Holiday Journal

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牙山(アサン), 平澤(ピョンテク) #7 - 冬に出会った美しい花の天地、牙山(アサン)「世界の花植物園」 - (Korea Tour)
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最終更新日 : 2017/02/18

旅行地域 : South Korea
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  • 牙山(アサン)顕忠祠(ヒョンチュンサ)
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  • 地中海村
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  • メンヤマツリ
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  • 外巖民俗村(ウェアムミンソクマウル)
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  • スパ
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  • キャラバン
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  • 世界の花植物園
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  • 青瓦(チョンワ)三代
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  • 尹潽善(ユン・ボソン)大統領生家
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  • 平澤(ピョンテク)国際中央市場
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  • Finish



植物園だからそれなりだろうと思ってはいけません。たいそうな花植物園に出会いました。寒い冬には大部分の観光地は寒々とした景色が一般的ですが、冷たい冬の風を避けて暖かい室内で美しい花を余裕で見物できる牙山世界の花植物園(세계꽃식물원)があります。ここはパラダイススパドゴの近くですので、温泉に行ってから寄るにはちょうどいいです。たいした期待もせずにぶらぶら行ったんですが、すっかり目がハートマークになってしまいました。どんな所なのか行ってみましょう~



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世界の花植物園に到着した時は、もの静かでだだっ広い田畑の中に仮建物があるだけだったので第一印象は良くありませんでした。チケット売り場の前で、すでに行って来た観光客が、中は暖かくてとてもいいと言っていたので、ためらうことなく入りました。




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ここは大きく分けて LIAFガーデンセンターと植物園があります。入り口は LIAFガーデンセンターです。最初の心配とは裏腹に中はきれいな造りでした。LIAFガーデンセンターにはカフェ、飲食店、体験室、花売り場、休憩室などがありました。




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大都市の洗練されたコーヒー専門店に劣らず、本当にステキなインテリアで、壁にペチカまであって風情をかもし出しており、花を見るだけでなくティータイムや食事をしながら雰囲気に浸るのにも良さそうです。




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LIAF ガーデンセンターを通って外に出て、またしばらく歩いて植物園に行くんですが、やつれてはいましたが背の高いメタセコイアの通りが美しかったので、しばし道草をしてわざわざあの中まで入って行きました。




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植物園で真先に出会う入り口の風景はこれです。外は冷たい風が吹いて雪が足首まで積もっている寒い冬ですが、中は暖かい春のようですね。思ったより植物園の規模が大きいので、じっくり見て回ったほうがいいですね。大きいからと荒てないように、順番に見物できる観覧コースがしっかり表示されていますから、矢印に従ってゆっくり行けばいいです。




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ふわふわした赤い毛がきれいなこの花の名前はキャットテイル(여우꼬리풀、キツネのシッポ草の意)です。実際に指一つ分くらいの大きさですが、触感がふさふさなのがまるで動物の毛のような感じですね。それに赤い色がとてもきれいで、妻が家でも鶏肉を食べさせながら育てたいと言っています。(笑い)




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入り口からそう遠くない所に花の咲いた庭園があります。ここにびっしり咲いている華やかな花があります。「ピンクの愛」という花言葉のピンクのユリも華やかに咲いています。キャ~冬に見られるなんて、美しさひとしおです。




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黄色いユリの花の後ろの赤い花はハイビスカスという花です。妻が好きなハーブティーですが、お湯を注ぐと濃い赤の酸味を帯びた味とさわやかな香りが気に入っています。ローズマリーやカモミールのようにほのかな香りと味を持つ他のハーブティーとは違って、強烈な魅力があります。妻に愛されるために一かご買って帰りたかったんですが、売ってないんですよね。(笑)



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植物園の中が暖かかったせいか猫も居眠りしていますね。ぐっすり眠っているのか近付いて写真を撮っても構わず寝ていました。かわいいですね。




花の庭園には春に咲く花がもう咲いていて、まるで春が来たような錯覚に陥ります。何歩か歩いて外に出たら白い雪が積もっている冬なのに。




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植物園の中には鯉のいる池もあります。池の上には色とりどりのきれいな花がたくさん咲いています。でも、よく見ると生花ではなくペットボトルをリサイクルして作ったプラスチックの花だったんですよ。365日24時間散らない花で、実際に近付いてにおいをかいでみると、いろいろな香りもしていました。この植物園で作ったもので、清渓川(チョンゲチョン:청계천)のアップサイクルフェスティバルに展示された作品でした。




NIKON D750 | f/9.0 | iso 560 | 2016:01:21 11:21:31 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 35mm


池を過ぎてエコ庭園を通ればベゴニアのトンネルがジャーン!! 普通によく見る花ですが植木鉢一つ二つがあるのとは違って、数十個を花のトンネルにしてあるので豪華できれいですね。ここを通る女性はわーっという声をあげて無制限セルカでしばらく時間を過ごす所です。彼女を連れてここへ来たらイライラせずに写真を数百枚でも撮ってあげてください 。写真がきれいに撮れます。




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このベゴニアの陰で感動が薄かったんですが、すぐ横にも一面ピンクに染まったブーゲンビリアのトンネルもあります。色が強烈でいいでしょう?




