じられる。極楽殿(グンナクジョン:극락전)の中の壁には、水月観音菩薩図(スウォルカヌンボサルド:수월관음보살도)と逹磨図(ダルマド:달마도)が描かれているが、これは我が国の寺の壁画の中でも屈指のものだ。

大原寺のいたる所には赤い帽子をかぶった小さな仏像が数多くあるが、これは早くに世を去った胎児の霊魂の極楽往生を祈る仏像だ。

国家指定文化財である大原寺まで桜の道が続き、チベット博物館と大原寺観覧を通した仏教体験ができ趣もある。

周辺の観光地には白民(ベンミン:백민)美術館、住岩湖(ジュアムホ:주암호)彫刻公園、徐載弼(ソ・ジェピル:서재필)記念公園などがあって、観覧のみならず晴光陶芸苑(チョングヮンドイェウォン:청광도예원)で陶磁器体験などができる。



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位置 - 寶城郡文德面竹山ギル(ボソングンムンドンミョンジュクサンギル:보성군 문덕면 죽산길) 506-8



龍湫瀑布(ヨンチュポッポ:용추폭포)
용추폭포

寶城邑(ボソンウプ:보성읍)から西に9km行くと巨大な帝巖山(ジェアムサン제암산)の峰の美しい森の中に龍湫(ヨンチュ:용추、滝つぼ)があるが、その名を「龍湫ゴル(용추골)」または「龍ゴル(용골)」という。龍湫瀑布(ヨンチュポッポ:용추폭포)は熊峙面(ウンチミョン:)の南、日林山(イルリムサン:일림산)中腹にある寶城江(ボソンガン:보성강)の発源地であり、この滝つぼから鬱蒼とした森と巨木が密集する凉しい龍湫の瀧の音をきくことができる。



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位置 - 寶城郡熊峙面龍湫德林ギル(ボソングンウンチミョンヨンチュドンリムギル:보성군 웅치면 용추덕림길) 89-56



日林山(イルリムサン:일림산)のつつじ群落地
일림산 철쭉군락지

帝巖山(ジェアムサン제암산)と獅子山(サジャサン:사자산)一帯のつつじ群落地の規模は12.4㎞に達し、南道(ナンド:남도)全域を赤く染め、山ごとにピンクに染まった景色は、一度見た人の心を奪うので、二度以上見ないと奪われた心を取り戻せないと言われるほどだ。

日林山(イルリムサン:일림산)のつつじの特徴は、大人の背丈ほどの大きさで、激しい海風に当たって育ったつつじの花は赤く鮮明だ。満開になった頃チョウセンヤマツツジの群落地を歩くと、まるで花のトンネルを歩くようである。日林山は海抜667mの低い山だが、湖南正脈(ホナンジョンミャク:호남정맥)の大山脈にふさわしく南の海を見据えて堂々と立つ姿は壮厳だ。また海辺の會泉(フェチョン:회천)から眺めると、男性のように勇壮だが、熊峙(ウンチ:웅치)方面から眺めると優しい母のようなやわらかさが感じられる。



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位置 - 寶城郡熊峙面龍湫德林ギル(ボソングンウンチミョンヨンチュドンリムギル:보성군 웅치면 용추덕림길) 89-56



太白山脈(テベクサンメク:태백산맥)文学館
태백산맥 문학관

4年の準備期間と6年の執筆期間をかけて完結した小説太白山脈(テベクサンメク:태백산맥)の作家、趙廷來(ジョ・ジョンレ:조정래)の肉筆原稿と執筆過程を時期別に展示している。

文学館の横にはヒョンブチャッチブ(현부잣집)と素花(ソファ:소화)の家があって、文学館は建築家の金洹(キム・ウォン:김원)さんが2階の展示室を壁なしで自然に、そして節制された建築様式を反映した。文学館は深く10mの地下に掘られ、展示室で観覧客が出会う一浪(イルラン:일랑)李鍾祥(イ・ジョンサン:이종상)画伯の壁画は、高さ8m、幅81mに達する。また解放(注:日本からの独立)後、朝鮮戦争を経て民族分断までの「民族史の埋没時代」を壁なしに空中に浮かんだ2階の展示室に反映した。闇のトンネルを通って屋上に行くと18mのガラス塔が新しい歴史の希望を象徴するかのように立っている。



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位置 - 寶城郡筏橋邑弘巖路(ボソングンボルギョウプホンアムロ:보성군 벌교읍 홍암로) 89-19



帝巖山(ジェアムサン제암산)自然休養林
제암산자연휴양림

帝巖山(ジェアムサン제암산)自然休養林は、帝巖山(807m)を訪れる者に憩いの場を提供するため、1996年、160ヘクタールの面積に自然休養林を造成し、森の中に7棟の家を木造で建築した。キャンプ場、平床、野外教室、鳥獣飼育場、登山路、遊歩道などがあり、附帯施設として4,100㎡の駐車場と10ヶ所の炊事場がある。



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位置 - 寶城郡熊峙面大山ギル(ボソングンウンチミョンデサンギル:보성군 웅치면 대산길) 330



資料出処 : 南道(ナンド:남도)旅行(全南(ジョンナム:남도)道庁発行)


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