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Start
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月精寺(ウォルチョンサ)
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羊牧場(ヤンテモクチャン)
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Finish
ヤンテモクチャン 양떼목장
よく間違えることですが、デグァンリョンには牧場が2所あります。これがヤンテモクジャンとサムヤンモクジャンです。違いはヤンテモクジャンは入場料が4,000ウォン、サムヤンは8,000ウォンということ。そしてヤンテモクジャンには羊があり、サムヤンには草を食べている牛の群れと風力発電機があります。
牛よりは羊、8,000ウォンよりは4,000ウォンが魅力的でヤンテモクジャンで決めました。チケットの代わりに干し草を売っています。お金を払うと羊の餌の干し草がもらえます。
牧場の人から「干し草は掌にのせてください」と言われましたが、なるほどと思いました。指であげたら羊の口に吸われる感じがしました。干し草をみた羊達はまってましたというばかりに干し草を食べ始めます。
頂上に登る前にブランコに乗る子供と仲が良さそうな家族を撮ってみました。子供にはぴったりな所だと思いました。実際羊を見て餌をやったり、親と一緒にブランコにのりながら遊んだりできるから。
牧場で一番高い所でも10分で登れます。でもこの日は霧が深くてミステリアスな雰囲気でしたが遠くの羊が見えないのが残念でした。
羊達が遊んでるところに行ってみましょうか?
羊達は場所を変えながら放牧するだそうです。静かに羊が草を食べてるのがまるでアルプスみたいじゃないでしょうか?ここでバッハの「羊は安らかに草を食み」を聞けたら・・・と思います。次があったらやってみたいことです。
子供達が同じぐらいに幼い羊に抜いてきた草をあげていました。穏やかな羊は子供と相性がいいと思いました。
ペンションでのバーベキュー
二人で旅行なら食材を持ってくるのはコスパがよくないとおもったからペンションでのサービスを利用することにしました。デグァンリョン牛のヒレ肉二人分と食事を110,000ウォンに予約しました。
ヒレ肉以外にもフランクソーセージと玉ねぎ、キノコといろんなおかずが出てきました。ご飯と味噌汁はちょっとあとで出てくるみたいです。良い肉を良いところでやくともっと美味しいです。グリルで使う炭も高級の堅炭でお肉が美味しく焼けました。
マーブリングが雪のよう霜のようないいヒレ肉です。
サービスに抜かりはありません。ソーセージでも安物じゃなく本物のソーセージでした。臭くなくて美味しいものでした。
いいヒレ肉に似合うワインとしてはそうそう目にすることがないフランスの「マゴ」のものにしました。今まで飲んだフランスワインで一番やわらかいものでした。グラスは持ってきたものです。
前はCARY真空管アンプとHarbethのスピーカーだったと覚えていますが、今はヴィンテージオーディオに変わっているカフェのオーディオシステムです。ARのチュナー一体型アンプと同じブランドのスピーカーは前の現代的な音とは違う感じがします。キム・グァンソクの歌を聞く時、楽器がすくないボーカル曲を聞く一番いい音を出すんだと思います。とても柔らかく温かいながら淡白な音がして感嘆することになります。マリア・カラスみたいなオペラでもいい音がしましたので人の声ならカバーできるシステムだと思います。
店主のサルバトーレさんがコーヒーミルで挽いて淹れてくれた「Tarrazu」コーヒーはクラシックとよく似合うものです。
マリア・カラスのファンらしく壁の一面がマリア・カラスでいっぱいです。彼女の哀愁いっぱいのオペラのアリアは中毒性があります。
別の壁に吊っている写真をみてみるとやっぱり地元の写真は違うなと思ってきます。デグァンリョンのサムヤンモクジャンの青い空は晴れて眩しくて白い雲が絵のように浮いています。牛は穏やかにして草を食べています。ここに一年に一度二度きてこんな写真が撮れなかったと失望することはないってことです。
本棚にはいい本が揃っていましたので休暇中に本が読みたいと思う方にはいいと思いました。軽く見てみましたが「韓国の野花」「法頂の無所有」チャンソクジュ詩人の詩集など趣味にあう本が結構ありました。
ファンギェ3リ トラッキングコース 횡계3리 트래킹코스
店主のサルバトーレさんが教えてくれた地元の人しかしらないトラッキングコースに来ました。ヤンテモクジャンは午前9時からですが、ここは入場料もなし、いつでも利用できるので早朝の散歩ができるということ、なにより誰もいなくて静かな散歩ができるというのがメリットです。コースは全長4KMぐらいですからゆっくりして1時間半は歩けます。
車でキョンギドからガンウォンドに来てみるとガンウォンドの樹木の高さに驚かされます。ここも曲がらなく縦に育った木が気持ちいいですん。
調べてみたらツモツケソウの仲間みたいでした。淡いピンクの色が可愛くて嬉しいです。
赤い野苺が森に入ったものを誘惑しています。
今までこんなに咲き誇っているキンケイギクは始めてです。茎がまるで誰かに押されているようになっていて、それでか祝福しようとしているような感じのキンケイギク。印象的でした。
散歩中に明るくて白い樹の幹が現れます。まるでカラーの世界でモノトーンのなにかに遭遇したみたいな感じです。強いコントラストの白さ。シラカバです。韓国語ではザザクナムといいますが、これはこの木が燃える時、ザザクザザクと音を出しながら燃えるということから由来します。
幹の模様が波に見えます。
そして白い浜に黒い岩のような斑があります。苦悩ない人生ないように、白い幹に斑がいいアクセントになっています。
案内によるとスプルースみたいです。考えてみれば案内なしでわかる樹木が松とケヤキしかないですね。
早朝(6時30分)の森での散歩を終えて、朝食のためにカフェに来ました。朝食ありで予約したので悩むこともないのでした。休暇にきて朝ごはんのために忙しくするのもあれだし、朝に営業してる食堂を探すのも面倒でしたので。エッグフライ、焼いた食パン、スープ、オレンジジュース、〆は新鮮なドリップコーヒーでしたから、かなり満足した朝食でした。
ソウルに戻る前にヤンテモクジャンの近くにあるシラカバの森を訪ねました。朝の散歩中に考えたいろんな事が蘇りました。白い幹が人生なら曲がりと斑は人生の苦悩と苦痛でしょうか。
次の旅行ではシラカバが多いところでしばらく樹木と一緒にいたいと思いましt。シラカバから元気を得てソウルに踵を返します。
グッバイデグァンリョン。韓国で感じるアルプスみたいな趣。クーラーなどいらない標高800メートルの綺麗な地域デグァンリョンでの1泊2日でした。
ファンギェ3リ トラッキングコース : ガンウォンド ピョンチャングン デグァンリョンミョン ファンギェリ 21-5 (강원도 평창군 대관령면 횡계리 21-5)