Holiday Journal

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束草(ソクチョ), 襄陽(ヤンヤン) - 青草湖(チョンチョホ), カフェナイン - (Korea Tour)
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แก้ไขล่าสุด : 2017/02/17

สถานที่ท่องเที่ยว : South Korea
 | จำนวนผู้ชม : 394060
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青草湖(チョンチョホ:청초호)周辺 (エキスポタワー)


束草海水浴場と浜辺自然博物館を見ていたら、あっという間に午後の時間が経っていました。私たちの束草旅行の最後のコースは、束草が抱く湖「青草湖(チョンチョホ:청초호)」周辺を散策しながらしめくくる事にしました。



束草市はこの青草湖を中心に取り囲むように発展していて、都市のどこからでも何ブロックか移動すると青草湖を見られます。言い換えれば束草市はどこも景色が良いという証拠ですね。



景色も景色ですが、私は内陸地方で生まれ育ったので、この青草湖が淡水の湖ではなく、アバイ村で見たように海と直接繋がった、いわゆるたまった海の水という点が不思議でした。



今は渡り鳥の休息地となっていますが、海に出るためのヨットの船着き場とか漁船もこの青草湖にはたくさん停泊していて、周辺にはさしみ店も多い方です。



運行回数は少ないものの、ボンポコース(16,000ウォン / 1時間 30分所要)と鳥島(チョド:조도)コース(8,000ウォン / 45分所要)、そして洛山寺(ナクサンサ:낙산사)コース(14,000ウォン / 1時間 10分所要) など 3つのコースを運営するエキスポ遊覧船の船着き場もここにありますね。遊覧船についての詳しい内容はホームページ(www.sokcho-pleasureboat.co.kr)や電話(033-631-1212)で確認...



青草湖は船の天国のようです。ヨットや漁船、そして遊覧船でもまだ足りず、周辺の公園の小さな遊園地にはバイキングもあるからで~す。



ですが観光客に人気のあるのは、ヨットでもバイキングでもなくミニバイクです。1時間2万ウォンという費用で借りられるこのバイクは、電気動力のおかげで騒音はありませんが、湖周辺でざらに見かけるので、のんびり道を歩くのには少し邪魔な気がします。



湖周辺では小さな追慕碑もところどころにあります。20年あまりの間、襄陽(ヤンヤン:양양)地域の奥地を訪ね歩いて住民たちの診療をした永同(ヨンドン:영동)北部地域の「シュバイツァー」と称えられた故 イ・ギソプ博士の追慕碑です。



この間までセウォル号事件で全国が騒がしかったですね。ここにもある船の船長、劉禎忠(ユ・ジョンチュン:유정충)さんの追慕の銅像が立っています。「ハナ号」の船長のこの方は座礁した漁船の搭乗人員 21人全員を救出して、一人船を守って幽明、境を異にしたそうです。それでその殺身成仁精神を称えるためにここに追慕碑を建立したわけです。



こうした追慕の銅像を含めて青草湖南側の地域はこうした多くの記念碑が立っています。いわゆる社会的弱者層のための利便施設「青草湖ノクセクナヌムスブ(:녹색나눔숲)」です。


公園の中には青草湖を眺めながら座れるベンチを含めて、楽しく思い出になる写真を撮れるスペースもかなりたくさんあります。ま、ハイワンリゾートの人形と一緒ではありますが。



このあたりで、束草灯台で見た束草の二つの湖「永郎湖(ヨンランホ:영랑호)」と「青草湖」の伝説を一度知って見る必要があるかと思います。遠い昔の束草には、黄龍と青龍、二匹の守護龍がいました。二匹の龍の献身的な守護に感動した天は、龍の昇天を承諾し青龍は昇天しましたが、黄龍はうわばみにだまされて昇天することができず、その悲しみに黄龍は涙で夜を明かし、この涙が都市の北にある「永郎湖」になったと伝えられています。一方、地域の住民たちは、天に対して村の守護神だった青龍を地上に、現世に送ってくれること、そして常に平和な村にして欲しいという願いをするようになり、これに天は「青草湖の夜を照らせば天の道が開かれよう!」と返事を返しました。



