-
Start
-
ホテル
-
コンベンションセンター
-
自由公園
-
5.18記念
-
光州博物館
-
中外公園(チュンウェ・ゴンウォン)
-
市立美術館
-
Finish
宿所に行く前に疲れをいやすために軽い食事がしたくなり、光州の繁華街である尚武(サンム:상무)地区にあるカフェ「ダサロブ」に立ち寄りました。
芸術の都市にふさわしく、コーヒー専門店ではなく伝統茶や伝統式調理法で作られたデザートを販売しているこの店は「ダサロブ」という名前からして洗練美と伝統美を兼ね備えた感じがします。
中に入るとカウンターの上にメニューがきれいにかかっています。どれも「~だ」で終わるメニュー。「ダサロプタ(다사롭다)という言葉は純粋な韓国語で「暖かい感じがある」という意味だそうです。
上にかかったメニューの飲み物以外にも新メニューが追加されていました。少し迷いましたが一旦注文をしてから席に移りました。
少し遅く行ったせいか客はあまり多くない方でしたが、一面黄色い木材で作られた室内は名前のごとく暖かい感じがします。
ここがこの辺りで有名な理由は、単純に伝統茶を出しているというだけでなく、お茶を飲みながら足浴ができる足浴カフェだからです。ふっくらした座布団に座ってお湯に足を浸して、お茶を飲みながら本を読んでいたら時間があっという間に過ぎてしまうでしょう。
でも私たちは今日ものすごく歩いたので、靴を脱いだ瞬間、強烈なにおいが広がるかも知れないという恐怖に震えながら、ときどき足浴をする人を眺めてはクッションのいい椅子によりかかって飲み物が出てくるのを待ちました。
ジャーン!しばらくして登場したのが「チェリーポッブンチャスムーディ-(체리복분자스무디)」と「もち米パイ(찹쌀파이)」そして冷たい「アイスアメリカン(아이스 아메리카노)」。
チェリーポッブンチャスムーディーは名前のごとくチェリーとポッブンチャ(トックリイチゴ)が入っているため、きれいな色でやや酸っぱく、疲労回復しそうでとても気に入りました。
伝統茶専門店にもかかわらずアメリカンも専門店顔負けでコーヒーの香りも良くおいしかったです。ですが、下人が薪を割って井戸水を一気にあおるようにゴクゴク飲んだのが恥ずかしかったです。
一緒に注文したもち米パイはたった四切れだけでしたが、香ばしい味が一品でした。パイの中には何か元気になりそうなものがいっぱい入っていましたが、その一つ一つの味を吟味するにはとても鈍い口当たり。とにかくこの光州の第一印象は、ダサロブのおかげでかなり希望的でした。軽い旅行のあと飲み物と足浴で疲労回復できるダサロブ。特に女性の方にお勧めのカフェです。
地図 : click
住所 : 光州西区治坪洞(クァンジュソグチピョンドン:광주 서구 치평동)1254
電話番号 : 062-373-4550
営業時間 : 平日 08:00~23:00、週末 09:00~23:00
価格情報 : アメリカン 3,800 / もち米パイ 4,000 / チェリーポッブンチャスムーディー 5,700
Address: 광주 서구 치평동 1237-3 / 대한민국 광주광역시 서구 치평동 1237-3
ビールマート
カフェで食欲をそそられたせいか、宿所に行く前にもう少し何か食べたくなりました。
どうせのことなら疲れを忘れられるようにアルコールを一杯やる事にしました。そうこうして探した所は、昔流行った世界ビール専門店の一つのビールマート。
二階にあるビールマートの室内はかなり広かったです。バーテンダーと話しながら飲めるカウンターとホールのテーブル、そして薄暗い明りの個室まで。
凉しい夜風が吹いて来るテラス席もありましたが、酒を飲むにはやっぱりエアコンの効いた所が凉しいと思い小さなルームにしました。
ワウ~すごい種類、しかも安いおつまみとお酒
… しかし明日の日程があるので強いお酒や飲みすぎは禁物。一旦おつまみを注文してビールを取りにホールに出ました。
一列に並んだいくつかの冷蔵庫には、氷のように冷たい世界各国のビールがぎっしり入って私たちを待っています。
悩んだ末に一つずつビールを注文して、店のはじのほうを見ると、賭けをしながら楽しく遊べるダーツボードもありますね。グループで遊びに来ればこんなゲームもおもしろそうです。
もう一方の隅には喫煙者のための喫煙室があって、居酒屋とはいえ非喫煙者がタバコのにおいを嗅ぐ事はありません。
席に戻ってしばらくして登場したのがフィリピンビールの「サンミゲル(산미구엘)」。真っ白な泡とシュワッとした炭酸を見ていると凉しさ倍増です。
小学生のために注文したのは、珍しい形の「ミニMリタ(미니M리따)」。大きなグラスにかき氷が盛られ、そこにビンが逆さまにさしてあるこのビールは、ちょっと酸っぱい味で女性に人気のビールだそうです。
不思議な格好のビールを眺めたのもつかの間。私たちの関心はひたすらおつまみに集中しました。カレーソースの上にフライドポテトとから揚げをのせてその上に粉チーズまでかけた「カレーポンタク(카레퐁닭)」。
なぜか途方もないカロリーを誇っているかのようなこのメニュー。それでも今日はだいぶカロリー消費したから、このくらいはいいかな?
