Holiday Journal

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釜山 #2 - 松島海水浴場 - (Korea Tour)
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Last Modified : 2017/02/18

Travel regions : South Korea
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韓国初の海水浴場「松島(ソンド:송도)海水浴場」


釜山はいつの間にか海雲台(ヘウンデ:해운대)海水浴場が代表的な海水浴場になってしまいました。海雲台には豊富な価格帯のホテルがあり、周辺に商店も立ち並んだためです。しかし釜山に限らず韓国で一番先にできた公設の海水浴場は松島(ソンド:송도)海水浴場です。1913年に開場しました。少し前までは松島の海水は汚染し、宿泊施設もあまりなく、観光客のための施設が整っておらず人気がありませんでしたが、今は交通も便利になってホテルなどもたくさんでき、人気の海水浴場になりつつあります。



私が松島海水浴場を好む理由は、海雲台のように人とパラソルですき間もないほどいっぱいではないという点です。もちろん 8月初めのピークには、人がたくさん来ますが …… 白浜の長さは800m、幅は50mの比較的小さな浜辺ですが、釜山の南浦洞(ナンポドン:남포동)やジャカルチ(자갈치)などの中心地からわずか3㎞ほどでアクセスも便利です。



最近は競争力を取り戻すために多くの施設を設置して観光客から良い反応を得ています。1970-80年代にはここで泳いだり、夏のバカンス地として人気がありましたが、いつの間にか宿泊や施設の問題で他地からの観光客は、みな海雲台や廣安里(クヮンアンリ:광안리)に行くようになってしまいました。




ピチャピチャと波が私たちを呼んでいるようではありませんか? 気持ちいいですね。海の水深は 1~1.5mくらいで、少し深い所に入っても人の背を越えない程度で浅いため、子どもが遊ぶのにもちょうどいいです。




シーズンなのに静かな浜辺がとっても気に入っています。たぶん松島海水浴場の黄金期は60~70年代ではなかったかと思います。当時は、遠くに見えるスカイウォーク橋がある亀島(コブクソム:거북섬)から400mくらいの浜辺のケーブルカーが有名でしたが、今はなくなってしまいました。釜山市は浜辺のケーブルカーの復元を構想中だそうですが、浜辺の景観を損ねずに観光客が喜ぶ良いアイディアが出たらいいですね。



浜辺の左側のはじには 6月 1日に完工した海上「スカイウォーク」があります。正式名称は「松島、雲の散策路」ですが、海の上に架かった橋から下の海が見えて、くらっとする散歩が楽しめる面白い所です。



橋の長さは全長365mですが、渡り切ると365日長寿、健康、幸運をもたらすという「幸運の場」があります。雲の散策路を渡れる時間は午前9時から午後11時までです。




タイタニック号の船首に真似た形の休憩場を経て、橋に上ると松島海水浴場全体が見渡せます。船に乗りでもしない限り、浜辺全体を眺めることはめったにできませんが、海の上の橋のおかげで素敵な体験ができますね。



スカイウォーク橋の床の中央は下が見えるようになっていて波を見下ろしながら散歩ができます。中央を歩くと少しヒヤッとしますが、丈夫な材質なので数人で乗っても壊れないそうです。中央を歩くとモーセの奇跡のように通行人が左右を歩く神秘な(?)体験ができるはずです。^^*



そして海の真ん中に新しくできたダイビング台があります! もともと1980年代にはあの場所に3段ダイビング台があったんです。87年の台風でなくなってしまったんですが、最近になって修復したようですね。この間テレビの芸能番組「スーパーマンが帰って来た」でソン・イルグクさんが3つ子を連れて来て、あの場所でダイビングする姿が放送されていました。でもあそこは結構水深があるのに、泳げない人はどうやって行くんでしょうか? 心配しないでください。浜辺からあそこまで、浮きでつながっているので、ヒモをたどって行くことができます。



あの遠くに見える小さな島は「亀島」という所です。以前はあの小さな岩島に建物もいくつかあって刺身屋もありました。その時は島に行くには入島料を払ってつり橋(チュルロン橋)を渡って行きましたが、もう搖れない丈夫な橋ができたんですね。スカイウォークからも入れます。




亀島から浜辺におりて見ると、松島海水浴場の海水がとてもきれいになっていました。ずいぶん前、観光客に嫌われた大きな理由の一つが、海水がきれいでないということでしたが、今は多大な努力のおかげで本当にきれいになったと思います。




ここを通ると長生きできるといわれている「長寿の洞窟」を経て亀島に上がります。本来「松島」という地名は、この亀島のことでした。公式的な名前の由来は、昔は岩に松がたくさんあったため付けられたそうですが、私の考えは少し違います。日本には日本三景の一つに「マツシマ」があります。これを漢字で書くと「松島」です。日本人が1913年に釜山の海水浴場を開発し、日本人になじみのある「松島」という名前で海水浴場を宣伝したのではないかと思います。釜山の他にも仁川(インチョン:인천)や元山(ウォンサン:원산)にも同じ名前の地名があります。どこも日本の植民地時代に日本人が多数居住した開港場だった都市です。




スカイウォークから眺める松島の沖合いは本当に気持ちよく視野が開けていて素敵ですね。夏に家族連れで遊びに来てあちこち見て回るのにとても良い所だと思います。海の向こうに見える陸地は 「影島(ヨンド:영도)」という島ですが、太宗臺(テジョンデ:태종대)と最近有名になった白瀬の道(フィンヨウルギル:흰여울길)のある美しい島です。



スカイウォークの床面ははじからはじまで床の下が見えるようになっていますね。これはガラスでできていて波が岩にくだける様子も見えますね。落ちたら変死しそうで少しコワイです。^^*



松島の雲の散策路365mの終わりには幸運の場所が記してあります。そこに立つとそれがもたらされるという意味でしょうか? 若い三人は「幸運」が気に入ったようですね。そういうトシですよね。私は「長寿」に両足をのせました。^^*



松島は広安里や海雲台海水浴場のような有名な所とは少し違って、静かでほのぼのとした感じです。韓国で一番初めにできた海水浴場で、最近まで伝わっている歴史によると、その興亡盛衰が本当に興味深いですね。釜山を旅する人なら誰しも行くジャカルチと南浦洞から市内バスの30、26、71番に乗って15分ほどでここに着くのでアクセスも便利です。




そして釜山にはシティツアーバスもあります。2階がオープンになった赤いバスが見えますか?あのバスは釜山駅から釜山の旅行地を回るシャトルバスです。釜山駅、南浦洞、松島海水浴場、影島大橋、フィンヨウル文化村、太宗臺、国立海洋博物館、五六島(オリュクド:오륙도)など釜山のポイント観光地をすべて回ります。料金は大人15,000ウォンと少し高めですが、気楽に移動の心配なく旅行できる長所があります。いつ韓国で開放的な2階建てバスに乗ってみますか? 釜山でぜひどうぞ~ ^^*


Map

+ 住所 : 釜山広域市西区松島海邊路(プサンクヮンヨクシソグソンドヘビョンノ:부산광역시 서구 송도해변로) 50



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