Holiday Journal

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楊平(ヤンピョン) #10 - 建築学概論の撮影地「九屯(クドゥン)駅」の線路 - (Korea Tour)
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Last Modified : 2017/02/18

Travel regions : South Korea
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2012年に封切りし、多くの人気を得た映画があります。甘酸っぱい初恋の記憶が建築というつながりで美しく描かれた映画<建築学概論>です。この映画で国民の初恋となったスジと切ない初恋の記憶を大事に心にしまっていたイ・ジェフンが鉄道の上で手を握って歩いていき、無人駅で会う場面があるのですが、まさに楊平の廃駅である九屯駅(クドゥンヨク:구둔역)で撮影したものです。それだけでなく最近ではキム・ヨナ(김연아)とパク・ソンウン(박성웅)が出演した某通信社の広告でも『かっこいい』と叫びながら、ここが登場しましたね。


何年か前に廃駅となったここは今、農業会社法人であるクムドンサン株式会社(꿈동산주식회사)が長期賃貸をして子供たちのための農村テーマ型観光体験団地を造成し、2016年にオープンしようと準備中でした。私がここに関心を持っている理由は、私が住んでいる一戸建て住宅を設計した「TODOT建築士事務所(トゥダッコンチュクササムソ:투닷건축사사무소)」が九屯駅のリモデリングを引き受けたと聞いたからです。センスのある建築専門家集団が閉鎖された簡易駅をどのように変貌させるのか本当に期待されます。今後も引き続き変化する過程を取材してみようと思います。とにかく、映画の中の一場面に一緒に入ってみましょうか?



Canon EOS 550D | f/8.0 | iso 100 | 2015:11:20 16:24:56 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm


映画スレート(カチンコ)形の構造物があった村の入り口を過ぎると、典型的な田舎の村の風景が広がります。田畑の間にのびた道を何分かさらに走ると道の端に忘れていた素朴な無人駅である九屯駅にたどり着きます。




Canon EOS 550D | f/8.0 | iso 200 | 2015:11:20 15:48:43 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm


駅舎を回って後方に出てくると、願いの木(ソウォンナム:소원나무)と呼ばれる大きな木ひと株があります。どんな願い事がかけられているのでしょうか?




Canon EOS 550D | f/3.2 | iso 200 | 2015:11:20 16:23:51 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 30mm


牙山(アサン)に住むポミンという男性の願い事が面白いですね。来年には絶対きれいな恋人ができ、ソウルに住みたいといいます。付け加えてハンサムになるようにし、老いないようにしてくださいといいます。ポミンさん!私が見るには、どんなファンタジー映画よりもファンタジーで、実現の可能性が希薄に感じますが…. ^^*




Canon EOS 550D | f/8.0 | iso 100 | 2015:11:20 15:49:25 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm


鉄道の前には、ものすごく大きなイチョウの木もあります。黄色いイチョウの葉が地面に落ちた頃には、どんなに壮観だったことでしょうか? 少し後で写真を一枚お見せすることにして……




Canon EOS 550D | f/4.5 | iso 320 | 2015:11:20 16:03:09 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 39mm



Canon EOS 550D | f/8.0 | iso 100 | 2015:11:20 15:49:52 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 42mm


昔ここで汽車に乗るとソウルの清涼里(チョンニャンニ:청량리)まで行ったようです。九屯駅は1940年にオープンした普通駅でした。ソウルの清涼里から江陵(カンヌン:강릉)太白(テベク:태백)まで連結される中間駅でした。10年前にはかなり多くの人々が利用した駅でしたが、2012年清涼里-原州(ウォンジュ:원주)間複線電鉄化事業により既存路線が変更されて廃駅となった場所です。日帝強制占領期間につくられた建物で、現在の近代文化遺産登録文化財第296号に指定されています。




Canon EOS 550D | f/8.0 | iso 100 | 2015:11:20 15:50:48 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm


