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太白(テベク) #7 - 白頭大幹峡谷列車Vトレイン(V-Train) - (Korea Tour)
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最終更新日 : 2017/02/17

旅行地域 : South Korea
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アナログ的感性が萌える旅行の技術!白頭大幹峡谷列車Vトレイン(V-Train)


私たちは国内旅行であらゆる方法で旅行をします。この中で汽車はとても速くも、それともとても遅くてもないように適切なテンポを維持しながら旅行ができるいい技術です。 特に、汽車にはアナログ的な感性が萌える特有の郷愁があるため、中間で会う小さな簡易駅も甘くて、目的地で会う静かな田舎風景も愛しいです。 今日は石炭を運んでいた汽車に乗って曲がった白頭大幹峡谷を走るVトゥレイン(V-train)に乗って鉄岩(チョルアム)から噴泉(ブンチョン)のサンタ村までの旅行に出かけます。 私も自動車を持って旅に出ましたが、今回だけは運転台を下ろしといて日常から離れるよい機会が来ました。


コレイル(Korail)で運営する観光列車は大まかに数えてみても12種類以上になるようですが、その中でV・トレイン(V-tratin)とO-トレイン(O-train)は、大韓民国の観光列車では独歩的な存在です。 旅行客が四季出盛ったりもして、平日だからって言っても、少なくとも何日前に予約しなければ切符が得られないからです。 週末の場合は乗車券の前売りが始まるとすぐに残りの座席が0になるのはあっという間であるくらいです。



V・トレイン(Vは、峡谷を意味するValleyの略)は白頭大幹の峡谷の列車と呼ばれます。 江原道太白の鉄岩駅から慶尚北道奉化の汾川駅まで1日に二回往復運行する列車ですが、 車では行けない白頭大幹の絶壁の上に置かれた鉄道に沿って危険な自然が楽しめる独特な旅です。




太白(テベク)の鉄岩駅の周辺は今も石炭を掘る鉱山がいくつかあるのですが、それで石炭を乗せて運ぶ汽車が今でもしばしば通っていました。 上の白い煙がプシューと出る所は石炭を運ぶところの選炭場です。 休む間もなく石炭を運んでいたその昔の好況は全部とこへ行ったのか、いまや観光客だけが訪れる静かな都市になりましたね。




汽車はKTXやセマウル号のような客車ではなく、このように観光のために広く飾られています。 一方は前進に座り、もう一方は窓に向かって座って行けるのですが、 椅子を後ろに反らすことができるため見合わせながら旅行することもできます。




アナログ的感性が萌えると私が申し上げた理由は、汽車が持っている感性もそうですが、この列車の中にはエアコンもヒーターもないからです。 ここはエアコンの代わりに扇風機が、ヒーターの代わりに木炭を燃やすストーブがありますが、その昔に運行していたハト号が想像できるようにします。 ストーブで売店で売るチョンドゥキ(昔のお菓子の一つ)を焼いて食べられます。




列車の片方にはこのように売店があるのですが、昔の汽車で好んで食べた食べ物を売っています。 チョンドゥキ(昔の不良食品)やイカなどを買って上の写真のストーブで焼いて食べるとおいしいです。




目立つ他のアナログ的感性は、一般列車とは違って、窓を開くことができて走る峡谷で澄んだ空気が吸えるということです。

そして客車の中にはトイレがないですが、 走る中間に承富(スンブ)駅と養源(ヤンウォン)駅、この二つの簡易駅で停車を5分~10分程度するのでそこで解決すればいいです。




私は汽車の後ろの方の風景が一番好きで列車の一番後ろの席を予約しましたが、私の目の前にこのような風景が広がりますね。 素敵ですね。 ちなみに鉄岩から噴泉方向の3号車30A、30Bが写真でご覧になる場所です。 しかし、必ずこの席ではなくても見れるので、どこになっても構わないようですね。




