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Start
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黄梅山(ファンメサン)
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テーマパーク
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行きたい(カゴパ)食堂
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正陽沼(ジョンジャンヌプ)
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風景
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手作りきしめん(ソン・カルグクス)
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音道(ソリキル)
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聖宝博物館(ソンボ・バンムルグァン)
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海印寺(ヘインサ)
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コバウ食堂
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Finish
ハプチョンの海印寺に行くためにガヤ山のソリ道を登ることになりました。ソリ道は全長7km担っています。チケット売り場まで車で来てから行くと3.3kmだけで海印寺に行けます。この日は春になるとピンクのツツジが山を覆い、秋にはもみじで赤くなり、水まで赤く染まると言ってホンリュドン(紅流洞)と呼ばれています。今日はもうもみじも落ちた11月だから赤く染まっているのはみることができませんでしたが、それでも思索しながら歩くにはこれ以上ない所でした。さ、入ってみましょうか?
チケット売り場から見える駐車場に車を停めてソリ道に入ります。ここから海印寺まで3.3km離れています。全部歩いてもいいのですが、一番綺麗と言われている区間はここからギルサンアムまでの600mくらいのコースです。したがって600mくらい登って戻ってくる、それから車で聖宝博物館まで行ってから1kmくらい離れている海印寺まで歩いていく予定です。
ソリギルには綺麗な谷もある道です。ギルサンアムまでの600mコースは階段がないから歩きに支障ある方でも問題ないと思われる道でした。ここはガヤ山にあるから「ガヤ山ソリギル」でしたが、今は海印寺ソリギルでもっと有名です。
真夏ではないから水量も減っていますが、今でも綺麗な水がよく流れています。綺麗な渓谷水を見てるとこれからの冬なのに夏が待ち遠しいですね。
アーチ型の橋の上でホンリュドンをみると、内らも写真で痕跡を残したいと思い・・・影でやってみました。よく撮れていますか?
アーチ型の橋の向こうにはノンサンジョン(籠山亭)という亭があります。この亭は新羅の代表的な儒学者であるゴウン チョイ・チウォン先生が隠居していた場所です。正面、側面2間の亭で、普通のよりは大きい感じです。こんな所でなら隠居もいいかなと思いました。
ソリギルは江の横にできているまっすぐな道を歩いても丸い橋に出会い、またこんな森の小ロにも出会います。総7kmはこんないろんな道で出来ています。でも緩やかな作りだからすこしだけ体力があっても十分歩いていけます。
海印寺への道だからか川辺にはソウォンタブがあっちこっちに作られています。川の真ん中にあるのは夏に水が増えると流されるのではないかと思います。私は川辺にあるやつに石を一つ重ねました。みなさんもこういうのをみると石を重ねてお祈りしたくなるんじゃないですか?
ソリギルで出会った川の砂利、川辺の草木、どれも綺麗でした。少し座って休みながらさらさら流れる川の音を聞くだけでも楽しいです。
入り口のチケット売り場から600mくらい登ってくるとギルサンアムという庵があります。庵にしてはすこし小さいのですが、その前の渓谷と相接している仏像と塔などは大きいです。
階段の上の小さな建物たちがギルサンアムです。ここは1972年にヨンアムという和商が建てました。ここには仏の仏舎利を奉る寂滅宝宮があります。寂滅宝宮にはお釈迦様の仏舎利があります。
ソリギルは自然への破壊を抑えて作った道です。昔だったら邪魔だと言いながら切ってしまったはずの草木を人が避けてあるく時代になりました。いいですよね。仏教でいう「下心」は自分を下げて、相手を上げる心ですが、仏教の基本的な思想です。相手を不自然に上げる必要はありません。自分を下げるだけでいいのですからね。
下心って大事だと思いませんか?旅行中だからか、自分を振り返るようになります。今までなんとかして自分をあげようと思っても下げようとはしてこなかったのですが、自分を下げてこそ自分が上がるという知恵があるというのを知りました。
この道を歩きながら隠れている名所を探すのもいいです。ガヤの19名所の中でなんと、16個所がソリギルにあります。少し歩いてみるだけでこんなに見れるのです。今まで紹介したのも19名所の内です。写真のここは19名所でも一番だと言われている「ナッカダム」です。大きな断崖で完全に写真で収めることもできませんが、上の見えない部分は絶崖です。崖から落ちた落ち葉が川で円を書きながら流されていきます。
ソリギルはそのソリ(音)という名のようにいろんな音が聞こえる道です。水、風、鳥、そして人の足音。飽きない音が心を耳に入ってきます。そして音だけじゃありません。川の底は小さな砂利でできていることも多いんですが、ここはひとつの岩です。全体がひとつの岩で出来ているわけです。なんてすごいなと思うようになりますね、こういうのをみると。
ここからもうすこしで海印寺です。海印寺の前に1km前にある聖宝博物館によることにします。そこには海印寺の宝物とパルマンデジャンギョン(八万大蔵経)に纏る物語も紹介しています。今日はチケット売り場から3.3kmの比較的に短い距離でしたけど、ゆっくり歩いて1時間30分くらいでしたが、斜面は少なく、あっても短いから子どもと一緒に歩いてもいいと思います。ここで思索に耽けてみるのはどうでしょうか。
位置:キョンサンナムド ハプチョングン ガヤミョン ガヤサン 1502-9 (경상남도 합천군 가야면 가야산로 1502-9)
電話:055-930-8000
駐車料:4,000ウォン
入場料:大人3,000ウォン、青少年1,500、子供700ウォン
*クレジットカードは使えません。