チュアン #4 - 寧越(ヨンウォル)荘陵(ジャンヌン) 영월 장릉

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最終更新日 : 2017/02/18

旅行地域 : South Korea

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チュアン(추암) 燭台岩(チョッデバウィ)
太白鉄岩村(テベクチョランマウル)
太白(テベク)石炭博物館(ソクタンパンムルガン)
寧越(ヨンウォル)荘陵(ジャンヌン)
堤川(チェチョン)マスの国
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寧越（ヨンウォル: 영월 ）荘陵（ジャンヌン： 장릉 ）

最近、公州（コンジュ： 공주 ）の麻谷寺（マゴクサ：마곡사）を訪ねて世祖（セジョ：세조）が自らそこに入り霊山殿（ヨンサンジョン： 영산전 ）の扁額を書いたという話を読み、ふと王座を退き孤独に生き、若き年齢（17歳）でこの世を去った端宗（ダンジョン：단종）の墓にぜひ行ってみたいという思いになりました。

百科事典を探してみると次のような情報を得られます。

朝鮮時代第6代王端宗（1441～1457、在位　1452～1455）の墓。1970年5月26日史蹟第196号に指定された。世祖に王位を奪われ魯山君（ノサングン： 노산군 ）の位に下がり寧越で命を奪われ東江（ドンガン：동강）に捨てられた端宗の亡き骸は寧越の戸長（ホジャン： 호장(）、巌興道（オム･フンド： 엄흥도 ）によって密かに収拾され冬乙旨山のすそに埋葬された。

長い間、墓の位置さえわからなかったが1541年（中宗（ジュンジョン： 중종 ）36年）当時、寧越郡主朴忠元（パク･チュンウォン：박충원）が墓を探し出し墓地を整備し1580年（宣祖（ソンジョ： 선조 ）13年）に床石（サンソク： 상석 ）、墓標（ピョソク： 표석）、石灯籠（ジャンミョンドゥン： 장명등 ）、望柱石（マンジュソク： 망주석 ）などを立てた。1681年（粛宗（スッジョン）7年）端宗は魯山大君（ノサンデグン： 노산대군 ）として追尊され、1698年（粛宗24年）11月、端宗として追復され、陵号（ヌンホ：능호）は荘陵（ジャンヌン： 장릉 ）と定められた。

荘陵には屏風石（ビョンプンソク：병풍석）や欄干石（ナンガンソク：난간석）を立てておらず、床石もまた簡単なものである。封墳（ボンブン： 봉분 ）の前に床石（サンソク：상석）があり、床石の左右に望柱石が一組立っていてその下段に四角形の石灯籠と文人石（ムニンソク： 문인석 ）･石馬（ソンマ： 석마 ）がそれぞれ1組ずつあるが武人石（ムインソク：무인석）はない。

墓が造られた坂の下の方には端宗のために殉死した忠臣をはじめとする264人の位牌を守る配食檀祀（ベシクダンサ； 배식단사 ）、端宗の亡き骸を収拾した巌興道の旌閭碑（ジョンリョビ： 정려비）、墓を探し出した朴忠元（パク･チュンウォン：朴忠元）の行績を刻んだ駱村紀積碑（ナクチョンキジョッビ： 낙촌기적비 ）、丁字閣（ジョンジャガク： 정자각 ）、紅箭門（ホンサルムン： 홍살문 ）、齋室（ジェシル： 재실 ）、東屋（拜鵑亭（ベギョンジョン： 배견정 ）)などがある。王陵に祠堂（サダン： 사당 ）、旌閭碑、紀積碑、東屋などがあるのは荘陵だけなのだが、これはすべて、王位を奪われ死を迎えた端宗と関係した内容である。知識百科

王陵なのに山の頂にありますね。王の墓を守っている護衛の武士や門神（ムンシン：문신）もなにもありません。屏風も欄干石もなければ石物も簡素です。文人石はありますが武人石がありません。端宗は亡くなったあともとてもさびしかったと思います。

Map

位置 : 江原道寧越郡寧越邑端宗路（カンウォンドヨンウォルグンヨンウォルウプダンジョンロ： 강원도 영월군 영월읍 단종로 ）190 荘陵

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チュアン(추암) 燭台岩(チョッデバウィ)
太白鉄岩村(テベクチョランマウル)
太白(テベク)石炭博物館(ソクタンパンムルガン)
寧越(ヨンウォル)荘陵(ジャンヌン)
堤川(チェチョン)マスの国
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堤川（チェチョン： 제천 ）マスの国

寧越（ヨンウォル：영월）からソウルまでの交通手段が2通りありますが、中央高速道路を利用する場合と、堤川（チェチョン： 제천 ）を通り中部内陸高速道路を利用する場合があります。太白（テベク：태백）に住んでいる知人によれば中央高速道路は原州（ウォンジュ：원주）からの区間が頻繁に渋滞するので堤川に行って中部内陸を利用するようにとのことでした。堤川をそのまま通り過ぎるのはもったいないので、ここで最高においしくいただけるマスのさしみのお店に入りました。

マスのさしみ1キロで22,000ウォンですが、成人男性の基準では1キロほど頼んでメウンタン（魚の辛味スープ、매운탕）を食べればけっこうお腹がいっぱいになります。しかし、私はさしみ1.5人分（33,000ウォン）とメウンタン2人分（6,000ウォン）を注文しました。一行（成人男性）と一緒にさしみ2きれ残すぐらいであとは全部おいしくいただきました。寝ずにあちこち歩き回り疲れているところでさしみを食べたので、気分は最高で清涼感まで感じるほどでした。