汽車旅行でのこういう景色は必ず見ないとですね。 汽車旅行のロマン、窓の外の風景が本当に素敵です。




石炭やセメント、木材を運んでいた汽車に乗ってさわやかな空気を飲みながら渓谷を走る楽しさが満喫できます。




窓を開けて風景を鑑賞することができるというのがどんなに幸せかわかりません。 本当に爽やかで、胸がすっきりとなるような感じです。 白頭大幹の人の手が届かない奥地を走る気分がこんなものですね。 ヨーロッパのどこかの田舍の村を走る気分です。




深い渓谷を走っていくので汽車はトンネルをよく通ることになりますが、




真っ暗なトンネルを通ると、天井に付いている夜光シールらが明るく輝くて本当にきれいです。




汽車が25分ほどかかって着いたところは簡易駅の承富駅ですが、 ここで5分ほど停車しました。




承富駅では500ウォンでおでんが食べれるし、マッコリ一杯と豚の皮のおつまみを1千ウォンで食べれることができます。 値段が安くてそうなのか人々にとても人気がありました。 私もおでん二つをあっという間にぺろりと食べました。




簡易駅で買ってきたおやつや予め持ってきたおやつは窓の外を見ながらこうして見事に食べられます。 空がよく見えるように屋根も丸い形で少し開いていて、もっと涼しい感じがしました。




列車は承富駅から10分余りもっと走って…




養源駅に着いたら10分間停するというアナウンスが流れ、汽車は止まります。




養源駅には一部屋ほどの大きさに見える小さな建物がありますが、外部に出られる交通手段が汽車しかない寃谷町に汽車を停車させるため、住民たちが直接作った建物です。 これは他の地域と連結された道路がない奥地村であるからですが、 この建物は、大韓民国で最も小さな駅であり、初の民間資本駅舎であるといえます。




韓国で最も小さな駅舎の隣には簡易トイレも一つあります。 今は扉も付いていないここを利用する人はいないでしょうが、1980年代にはこのトイレを村の人みんなが利用したそうです。




駅舎を建てたので、次は汽車が止まってほしいという住民たちの要求は堂々と受け入れられ、今はムグンファ号とVトレイン、O-トレインが停車する簡易駅になりました。 おかげで、村の住民たちは、ここで餅とマッコリ、そして豚の皮を1千ウォンに売って生計に大きな足しになっているそうです。




私が行った日はSBSのモーニングワイド(韓国の番組)という番組から取材を出ていました。 窓の外を見ている私の姿を何回撮って行きましたが、放送の日にちを聞いていなかったのです。 あらら…




終着駅である汾川駅に到着する前、いきなり放送でイベントを行うといって、サンタクロースとルドルフの形のステッカーを探して持って来てくださいといいます。 私たちが両院駅で降りた間、乗務員たちが密かにあちこちに貼り付けておいたみたいで、サンタの形のステッカーを持って行ったらホットパックを一つプレゼントでくれますね。 おかげで暖かく過ごしました!




慶尚北道の最北端の奉化郡、奉化でも最北端にあるここには午後1時10分に到着しました。 12時10分に鉄岩駅で出発しましたからちょうど一時間かかりましたね。 汾川駅はきっと大韓民国の簡易駅なのに、形はスイスの汽車駅のように見えます。 韓国―スイス修交50周年記念で、スイスから持ってきた木と時計でチェルマート駅を再現したそうです。




ここでまた鉄岩駅に戻るためには約一時間ほど後に来る列車に乗って行くのが一番早くて安価なんですが、その間ここを見物すると、時間がぴったりですね。 汾川駅にはサンタ村と名付けられた小さくてきれいな町がひとつありますが、駅舎と村に対する詳しい話は次の時間にするようにします。



+出発地の鉄岩駅の住所:江原道 太白市 東太白路 389

+電話前売り:1544-7788

+インターネット前売り: click
+Vトレイン料金(鉄岩↔噴泉片道):大人8,400ウォン、子供6,000ウォン(所要時間1時間10分)

+ムグンファ号料金(鉄岩↔噴泉片道):大人2,600ウォン、子供1,300ウォン(所要時間36分)

+鉄岩駅出発時間:12:10、15:50、(金/土曜日は19:45夜の列車追加)

+汾川駅出発時間:10:20、14:00、(金/土曜日は18:00夜の列車追加)




Map


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