Holiday Journal

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慶州 #2 - 瞻星台(チョムソンデ)、鶏林(ケリム)、月城 - (Korea Tour)
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最終更新日 : 2017/03/28

旅行地域 : South Korea
 | 閲覧数 : 361034
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瞻星台 첨성대

市内だけでなく慶州のどこでも周りを少し歩くと所々に名も知らない王陵たちがならべているし、教科書やテレビで見た遺跡地が現れます。

そして、私たちが歩く足元のどこかにも遺跡があるかもしれません。そのため、 慶州市内は土を深く掘る高層ビルの開発に制限があります。


その中でも世界文化遺産‘慶州歴史遺跡地区’で指定されている地域は大陵苑地区、月城地区、 皇龍寺地区などは建物がなく広い芝生が広がっていて公園のような感じがします。

その中でも今回は 仏国寺とともに慶州と統一新羅のランドマーク、大陵苑地区の近くにある空を観測した東洋最初の天文観測台である瞻星台(チョムソンデ)を見ることにしました。


瞻星台は大陵苑駐車場のすぐ隣にあると言ってもいいくらい近いところに位置しています。芝生からできた道に沿って 瞻星台行く途中出会って標識。

最初にはタイトルだけ見て近くに‘昆虫体験場’があるのかなと思いました。だが、内容を全部読み切るまえに横で変な気配がして振り返ったら。。



“だ。。だれだお前は。。?” 青い色をした虫形の車が遠くからのろのろ来てちょうど私たちの前で止まります。



調べてみたら、それはここのタマムシ形の観光用電気自動車の停留場。周りをゆっくり見回ることができるミニ観光バスみたいなやつです。

料金は 大人 3000ウォン/青少年 2000ウォン/子供 1000ウォンで一日8回(09時~15時まで)大陵苑駐車場から 鶏林(ケリム)と校村(キョチョン)を経て月城(ウォルソン)前の新羅王宮映像館まで往復するコースを運営中です。

しかし、私たちはまだ若いので歩いて移動し、その後も他の場所でこの変な虫と何度も出会いました。


タマムシ停留場を後ろにして3分も歩いてないのに、木の後ろにちょびっと緑の芝生に囲まれた 瞻星台(チョムソンデ)(国宝31号)が姿を現します。



統一新羅の善徳女王(632~647)時代に作られた東洋最古の天文観測台の高さは9.4mで非常に科学的に作られた遺跡であり、真ん中の正方形の門を基点に上にも下にも12個の石を積み上げて1年12月と24節気を表し、使用された石は360個あまりで1年の日数と類似するとします。



実は瞻星台の正確度と実用度が落ちるという出張もありますが、個人的には機能的な側面よりは美的な側面で硬いレンガで作った曲線の美しさよく表現した構造物という点で高い点数をあげたい文化遺産です。


その美しさは夕方に照明に当てられれば倍になるので、他の観光地を見回してから後にもう一度立ち寄ることにしました。

しかも元々瞻星台には一定の観覧料がありましたが、2014.1.1から無料観覧に変わっていつも自由に観覧できるという長点まであります。

ただし、照明をつける時間が決まっているので事前に確認して訪問してください。


Map

住所:慶尚北道 慶州市 仁旺洞 839-1(キョンサンブくド・キョンジュシ・インワンドン839-1경상북도 경주시인왕동 839-1

電話番号:054-772-5134

運営時間:09:00~22:00 (冬季 09:00~21:00)



鶏林(ケリム)계림


韓民族の中もっとも多い姓が‘金キム’と‘朴パク’。その二つの姓氏の始祖はいずれも慶州から始まったとみてもかまいません。まさに、 朴赫居世(パク・ヒョクコセ)と 金閼智(キム・アルジ)の誕生地がすべて慶州にあるためです。



朴氏の始祖の朴赫居世は慶州 鮑石亭 (ポソクチョン)近所の‘蘿井ナジョン’というところで生まれて、金氏の始祖である金閼智は瞻星台と月城の間に位置した‘鶏林’で生まれたと伝えられていて、二箇所みんな神聖化されています。

