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Start
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小公園
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雪嶽山
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新興寺(シヌンサ)
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フンドゥルバウィ
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蔚山岩(ウルサンパウィ)
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日の出公園(ヘマジコンウォン)
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洛山寺(ナクサンサ)-1
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洛山寺(ナクサンサ)-2
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洛山寺(ナクサンサ)-3
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焼き魚
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中央市場
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観光ホテル
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ケッペ
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アバイ村
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シンダシン食堂
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灯台展望台
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港
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海水浴場
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青草湖(チョンチョホ)
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Finish
韓国で景色が良いことで有名な観光地が束草(ソクチョ:속초)だとしたら、その中でも圧巻の景色は何といっても「束草灯台展望台」の景色だと言えます。束草八景の中でもこの灯台展望台付近の景色を第一景とする理由もそのためですね。
しかもみごとな景色を誇ると言っても、市内から遠く離れたものしずかな所にあるのではなく、厳然とした束草市内の一角、東のはじの港「東明港(ドンミョンハン:동명항)」付近にある訳ですから訪問しやすいわけです。
でも、航路を照らす灯台という機能に忠実になるために、高い丘の上にあるということは避けられない灯台の運命ですね。そしてその灯台を見ようと思ったら、急な階段を上がらなければならないということも観覧客の仕方のない選択でもあります。
鉄製の階段を通って灯台がある小さな絶壁の上に立つと、下から見た険しい絶壁とは違って頂上には小さな公演場もあるくらいの平地のスペースが広がっています。
灯台の後ろのほうを振り返ると、束草市内をひと目で眺めることができる最高の場所がここだということがすぐにわかります。だれが見てもここは灯台がなければならない場所。このくらいの景色を見るためなら、少しのあいだ階段を上がった努力くらいはむしろ安いものだと言えるでしょう。
険しい絶壁の上に立つ灯台。もちろんこの束草灯台も一般的な海辺の大きな灯台のように、気象の悪化や特別な理由がない限り、より広い視野を誇る展望台のところまで自由に上がることができます。そのかわり、日が暮れてからは海辺に火を照らさなければならないので日中の決まった時間にだけ上ることができます。
灯台展望台の一階は束草の海に関する簡単な紹介がしてあるスペース。展望台からも見られる「青草湖(チョンチョホ:청초호)」と、束草のもう一つの湖「永郎湖(ヨンランホ:영랑호)」に絡んだ青龍と黄龍の伝説も紹介されています。
壁づたいに歩いてみると、丸い壁面にはこの海の美しい映像を早送りにして見せていますね。ひと目で見ることもできないくらいの広いパノラマ映像と音楽をバックに海を案内してくれています。これ程の質なら、ほぼアイマックスシアターの水準です。
灯台の一階のへりを螺旋状にぐるりと回る階段をのぼって上の階に上がることができます。2階には、この束草灯台の歴史と機能について説明してある小さな模型が展示されています。
国際旅客ターミナルがあるくらい、かなり大きな港といえる束草港のおかげで、この束草灯台だけでなく、鳥島(チョド:조도)と防波堤付近にもたくさんの付属灯台がありました。灯台の情報と模型を一つ一つ見ながら半ば回った頃だったでしょうか? 中央に灯台のもっと高い所に上がれる階段を見つけました。
階段を上がるとガラスの壁のない外の展望台がついに姿を現わしました。もちろん灯台の明りはこれよりもっと高い所に設置されていますが、ここが灯台展望台の中で一般の人が上がることができる一番高い所です。
遠く南の方向には市内を通って束草国際旅客船ターミナルに停泊している超大型旅客船が客を待っているように見えるし、先ほど私たちが行って来たアバイ村と青草湖の入り口も見えます。空と触れ合う所には雪嶽山の尾根が気持ちよく視野に入って来ます。
そっと顔を南東の方向に向けて眺めてみると、遠くには鳥島が、それほど遠くない海辺には曲がりくねった防波堤の前に人が忙しそうに動いている「東明港」が、とがったように立つ小さな岩の上の「靈琴亭(ヨングンジョン:영금정) 」も見えます。
真東の東海の茫々たる大海を眺めてから下を見ると、今まで見て来た束草の浜辺とは違って、ここには大きくて真っ白な岩が浜辺にたくさんありますね。ひたすら平らな岩だけが広々と敷かれたここは、靈琴亭の一部。灯台展望台からその景色が一番よく見えますね。
波が岩にぶつかるとコムンゴの音がすると伝えられる束草の誇り靈琴亭。インタラクティブ映像でも見た所ですね。どうしてももう少し近くに行って靈琴亭を見てみなくては。
一階におりた私たちは出入り口の前でカメラ芳名録を見つけました。ちょうど人もあまりいなかったので楽しそうに記念写真を一枚~。ところが、やっぱり慶州(ギョンジュ:경주)旅行であったようにメールアドレスを入力したのに、残念ながら遂にその写真を受け取ることができませんでした。チェッ … !!
美しい景色を誇る素敵な灯台だったのに、あっけなく芳名録にやられるとは … すごすごまた段差の急な階段を利用して海岸のほうまで足を運びました。一歩踏み出すたびに海に浮かんでいる岩はどんどん大きく見えて、波の音も近くに聞こえてきました。
そして青い海の上に船のように浮かんでいる真っ白な岩の前に行くと上からでは見られなかったのに、人が岩の上にたくさん乗っていました。ところでここで、気になることが … どうやってあそこに入って行けたのか????
住所 : 江原道束草市永郎洞(カンウォンドソクチョシヨンランドン:강원도 속초시 영랑동) 1-7
電話番号 : 033-635-2003
営業時間 : 夏期 06:00 ~17:30 / 冬期 07:00 ~16:30
入場料 : 無料