NIKON D750 | f/4.0 | iso 100 | 2016:01:21 11:31:21 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 24mm



実は世界の花植物園の入り口で、どこからか鳥の音がうるさく聞こえていたんですが、観覧方向に従って行ってみるとセモイ庭園(새모이정원、鳥に触れられる)がありました。鳥篭の中にも入ることができます。写真の中の自動販売機で鳥のエサを買って直接あげることができます。餌代は千ウォンです。





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誰が「セデガリ(まぬけの意)」という表現をしたんでしょうか? 私が入って行った瞬間、エサがもらえるとわかって、自動販売機からエサを取り出す前に私の所にとまりました。利口ですね。おまけに金魚もエサをもらえると思って集まって来ています!




NIKON D750 | f/4.0 | iso 100 | 2016:01:21 11:29:49 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 24mm


そして手のひらにエサを乗せていると数十匹が手のひらにとまってついばんでいきます。ちくちくくすぐったい感じがビミョーに面白くて気持ちいいです。新鮮な体験ですね。




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私が一番かわいかったオウムはこの子です。人形みたいでしょう? 小さくて丸々していて本当にかわいかったんです。色も本当にきれいで家に連れて行って大事に育てたいくらいでした。植物園だから暖かい室内で思う存分花でも見ようと入ったのに、思ってもみなかったオウムに出会えてめずらしい経験をして来ました。ここに寄るようでしたら必ずエサをあげてみてください。心からイチオシです。




NIKON D750 | f/2.8 | iso 100 | 2016:01:21 11:38:06 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 66mm


セモイ庭園の横には迷路庭園があります。オウムと楽しく遊んで興奮が冷めず、迷路庭園で出口を探して心の平静を取り戻しました。規模は小さいですが、ほのかな香りの漂う大きなゴールドクレストの迷路なので心が落ち着き元気になる感じです。




NIKON D750 | f/11.0 | iso 180 | 2016:01:21 11:39:40 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 35mm


ここは砂漠庭園ですが実際に見るとサボテンが天井に届くほどものすごく大きくて、びっしり生えて育っています。サボテンがあんなに大きいなんて、どのくらい育てたんでしょうか?




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この植物園には花だけではなく様々な木の実の実った果実庭園もあります。木の枝が折れそうなくらい鈴なりに実がついていたり、どれも実が大きくて食べごろに見えます。しかし全部農薬を撒布してあるので食べないようにと警告文が貼られています。密かに取って食べないでくださいね。やっぱりきれいな果物を作るためには農薬が欠かせないようですね。




地面に向かって咲いているラッパ形のこの花は天使のラッパ「エンジェルトランペット」です。近くで見ると小さなラッパのように見えましたが、不思議にも地面に向かって咲いているので、花を見るには座るか横にならなければなりません。妻は花の中を見たいとかがんで歩いて見ておりました。




NIKON D750 | f/8.0 | iso 100 | 2016:01:21 11:53:02 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 24mm


矢印どおりに進んだら、また LIAF ガーデンセンターに入るようになっています。出口に出る手前で花と植木鉢を直接買える売店がありました。




直接持って行けるように小さな植木鉢になって売っています。値段も 2~3千ウォンくらいでお手頃ですね。でも冬にあの花を買って来たら家でちゃんと育ってくれるかな?




NIKON D750 | f/3.5 | iso 100 | 2016:01:21 12:00:13 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 42mm


出口の前で出会ったこの植物園の子犬です。前日雪がたくさん降ったおかげで、一日中雪原で飛び回って遊んだせいで毛並みが台無しですね。それでも純粋で人によくなつくのでとてもかわいかったです。おかげでずいぶん長いこと撫でてあげていました。一応私はかわいかったのでなでていたんですが、写真を見たらあの子は私を見て舌なめずりしていますね。子犬の飼い主はあの子の得意技は「蛙一匹瞬間かみ殺し」だと言っていました。(笑)




NIKON D750 | f/4.0 | iso 100 | 2016:01:21 12:04:07 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 70mm


植物園の入場料には植物引替券がついていて、出てくる所で見せると小さな多肉植物の鉢植えがもらえます。美しい花も見て、鳥と楽しく遊んで、小さな植木鉢までもらったので、高い入場料が惜しくなくなりました。牙山でからだを浄化する元気な温泉に入り、世界の花植物園で花に心を浄化されるコース、お勧めです。



+ 住所 : 忠清南道牙山市道高面鳳農里(チュンチョンナンドアサンシドゴミョンボンノンリ:충청남도 아산시 도고면 봉농리) 576
+ 電話 : 041-544-0746
+ 入場料 : 大人 8千ウォン、子ども 6千ウォン (多肉植木 1人一鉢プレゼント)
+ 観覧時間 : 10時 ~ 17時まで (夏期 3月~10月までは 18時まで)




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