その中でも‘慶州金氏’の始祖‘金閼智’が生まれた鶏林は後に新羅王族の姓氏の本郷になったので、 慶州でますます意味があるところでもあります。



三國遺事の伝説によるとここ鶏林で鶏の鳴き声を聞いて近づいてみたら、木の枝に金櫃が光を発しながら掛かっており、王様が自らふたを開けたら櫃の中に男の子がいてたと書かれています。

この卵生説話の主人公は金櫃の‘金’を姓に、卵から生まれたため名前を‘閼智’
にしたと伝えられ、これをたたえるために鶏林の入口に朝鮮時代(純祖(1790~1834) 3年)に立てられた鶏林碑が据えています。


昔はどうだったか分からないが今の鶏林はそんなに大きな森ではなく、小さな公園くらいの大きさですが、木々が一様に微妙な形で成長していて他の公園とはまた違う感じをくれます。



鶏林の周りを歩いていたら、大きなムササビ一匹が木と木の間を熱心に動いていました。千年を超えた森なので、大陵苑で遊んでいるリスのようにここにも自然がよく生きているみたいです。


新羅初期、朴パク/ 昔ソク/金キム氏が交互に王位についたが、奈勿王の時代から慶州金氏が王位を独占することになって王位世襲において重要な意味がある王として教科書に出たのを思い出しました。

ここ 鶏林の端に金氏王朝の基盤を固めた奈勿王の王陵があります。


古木が茂った森に影がびっしりと垂れて立派な影森を作ってくれて、観光客がしばらく休める場所を提供してくれる鶏林は見事な観光地であり、由緒ある公園として千年を超える間に私たちに多くのものをくれた立派な文化遺産でした。


Map

住所: 慶尚北道 慶州市 校洞1( キョンサンブくド・キョンジュシ・キョドン1 경상북도 경주시 교동 1)



半月城(バンウォルソン)반월성


金閼智の誕生地である鶏林を通ると、瞻星台から見えた森で囲まれた丘陵が見えます。これが新羅時代の宮殿である半月城です。



地形が三日月のようにできて新月城または月城と呼ばれ、朴氏と金氏以外にも他の王族姓氏の新羅4代王 昔脫解(ソク・タルヘ)が幼年時代に獲得した地域だと伝わっています。



三日月の形で土地を森で垣を作って囲んでいますが、中には広い空地以外に何もありませんでした。

ただ、観光客や市民がござを敷いて休憩を取る空間として利用されていて、のんびりした光景を見ることができます。



月城をゆっくり歩いてみると途中に王陵ではないのに石で積まれた構造物が現れます。それが朝鮮時代に氷を保管した場所である石氷庫(ソクピンゴ)です。



単純に土を掘って石で保管所を作っただけなのに氷が解けないまま保管される冷蔵庫の役割をしたというの本当に不思議ですね。

石氷庫の上には三つの空気穴がそびえているし、朝鮮英祖(1964~1776年)に作られたと推定されます。



まだ4月ですが、ずっと歩いたので体が少し熱くなってしまいましたが石氷庫の表側に近づいたら涼しい風が吹いてくるようでクールでした。

すこし熱を冷ましてから石氷庫を抜け出して月城の向こう側の端に至り、下り坂を下りると小さな湖で魚たちが泳いでいます。



ここ月城の南側は小さな河川が流れていて自然的な防御施設になっており、東、北、西の端には人工貯水池である垓子(へジャ)を掘って置いて外敵の侵入を防いだといいます。

月城には何度も来たことがありますが、この人工貯水池は現代に作られた浄水施設だと思っていたので、昔からあった垓子という事実は知りませんでした。

案内板でもあればいいのにと思いました。


実際に旅行をしながらタクシー運転手さんに色んなことを聞いて情報を得るんですが、今回は若干の悟り(?)を得ました。

偶然に乗ったタクシーで“あの、こことあっちとどこが見物が多いですか?”という質問に
“文化遺跡というのはどんな見物があるかどうかではなく、それがそこにあるという点と私がその空間を一緒に感じたという点が重要ではないでしょうか。”

という答えに言葉を失ってしまいました。

Map

住所:慶尚北道 慶州市 仁旺洞 387-1(キョンサンブくド・キョンジュシ・インワンドン387-1경상북도 경주시인왕동 387-1)





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