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スローシティー
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「ゆっくり」の美学の中で歩く。潭陽郡昌平面 スローシティー(담양군 창평면 슬로우시티)
忙しい現代人の生活の中で逆に遅さを売りにしてる場所があります。古宅の美しさを鑑賞しながら石塀の間を歩いたら朝鮮時代に戻ったみたいな感じがする空間、 潭陽郡昌平面 スローシティー。今度の全羅道旅行は潭陽にしました。
潭陽郡昌平面 スローシティーは百日紅が美しい鳴玉軒(명옥헌)と車で15分くらいしか離れていないので一緒に観光するにぴったりなところです。午前にミョンオクホンの百日紅を見てから午後にはスローシティーいくコースがいいです。
ミョンオクホンから昌平面のスローシティーへ向かうとすぐ一柱門というのが見えてきます。そこを過ぎたらすぐ南極楼(남극루)が現れます。
南極楼は1830年代に、ザン・フンイン、ゴ・グァンイル、約30名によって建てられました。元は現在の晶平面役所の前の、旧晶平面役所の跡にありましたが1919年に今の位置に移転しました。今亭に「南極楼」という額はかけられていませんが額があった跡は残っています。正面3間、側面2間の二階で建てられた建物で、他の潭陽の亭より大きいです。
2階の欄干に座って夕日を見てると疲れた一日の日常が忘れられる感じがします。
スローシティーに訪れた時ノウゼンカズラが咲いてる道を歩いてる家族と恋人達が見えました。
ゆっくり歩きながらお話してる姿をみてるとぜんぜん違う世界にきたような感じがしました。
忙しい都会の中では感じられない安らぎ、時間が止まってるみたいでした。
多くはありませんが塀にはノウゼンカズラが咲いています。
ノウゼンカズラは士族の家ではないと植えないものだったようです。それで士族の古宅に行くとノウゼンカズラがよく見えます。
平民は植えなかったので士族のノウゼンカズラが塀を越えてきたら落ちた花びらを拾って薬に使ったようです。
石塀を覆いかぶさる蔦。緑は見る人を安らかにする色だと思います。道を歩いてるだけでも安らかな感じがします。
この道を歩いて行くとゴ・ゼソン(고재성)の古宅があります。
ゴ・ゼソンの古宅の入り口です。
ここから左に行くと「韓屋で(한옥에서)」という民泊で、右に行くとゴ・ゼソンの古宅です。
最初は道がわからなくて「韓屋で」に入ってしましました。
民泊「韓屋で」
最初はここが古宅かとおもって写真を撮っていましたが、民泊の主人さんが出てきました。
「どこから来たんですか?」
「はい、スローシティーの観光に来たんですが、ここが古宅ですよね?」
それで主人さんからここは民泊と聞かれました。
家が綺麗でちょっと写真撮れますかと聞いたらすんなりOKだしてくれました。
民泊なのに広い芝、趣もあってとてもいいでした。ここには茶道体験もできるみたいですので一泊ほどしたら体験と古宅での一夜の情趣があって良さそうでした
「韓屋で」で偶然にいいものをみせてもらってから古宅に行きました。
入り口からなんか違う感じの古宅。庭園の草と壁の蔦の匂いが芳しい感じです。
「頼もうー!」と行ったら下男が走って来そうな入り口です。
ゴ・ゼソンの古宅は門屋、寢屋、客間などが揃っている上流の伝統住宅の姿がよく保存されている所で、1915年に家の跡の上に新しく建築したのです。
大門は3間で中央の間は平大門になっています。屋根は八の模様ですがこれをマッベジブン(맞배지붕)といいます。
居間は2間くらいになります。居間と母屋は壁で区分されている韓国伝統住宅の特徴がよく出ています。
スローシティーでは古宅がよく見えますが、あんまり管理されていないようで残念でした。
民泊、実際住居してる家は古宅のまな管理されていて雰囲気あるままの姿ですが、人が住んでいないと名もある古宅でも管理がされていないのでちょっとこわいくらいでした。
古宅の管理にいくら掛かるかはよくわからないのですが伝統だからもうちょっとしっかり管理してほしいです。
牛舎に見える建物です。
古宅からまたスローシティーのサムジネ村道(삼지네마을길)。
ここは走るより歩くさせるゆったりな雰囲気があります。
ゆっくり歩いてるといろいろ考えてしまいます。
どうして忙しく生きていかないといけないのか、たまには余裕をもって羽を伸ばさないといけないのにと自分を顧みるようになります。
散歩中のおばあさん。
似たような日傘もって何処かへ行っています。
スローシティーの風景です。
スローシティーには7つぐらいの民泊に荷物をおろして歩きまわってる人々がみえます。
渓谷、海、休養林などいろんなバカンス処がありますが静かな古宅での余裕を選んだ方なのでしょう。歩くだけど余裕というわけですね。
ゆったりなスローシティーのサムジネ村
管理が届いていなくて残念です。
それなりに観光地なんですがどうして管理していないのか・・・もう少ししてくれたら地域と観光客の両方にいいと思います。
サムジネ村の入り口
家族に見える人々。散歩して帰家してるのでしょうか。
初めての潭陽郡昌平面 スローシティー。古宅、懐かしい感じの石塀道、ゆったりな感じの村ですた。すべてを忘れてゆっくりあるいていると安らかな感じになります。村も小綺麗な感じで住民達もよく挨拶してくれるほど親切な感じでした。
日常で疲れた心がちょっと休息していくにぴったりな 潭陽郡昌平面 スローシティー。歩くにいい場所。余裕と一緒に自分を顧みながらゆっくりすぎる時間へ旅立ってみましょう。
位置 : 全羅南道 潭陽郡昌平面 昌平里 82-2(전라남도 담양군 창평면 창평리 82-2)
オリジナルソース : http://blog.naver.com/webhunting