Holiday Journal

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済州 #2-如美地(ヨミジ)、天帝淵(チョンジェヨン)瀑布 - (Korea Tour)
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Last Modified : 2017/03/30

Travel regions : South Korea
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如美地(ヨミジ)植物園


済州島には優れた景色だけではなく、数百の博物館と公演場が設けられています。
一度済州島の海の香りを感じたのであれば、後はその中でも如美地(ヨミジ)植物園を訪ねてみるのもお勧めしたい旅行コースです。


「綺麗な土地」という意味を持った中文観光団地内の観光植物園である如美地(ヨミジ)は済州島を訪れる人なら誰もが一度は訪ねる名所。
それに、変化の激しい済州島の天気にも然程影響されることもなく、いつでも観覧できるという点は大きなメリットです。


今日も天気が曇っていて未練がましく駐車場の入口に入りましたが、両側に広がるヤシの木が南国の情趣を感じさせ、何となく違う国へ来ているような気がして好奇心が沸いてきます。


東洋一番の植物園である如美地(ヨミジ)は112,397㎡の敷地の中に外部庭園が約1,700種、室内庭園が約2,000種に達する様々な植物を展示し、チケット売場を通ると直ぐにここの象徴である大きくて独特な形の温室植物園と展望塔が目の前に現れます。
ちょうど海の方から吹いてくる風のせいなのか、少し肌寒く感じられてきて取り敢えず私たちは室内庭園へ向かいました。


温室植物園へ入ると予想していたこととは違う空間が現れました。先ずは、外とは違って暖かくて気持ちが楽になる風景。
展望台を中心にして広い広場があり、円形の中で花の庭園、水の庭園、サボテンの庭園、熱帯庭園、熱帯果樹園などが色んな主題によって分けられています。


先ず、入口の前にある「神秘の庭園」の両側には済州島の火山岩盤石に色んな植物たちを自由な形で植え付けて済州コッザワルの神秘な雰囲気を演出しています。
実際に済州コッザワルは世界で唯一に南方系植物と北方系植物が共存する天然原始林で、済州島の中で4ヶ所程度に別れられているそうです。
神秘の庭園の前で演出されたのを見ただけで実際のコッザワルを是非行ってみたいという欲求が沸いてきます。次回の済州旅行の時には最初の訪問地としてコッザワルを予約!


神秘の庭園を通って展望台の左隅にある「花の庭園」へ足を運びました。
花の庭園は熱帯及び亜熱帯地方で伸びる様々な種類の草花類と花木類、蔓植物などで造成された庭園で、色とりどりの花たちがいっぱい広がっています。
勿論花だけではなく、済州で有名なワラビのような植物たちも所々で伸びています。


曇った天気なのに白く咲いている名前の知らない花たちのお陰で明るい光が温室中を照らしているように思えるのは気のせいでしょうか?
特に済州島の黒色玄武岩の上に青く伸びてきた蔓たちとその上に明るく咲いている花たちが夫々互いに向かって明かりを照らしているように見えます。


華やかな花の庭園を通って「水の庭園」に入ると色んな水生植物と大小の池、湿地などが混じり合って神秘な気持ちと清涼感を感じさせます。
一般的に水生植物があるところには悪臭がすることもありますが、綺麗に管理されていて爽快な気持ちになります。


所々に熱帯及び温帯の色んな種類の睡蓮が浮いていて、周辺の五つの池と湿地にはパピルスと中南米原産の ネオマリカ、ミズヒナゲシ、ガガブタなどの好奇心を呼び起こす水生植物たちが見れます。


NX300 | f/3.5 | iso 100 | 2014:05:11 22:02:32 | Flash did not fire. | 18mm


また、植物たちが生きている所々にワニと恐竜のようなキャラクターたちが隠れていて子供たちも飽きることなく楽しく観覧できるように造られています。
水の庭園だけでなく、全ての個別庭園には外側の屋外庭園へ出ることができるように出口が設けられていて移動が便利なのが長所といえます。



乾燥な気候と痩せている環境に適応するために独特の葉と蔓の構造を持ったサボテン類と多肉植物たちを展示している「サボテン庭園」。



サボテン庭園の入口には小説「星の王子様」に出てくるバオバプが、出口の蟻洞窟にはアロエ類が展示されています。


真ん中当たりにある葉の広いサボテン類には訪ねた人たちの名前がいっぱい刻まれていて、少し残念な気がしました。



「熱帯庭園」は熱帯雨林地域の生態系を再現して置いた庭園で、ジャングルの森の雰囲気が感じられるように各種のヤシの木類とゴムの木のような広くて大きな葉を持った植物たちでいっぱいになっていました。
その中でも木にくっ付いて生きる植物であるビカクシダ がその大きな体を空中に浮かばしたまま伸びているのは非常に印象的でした。


やっぱり食べ物が一番。スパーでバナナやレモン、パパイアなどのような果物を見てはいますが、どんな木で育つのかを見る機会はありませんでしたね。
「熱帯果樹園」の中に入ると割りと馴染みのある熱帯フルーツが育つ過程を直接見ることができるようになっていて、さらに、その植物の前には小さいカラスの管の中に本物の果実を入れて置いて理解し易くしてあります。


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映画に登場する外界人の触手のような形をしたバナナの木の実を始め、熱帯果物の木々は思ったよりも大分違う形をしていました。
その他にも、コーヒー、パパイア、パンノキ、グアバなどのような様々な植物たちが育っていて、老若男女を問わず良い経験になると思います。


