Holiday Journal

Holiday Journal
Hi, Lets look around cool places in Korea together with me! :)
15129 | 19896019

インチョン #2 - 韓国風ジャジャン麺の元祖は「ゴンファチュン」じゃなく、ここ「シンスンバンショム」 - (Korea Tour)
 | Holiday Journal
Last Modified : 2017/04/12

Travel regions : South Korea
 | Hits : 388410
https://blog.lookandwalk.com/mn/blog/mazinguide/1995/trackback

  • Start
  •  
  • チャイナタウン
  •  
  • 新勝飯店(シンスンバンジョム)
  •  
  • 屋台物
  •  
  • 童話村(トンファマウル)
  •  
  • 松月洞(ソンウォルトン)
  •  
  • 月尾島(ウォルミド)
  •  
  • オラカイ
  •  
  • シンボククァン
  •  
  • セントラルパーク
  •  
  • 秋のキッチン(アキノジュバン)
  •  
  • 博物館
  •  
  • Finish



ジャジャン麺はインチョンのチャイナタウンで由来した、中国にはない韓国風中華料理です。1905年インチョンのチャイナタウンに華僑のう・ヒグァンさんが開業した「ゴンファチュン」でインチョン港の埠頭労働者達が安くて早く食べられる食べ物として作ったものです。韓国人なら誰もが好きなジャジャン麺のメッカにきたんだから元祖の味を見てみないと・・・。ただこのゴンファチュンに入るわけにはいけません。普通ゴンファチュンが元祖だと知っているのですが、今チャイナタウンにあるゴンファチュンは日帝強占期のゴンファチュンではないのです。本当の元祖を探してシンスンバンショムへ。



上でも説明した通りジャジャン麺の元祖はゴンファチュンで、実際インチョンのチャイナタウンには立派なビルのゴンファチュンがあります。普通名前が同じだからそこが元祖だと思っていくのですが、実際のゴンファチュンの後継はシンスンバンジョムです。実は1970年代のパク・ジョンヒ統領は外国人の財産権を制限して、このせいで多くの中国人は生業を失って韓国から出て行くことになります。ゴンファチュンも絶えなくなり1983年に廃業することになります。その後、1998年に韓国人が「ゴンファチュン」という商標を独占使用登録し、中食堂を開業したのがいまのゴンファチュンです。商標はゴンファチュンですが、歴史的には関係がないわけです。


今もホームページでは昔のゴンファチュンの歴史と関係あるように書いているのですが、まったく関係ありません。実際ジャジャン麺を開発した元祖のウ・ヒグァンさんの孫娘さんが元祖の味を守りながら営業しているのがここです。位置はチャイナタウンの正門にあたる第一牌楼から右の路地にあります。元祖から三代に続く本物のジャジャン麺の味はどうなのかうきうきしながら入ってみます。




まだお昼前だから閑散しています。最近リモデリングしたばかりか、綺麗でおしゃれな感じです。



今の元祖でもないゴンファチュンは元祖のふりで儲けまくりだといううわさがありますが、ここではそういうものには一切触れることなく、落ち着いて元祖ゴンファチュンについての事実だけを説明していました。廃業してから数十年もして、それから他の人がその商標で登録するのが不法なわけでもありませんから仕方ないのもありますけど、それとなく100年もつづいてきた店のように振る舞うのはすこし問題があるんじゃないかと思います。




とにかくジャジャン麺の元祖にきたからジャジャン麺(サムソンガンジャジャン麺)は当たり前、また人気メニューのサムソンちゃんぽんも頼みました。




どこの中華料理店でもあるたくあん、玉ねぎ、春醤です。特別なのはこの黒い「春醤」です。ほとんどの店では市販のを買うのですが、ここでは店で作っているので塩辛いようで後味は香ばしいのが特徴です。



ついに100年伝統の元祖ジャジャン麺、サムソンガンジャジャン麺(海鮮ジャジャン麺、ソース別盛)です。


まず麺から、見てみると普通の店より麺が薄いです。配達の関係上、移動中に麺が伸びないようにグルテン入れて厚くした麺が多いのですが、ここのは麺は薄く柔らかい食感でいいです。そして話題の半熟エグフライがあります。私が住んでいたキョンサンドでは珍しくないのですが、ソウル・キョンギ圏ではそうそう目にできないので、よく話題になります。


そしてここで作った春醤でミジン切りした玉ねぎ、豚肉をいれて炒めたジャジャンソースです。100年伝統でも見た目は普通のとあんまり変わっていませんね。


まずソースだけ味見してみました。香りは濃くて香ばしく、味はちょっと渋みがある甘味です。最近のジャジャン麺は砂糖をいれて結構甘いのですが、ここの甘味は炒めた玉ねぎみたいな感じです。あと店で作っている春醤は保存のためすこし塩辛い場合もあるのですが、ここは後味はさっぱりしています。



ジャジャンソースが麺の量はやや多いなのですが、残すという選択肢はないので全部投下して混ぜます。他の店より塩辛いソースに半熟エグフライがよく似合います。変哲もないエグフライなのですが、よく考えているなと思いました。



薄くて柔らかい麺。香ばしくて渋い春醤の深い味があるシンスンバンジョムのジャジャン麺は私にはとても満足でした。ただ普通の店のような強い甘味と調味料のコクがないから子供にはちょっとわかりにくい店かもしれません。




シンスンバンジョムでジャジャン麺のついで人気ある「サムソンちゃんぽん」です。写真にはスープの下にあるからわかりにくいのですが、赤いスープの下には新鮮は海物が麺よりも多く入っています。




ちゃんぽんはやっぱりスープの味ですよね。スープを飲んでみたらさっぱりした辛味、炒めた海物の深い味がよく出ています。


ちゃんぽんの麺もやっぱり薄くて柔らかいものでした。薄いから食材の味がよく染みて麺も美味しいでした。普通中華料理を食べる油っこくて諄いのですが、ここでは店で作った特製ソースだからそういうすっきりしないのもなく、さっぱりした味で食材の味が生きているから気持ちよく食べられました。


Map

位置:インチョン ジュング ブクソンドン 2ガ 11-32ボンジ (인천광역시 중구 북성동 2가 11-32번지)
電話:032-762-9467
営業及び休日:毎日11:30~21:00 2,4週 水曜日 休日



짜장면원조, 신승반점, 중국집, 음식점, 차이나타운, 짜장면, 짬뽕, 삼선짬뽕, 삼선간짜장, OriginalKoreanJajangmyeon, Sinseungbanjeom, Chineserestaurant, Restaurant, ChinaTown, Jajangmyeon, Jjamppong, SamseonJjamppong, Samseon, Ganjajang, ジャージャーメン元祖, 新勝飯店, 中華料理店, 食堂, チャイナタウン, ジャージャーメン, ちゃんぽん, 海鮮ちゃんぽん, 海鮮ジャージャーメン, 炸酱面元祖, 新生饭店, 中国餐馆, 饭店, 唐人街, 炸酱面, 海鲜汤面, 三鲜汤面, 三鲜干炸酱面
One line comment(0) 
PDF
Bookmark
E-mail
0bytes / 200bytes
View list