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Start
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ベアーズタウン
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サンサウォン
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抱川冬将軍祭り
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抱川韓牛村
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抱川アートバレー
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ホテルナイン
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ハーバーコーヒー
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茶山遺跡
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Finish
出発
冷たい風の吹く冬は暖かいオンドルの部屋が最高の憩いの場だと考えがちですが、最近では多くの地域で、寒波の祭りのようなイベントが多くなって、寒い冬だからこそ楽しめる所が意外にもたくさんあります。スキー場がぎっしり並んでいる江原道(カンウォンド:강원도)もあり、或いは冬の海の旅も良いですね。長距離なのでためらう時は、近くの京畿道(キョンギド:경기도) 一帯を見て回っても、どこにも負けないくらい冬だけの楽しみを感じさせてくれるところがたくさんあります。
その冬の楽しさを感じたくて私たちが選択した旅行地は「京畿道抱川(ポチョン:포천)」。抱川は、京畿道の北東部の端に位置しているので、ソウルの中心からそれほど遠くないですが、肌寒い天気で有名な江原道の鉄原(チョルウォン:철원)と接しており、冬の風情をしっかり感じることができる所です。
ただし残念なことは、ポチョンに行くバスは、議政府(ウィジョンブ:의정부)市内に多くあるという点です。幸いなことに市外バスは「東ソウルターミナル」から約30分ごとに出発しているので、市外バスを利用してみるのも良い方法です。
私たちは、ベースが 一山(イルサン:일산)なので、議政府まで1時間移動して議政府市外バスターミナルに着き、そこから更にポチョンに向かうバスに乗るというわずらわしさでした。
「到着する前にくたびれそう…」(笑)
ベアーズタウン
とにかくそうこうして車を乗り換えて到着した抱川での最初の訪問先は、ソウルから最も近いスキー場の一つである「抱川ベアーズタウン」です。
ボード乗りはたいした実力ではありませんが、それでも毎年欠かさずスキー場を訪れていますから、ボードに乗る時間がなくても〜スロープでも〜一度見たかったので、初めに立ち寄りました。抱川に来たついでに、次回の友人とのスキー場の旅行に備えるための事前探査の目的(?)だったりして...
上り坂を登って駐車場に入ると正面でスナックハウスがまず迎えてくれます。そして顔を右に向けると青い空の下、真っ白な雪に覆われたベアーズタウンのスロープやマンションの建物がいっせいに目に飛び込んできます。
これが今季に入って初めて見るスキー場の風景だったかな...山頂からここまで白い川のようにつながった斜面を見ると、今でも旅行などほったらかしてただボードに乗って遊びたい衝動が波のように押し寄せてきます。
えへん...リラックスして...まだ少し早い時間だったのでスキー場はスタッフだけが忙しそうに働いていました。ところで、この時間に最初の訪問先に到着した私たちも本当にたいしたものではありませんか?
山に沿って、複数の分岐点で分けられた斜面には、客が押し寄せる前に盛んに製雪作業が行われていたので、真っ白な雪が舞っていました。その光景を見ている内にようやく冷たい朝の風の寒さが身にしみて感じられてきました。
真冬の旅行なのである程度予想はしていましたが、時計塔の温度は無茶苦茶の氷点下9度。ここがスキー場のせいだからか、それともまだ陽が射していないからか、体感温度はさらに低いような気がします。
煙突から煙がもくもく出てくるイメージを考えて近づいてみた屋外ストーブは今から火を付けるところ。う~寒い〜
リフトの前にあるスナックコーナーやほとんどの施設がまだ開いておらず、山から吹いてくる寒風に、私たちは最初から涙がほろりとこぼれるような冬の雰囲気を感じることができました。
一応室内にしばらく避難をしてから動かなければなりません。スロープの横、スキーを持っている大きなクマの像を通り過ぎてチケット売り場に向かいました。
遊ぶのも情熱が必要というもの。チケット売り場には、すでにスキーをしに来た人たちが一列に並んでいますね。なんてマメな人たち...
チケット売り場の中には、スキーやボード装備をレンタルするショップがありました。何よりもホカホカの室内温度がとっても気に入りました。しかし、長い間、ここでのんびりは出来ません。今日のスケジュールが意外にも少しきついんですよ〜トイレで用を済ましてから、歯を食いしばって再び屋外に~~ !!
もうすぐ午前の運行が開始されるようです。リフトがウィーンと音を立てて山の上に上がっていきますね。考えてみると、あえて江原道(カンウォンド:강원도)まで行かなくても、ソウルから1時間もかからないところにこのようなスキー場があるということが本当に魅力的だと思います。
真っ白な雪の上には、もうすぐきれいな雪をかきわけて滑っていくスキー装備が置かれています。ウフフ...今日、私たちは単純に探査モードなので、このすべてが絵に描いた餅。
スキーを見て1つだけ決意をしましたね。「今季の冬が終わる前に一度は必ず来る。そして一日中、何もせずにスノーボードだけやる~~」。今はいろいろな未練をエアプレッシャーで雪を払うようにびゅんびゅん吹き飛ばして、抱川の最初の訪問先、ベアーズタウンの真っ白なスロープを後にして歩いて行きました。私たちには京畿道抱川の様々な見どころと楽しみがいっぱい待っていて、これからが本格的な旅のスタートですからね~~!
住所:京畿道抱川市内村面巢鶴里(キョンギドポチョンシネチョンミョンソハクリ: 경기도 포천시 내촌면 소학리) 295
営業時間:06:00〜23:00深夜02:00まで
価格情報:一日券69,000ウォン/午前券52,000ウォン/午後券52,000ウォン/夜間券57,000ウォン/深夜券42,000ウォン/徹夜券52,000ウォン/ 1回券10,000ウォン
ホームページ:http://www.bearstown.com/