それ以降、住民たちは毎年 1月に青草湖に火をおこして天の道が開かれるように願ったそうですね。そういった伝説と歴史的記録を通して、その由縁を引き継ごうと現代に至っても 1月になるとここ青草湖隣近で「束草火祭り」を開催しています。この奇妙な形の塔は、その火祭りを記念するための造形物です。



中央の広い広場にはパイプオルガンのように見える管で作られた高い塔が立っていて、あれ … ? 広場の地面には何か特別なものがあります。



アメリカのハリウッドスターの町(Walk of Fame)のように、広場の地面には有名俳優の手形や直筆シグネチャが書かれています。名前だけ見ても分かる歌手の手形がおおよそ 50個はあるように見えました。



若い人が好きな「フォーミニッツ」のようなアイドルグループをはじめとする「イン・スニ」、「イ・ムンセ」、「GOD」など何人かの歌手の手形があります。それなりに音楽界に携わっているうちのチビは、その中でジョ・スミの手形に自分の手をあてています。「わ~ぴったりだわ。これで秘密のドアが開くのかな?」



願い叶わず秘密のドアどころか、あがって見ようと思っていた「束草エキスポタワー」にあがるドアすらも補修工事のためふさがっています。「チェッ … 行ったその日が市の立つ日と言うのに… 」。補修工事は 2015年 2月 16日まで続くようですから、その後になら展望台にのぼれるでしょう。



そういえば展望台の風景よりこのエキスポタワー自体を見るために、わざわざここを訪れる人がたくさんいるって言ってたっけ。73.4mの高さに100人ほどを収容できるこの展望台は、てっぺんに上がると青い東海、雪嶽山(ソラクサン:설악산)、蔚山岩(ウルサンパウィ:울산바위)、そして大青峯(デチョンボン: 대청봉)まで眺められるそうです。



まるでコインを重ね重ねに積んだようなこのエキスポタワーは、珍しいラインの上昇構造のおかげで、太陽の反射角度によっていろいろな変化を演出していますね。刻々と少しずつ違った姿を見せてくれるこの束草エキスポタワーは青草湖の象徴であり、束草の象徴的な建物でもあります。



エキスポタワーの裏手には、まるで大きな軍艦のように見える建物が広く場を占めています。現在「江原道国際観光情報センター」として運営されているエキスポストラクチャーですね。



3つの洞にまたがる大きさを誇る建物ですが、たまたま観光客にはあまり好意的ではない所のようです。一様に明かりは消えたままでドアも閉まっていますね。



とにかくここへ来る前は「エキスポ記念館」という名前になじみがありませんでした。「束草でエキスポをしたことがあったっけ?」記念館の建物に書かれている 99という数字があるところを見ると、15年前に開催された観光エキスポだったんですね。私も知らない所でそんな行事をしていたなんて … そして15年後にでも見ようと思って来たのにドアにしっかりカギをかけておくなんて …



エキスポの展示館や展望台の内部を見れなくて少し残念でしたが、青草湖の美しい夕陽を見たら、それくらいは許せるようになりました。黄色い太陽の光りが青草湖の水に反射してきらめいていて、尖ったエキスポタワーのうしろに広がる雪嶽山の尾根は、際だって高く、長く続いていくかのようでした。



今回訪れた青草湖周辺は、南部地域の限られた地域でしたが、西と北には渡り鳥の渡来地やソッボン美術館(석봉미술관)など様々な風景と見どころがあって、束草の夕陽ナンバーワンだと言ってもいいここの夕陽は、雪嶽山で見た景色よりも美しいと言えます。日暮れ時には軽い気持ちで青草湖周辺に出て、小さな木のベンチに座って気楽に束草の夕陽を楽しむにもとてもいい所ですから、いつか一度はここから雪嶽山に越えていく太陽をどうか鑑賞して見てくださ~~い。