室内庭園を全部見回ってから温室の中からエレベーターに乗って38mの高さの展望台に昇ると、
如美地(ヨミジ)の綺麗な風景が一目で見れて、顔を上げて遠くを眺めると済州中文の爽やかな海の風景が広がります。

ところで、天気が曇っています。晴れた日には漢拏山(ハンラサン)と周辺の海岸線一帯が眺望できるのは勿論快晴の日には国土最南端の馬羅島(マラド) までが鮮明に見えるそうです。



展望台から下りてきて入口の方へ出ると屋外庭園を循環する60人乗りの観光遊覧列車(1.2km)が待機しています。
特に冬場や今日のように風が強い日に乗るのにちょうど良いと思います。時間は大体15分程度が所要され、搭乗料は1,000ウォンです。


屋外庭園には韓国庭園を始め日本庭園とフランス庭園、イタリア庭園が作られていて東・西洋の庭園を気楽に鑑賞することができ、沈床園とソチョル園では色とりどりの花たちと年中青いヤシの木々が熱帯の雰囲気を醸し出していました。
それから、私たちの観覧車が再び展望台の前の方に戻ってきた時には横の方へ高く伸びていたヤシの木が済州島の風で思い切り曲がっていて、綺麗に作られた前庭の噴水の水柱はさやさやと舞っていました。
一生に一度見れるかどうか分からない様々な植物たちと美しく作られた造形などを一度で見ることができる如美地(ヨミジ)植物園。

済州島にいらっしゃるなら是非行ってみてください。

Map

住所:済州特別自治道西帰浦市穡達洞2920 (제주특별자치도 서귀포시 색달동 2920)
電話番号:064-735-1100
営業時間:08:30~18:30
ホームページ:http://www.yeomiji.or.kr/


天帝淵(チョンジェヨン)瀑布と七天女橋 천지연폭포, 칠선녀다리


如美地(ヨミジ)植物園の横の方の小さい入口から入るとまた違う観光地である天帝淵(チョンジェヨン)瀑布があります。


済州も慣れていない方は天地淵(チョンジヨン)瀑布と天帝淵(チョンジェヨン)瀑布との名前が紛らわしいかも知りませんが、夫々が違う瀑布です。
天地淵(チョンジヨン)瀑布は西帰浦にあって、天帝淵(チョンジェヨン) 瀑布はここ中文観光団地の内にある3段の瀑布のことで、この二つの瀑布共済州で一度は寄ってみるべき価値のある有名な瀑布であるのは間違いありません。



天帝淵(チョンジェヨン)瀑布は3段の構造になっていて、1段目の瀑布は上流の水が流れてくる時だけ瀑布ができて、普通は瀑布を見ることができません。
(観覧案内板に書かれているこの案内文が今回の観覧に大きな悲劇を呼ぶとは思いませんでした。)


入口を通って直ぐに右側の道へ入ると遠くから広場と共に一名「七天女橋」と呼ばれる仙臨橋(ソンイムギョ)の入口が見えます。


仙臨橋(ソンイムギョ)の方へ歩いて行く途中の木々の間には隠れているように見えるヨンザメットルがあります。ヨンザメットルはハルバンと同じく済州のあっちこっちで見ることができる遺物(?)です。
その昔、真ん中の穴に木を差し込んで家畜や人が直接あの石を転がして穀物を搗いていた道具でしたが、今は庭園の一隅に置かれた観覧物になっています。


仙臨橋(ソンイムギョ)の入口の手前の階段の上には天帝楼(チョンゼル)という楼閣が立ってありますが、先ほど如美地(ヨミジ)を歩きながら見て置いた仙臨橋(ソンイムギョ)が気になったので取り合えずここはバス。橋の方へもう少し歩いて行きます。


仙臨橋(ソンイムギョ)の入口の手前の階段の上には天帝楼(チョンゼル)という楼閣が立ってありますが、先ほど如美地(ヨミジ)を歩きながら見て置いた仙臨橋(ソンイムギョ)が気になったので取り合えずここはバス。橋の方へもう少し歩いて行きます。


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とうとう登場した仙臨橋(ソンイムギョ)。国内最初で烏鵲橋(オザクギョ)の固有の形で建設され、約120メートルのアーチ形の橋の両側には夫々違う楽器を持った天女たちが雲に乗って空へ上がって行く形状が美しくて壮大に彫刻されていて七天女橋とも呼ばれます。


アーチ形である橋の角度は思ったより高いです。どころが、いざ橋の上から見ると七天女の像を見ることができませんでした。



橋の上から左の方を眺めると遠くに天帝淵第1瀑布と天帝橋が薄らと見えて、下の方には渓谷に沿って鬱蒼とした茂みの森になっています。


反対側には第3瀑布がある渓谷と遠くには済州島の南の海が薄らと見えます。
“あ~、もう少し天気が良かったらもっと素晴らしい風景が見れたのに…残念だな。"と言う言葉が口から漏れて、先ほど案内板で見た案内文が思い出しました。
という訳で、結論としては残念ながらも「雨が降らないと水がないはず」と言う誤判をして瀑布までは降りて行かず戻ってきてしまいました。

Map

住所:済州特別自治道西帰浦市中文洞2232 (제주특별자치도 서귀포시 중문동 2232)
電話番号:064-760-6331
営業時間:08:30~18:30




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