ここを走った列車を駅の前に移し、ここが本来汽車が走った場所であるということ教えています。




Canon EOS 550D | f/8.0 | iso 100 | 2015:11:20 15:52:53 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm


全国にある多くの無人駅を訪れてみましたが、線路が与える心の痛む感性があります。遠い昔の友達とテントをしばり、食糧がぎっしり埋まった重いカバンを背負って、はと号(ビトゥルギホ:비둘기호)に乗って遊びに行った思い出が浮かびます。その時、座席の上の貨物室に上げておいたテントを誰かが盗んだせいで私たちは皆、蚊との戦いをしながら外で寝た記憶もあります。




Canon EOS 550D | f/5.0 | iso 125 | 2015:11:20 15:53:43 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm


九屯駅の駅舎は今、リモデリングのための準備と農作物の手入れで少しごちゃごちゃしていますね。けれど、多くの人々がこの椅子に座って旅行でときめき、または誰かを心待ちしながら座っていた長い椅子を見ると、その当時の感性が感じられます。




Canon EOS 550D | f/5.0 | iso 320 | 2015:11:20 15:53:58 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm


かなり前のことですが、清涼里へ江陵へ1日8回ほど汽車が入ってきたようです。清涼里まで料金が4,500ウォン、江陵までは17,800ウォンだったのですね。再びここで汽車に乗ることができないから、なおさら待ちたい気分です。




Canon EOS 550D | f/5.0 | iso 125 | 2015:11:20 15:56:47 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 40mm



Canon EOS 550D | f/4.0 | iso 100 | 2015:11:20 15:58:09 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 42mm


少し歩いていくと、駅舎から遠く離れたところには鉄道が切られています。何か他の理由があったからでしょうが、このように景色がよくて感性的な映画の背景になった良い機会に、レールバイクや他の体験で活性化したならば、もっとよかったような気がします。それでも、クムドンサン株式会社のキム・ヨンファン代表がここで子供たちのための昆虫体験事業を準備しておられるというので期待されます




Canon EOS 550D | f/4.0 | iso 100 | 2015:11:20 16:04:31 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 34mm



Canon EOS 550D | f/4.0 | iso 100 | 2015:11:20 16:04:53 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 50mm


鉄道は私にとって格別な思い出があります。幼い頃、今は亡くなった兄がいました。その兄と毎日鉄道に沿って30分ほど歩いて行くと2人だけが知っている排水路アジトがありました。鉄道周辺に落ちた木の枝を拾って排水路の近くで火を燃やしてサツマイモを焼いて食べたのを思い出します。面倒だっただろうに、毎日行こうとだだをこねる幼い私を必ず連れて行ってくれた兄でした。鉄道に咲いた野花を見ると、兄のことがたくさん思い出されます。




Canon EOS 550D | f/3.2 | iso 100 | 2015:11:20 16:22:55 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 32mm



GomPlayer 2, 2, 52, 5151 (KOR) | 2013:09:12 03:09:06


この角度で撮った風景が映画や広告にたびたび登場しましたよね。下の小さな写真のように建築学概論で教授が出した課題のためにスンミンとソヨンは九屯駅を訪れます。某通信社広告ではキム・ヨナとパク・ソンウンが『かっこいい~』と叫びましたよね! ^^*




九屯駅の秋はこのような様子でした。ここでお会いしたキム・ヨンファン代表が、秋の様子を見られなくて残念だという私にカカオトークで写真を送ってくださいました。ここは江原道が近いため、冬に雪も多く降るそうですが、四季すべての風景がどのようなものか気になってくる場所ですね。楊平旅行に行ったなら、建築学概論のここに入ってみるのもよいです。是非行ってみてくださ~い。



+住所:京畿道(キョンギド)楊平郡(ヤンピョングン)砥平面(チピョンミョン)九屯駅ギル(クドゥンヨクギル)3

+ 電話 : 031-771-2101




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구둔역, 양평, 건축학개론
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