Map

地図


住所 : 江原道束草市エキスポ路(カンウォンドソクチョシエキスポロ:강원도 속초시 엑스포로) 75

電話番号 : 033-637-4504

入場料 : 無料

ホームページ : click





カフェナイン – 旅行を終えて



1泊 2日のあいだリュックを担いで雪嶽山や洛山寺、そしてあちこちの浜辺や灯台にもあてもなく歩いていたら、旅行が終わる今頃になってそろそろ足に力が入らなくなりはじめました。



そしてあれほど歩き回ったのに、束草にはまだドラマのセット場や行けなかった永郎湖などなど、たくさんの観光地が残っていますね。



でもすでに旅行二日目の夕方です。太陽はもう半分も雪嶽山の尾根の向こうに隠れてしまい、その瞬間、ギクッとしたのは明日が月曜日だという事実 … あ~この月曜病~!!



これからは再び家に帰らなければならない時間。青草湖から市内バスに乗って、昨日私たちが初めておりた市外バスターミナルの前に到着しました。



バスに乗る前、ターミナル周辺の小さなカフェに立ち寄ってあたたかいコーヒーでからだをちょっと温めなければなりません。ちょうどターミナルの駐車場側に「cafe nine」というコーヒーショップを見つけました。



オープンして間もない雰囲気。まず一番奥の、楽な椅子のある場所に腰をすえて、暖かいラテとアメリカン一杯づつを注文しました。



普通 4000ウォン台のコーヒーは、どうしても地方のコーヒーショップだと、それほど安いものではありませんが、どこも穏やかな声であいさつを欠かさず、注文したコーヒーをテーブルまで直接持って来てくれるなど、店員はかなり親切でした。



そして壁はウォールナッツ色の木材で、室内スペースも暗くない黄色い明りだったので、なんだか暖かみがあってくつろげました。わずかな時間でしたが、私たちの疲れを癒してくれるにはぴったりの場所でした。



変わっていたのはコーヒー専門店のこの店の裏口は、外でなく横にあるのり巻き屋の入り口でした。ああ~あそこで簡単にご飯を食べて、そのままここに来ることができるんだ。不思議ですね~。



コーヒーでからだを温めたら、ようやく元気が出てきました。いや~あちこち歩き回った情熱のせいか、くつろげる椅子を捨てて、外にあるパラソルの席に移ってしまいました。それからはじっくりと腰かけて、観光案内のパンフレットを見ながら、この 1泊 2日の束草旅行をふり返りました。韓国の他の山とは感じが全く違った雪嶽山と、そのすぐ下に黒みがかって青い東海の海と開かれた束草市の旅行。



そういえば、何年か前から毎年冬には東海を訪れることが、いつのまにか癖になっていました。今回は少し早く 11月に訪れましたが、真夏の熱い海辺とは違って、静かで時には冷たくて荒々しい冬の東海には、妙な魅力があります。そんな魅力に加えてここ束草は、雪嶽山というもっとスケールの大きい見どころもあるので、ここは文字どおりスペシャル級観光地であり、江原道最高の観光地です。ただしグルメツアーでも指折り数えられるほど有名な束草旅行にもかかわらず、今回の旅行では思ったよりたくさんのグルメを味わうことができなかったということ … 代わりに冒頭でふれた景色のおかげで目と心はものすごくたくさんびっしりと美しい記憶を蓄えてこれたという点は大きな収穫でした。

時間がもう少しあったら、30~40分の距離にある高城(コソン:고성)統一展望台や江原道の歴史都市、江陵(カンヌン:강릉)にも足を延ばしたかったのですが、私たちには次の旅行が待っていますから。毎回感じることですが、旅行というのは見慣れない風景を楽しみ、思い出も作り、地域のおいしい店に立ち寄ってからだも太らせて、人にいい影響を与えるとても楽しいことです。皆さんも週末家族や恋人と一緒に、ここ江原道束草でなかったとしても、旅行に一度出かけて見るのはいかがでしょうか?


Map

地図


住所 : 江原道束草市東明洞(カンウォンドソクチョシドンミョンドン:강원도 속초시 동명동) 261-98

価格情報 : アメリカン3,000ウォン / ラテ類 4,000ウォン / エード類 4,500ウォン / フルーツジュース 5,500ウォン




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