でもやっぱり水分が不足していたせいか、おつまみよりビールがすすんだ後だったし、もうすでに顔も赤らんできました。
今日は高カロリーパーティー。カレーポンタクをいくらも食べていないのにドレッシングがたっぷりかかった「五枚肉のとんかつサラダ
(オギョプトンカスセロド:오겹돈까스샐러드)」も注文してしまいました。
これをミルフィーユとんかつと言うんでしょうか。断面をよく見ると肉を何重にも重ねて揚げたとんかつです。サクサクとした食感がよく、サラダと一緒に食べるとあまり脂っこくありません。
それにビールマートのおつまみは思ったより安いほう。おつまみ一皿とビール一杯 … 私たちはおつまみ二皿とビール二杯を飲みつくし、二人とも生まれて初めて訪れた光州市内で赤ら顔を左右にゆすりながら宿所に向かいました。
地図 : click
住所 : 光州西区治坪洞(クァンジュソグチピョンドン:광주 서구 치평동)1237-3(2階)
電話番号 : 062-381-5092
運営時間 : 平日/週末 17:00~05:00
価格情報 : 五枚肉のとんかつサラダ 8,000 / カレーポンタク 13,000 / ビール 2,500~
ベニキア芸術の殿堂ホテル(ベニキアイェスレジョンダンホテル)
ここ光州(クァンジュ:광주)には無等山(ムドゥンサン:무등산)周辺と尚武(サンム:상무)地区に宿泊施設がたくさんあります。特に西区治坪洞(ソグチピョンドン:
서구 치평동)周辺はホテル、モーテル街と呼んでもいいくらいたくさんの宿泊施設があります。
その中で今回私たちの宿所に決めた所は尚武地区の片隅にある「ベニキアホテル芸術の殿堂(베니키아 호텔 예술의 전당)」です。
ウエディングホールを兼ねたこのホテルに入ると、明るい照明がロビーをきらびやかに照らしています。そのおかげでいささか宿所に到着したという安堵感がわいてきました。
ロビーには宿泊客のためのインターネットスペースがあり、観光情報を検索できます。でも椅子がないので長時間使うのは無理。代わりに全室 Wifiと無線ランが使用できます。
びっしり詰まったスケジュールのせいでチェックインがだいぶ遅れてしまいました。フロントであたふたとチェックインを済ませ三階の客室に向かいました。
エレベーターの横には、ここを訪れた芸能人の写真が飾ってありますが、中でもイギリスのオーディション番組に出演して一躍スターになった「ポール・ポッツ」がとても印象的でした。
3階にあがると廊下には多くの客室のドアが見えます。四方向に様々な形態の客室がたくさん並んでいます。
客室に入ると厚さが10センチはありそうな頑丈なドアの横に、消火器と避難ロープなど各種非常用品がしっかり備えられていました。
泊まった部屋はホテルで一番小さい部屋ではないものの、高い天井のおかげで、実際は写真で見るより客室が少し広く見えたので気に入りました。
多少クラシックな雰囲気の室内。何よりエアコンが本当によく効いていたので、先程飲んだビールの熱気をよく冷ましてくれました。
ベッドとバスルームの間にあるクローゼットを開くと、きれいに洗濯されたガウンとハンガーがきちんと整理されていました。
バスルームには大きな浴槽とシャワー、ビデが設置されていて洗面台は外にあるので気楽に使うことができます。
タオルを含めた各種使い捨て用品もありました。もちろんドレッサーにはドライヤーがあり、ミニ冷蔵庫の中にはミネラルウォーターも2本入っていました。
白いベッドシーツも清潔で、いつも気になる宿泊施設の衛生問題も心配無用で安心して過ごせました。
そして無料の朝食チケット。時たま変にどうでもいい事に命をかけてしまう性格ゆえに「何があっても明日の朝は早く起きよう
…」と枕元にチケットを置いて眠りました。
そして朝早く目がパッチリ!!特に週末は朝食が
9時までなので、ボサボサの髪のままあたふたと 1階の朝食バイキングにいきました。
ここは食堂や宴会場と言うよりはカフェの一部分。いろいろ可愛らしい小物がいっぱい飾られています。
普段、昼間の時間帯には飲み物を販売しているので壁にはメニューがかかっていますね。ホテル内部のカフェなのにけっこうお値段も安い方です。
まわりを見回すともうたくさんの宿泊客が食事をしている状態。私たちも早く食事をしなくては。
出される朝食は各種パンと野菜にシリアル。もちろん簡単にご飯とキムチもあります。
朝はやっぱりもたれるくらい具沢山のハンバーガーがいいですね。大部分の人がトーストやシリアルを食べていましたが、なぜか特別なものにひかれてハンバーガーのパンと具材を山ほど持ってきたセンス。
最後の口直しに冷えたスイカとプチトマト。種類が豊富という程ではないけれど、朝はこのくらいでも充分です。
外のドア越しにおもてを眺めると、今日は今にも雨が降り出しそうなどんよりした天気だったので、これからの日程が不安になってきました。
食事を終えて、荷物をまとめ、ゆうべゆっくり休ませてくれたホテルを発とうとした頃 ...心配したとおり雨粒がポツポツと落ち始めました。日程を室内コースに変更することにして、今日の最初の旅先に出発しました。ベニキアホテル芸術の殿堂は比較的安い価格で宿泊でき、朝食まであって、場所も中心地にあるため移動にも便利です。またこの近くには多くの宿泊施設があるので一度比べてから行っても良いと思います。
地図 : click
住所 : 光州西区市役所路(クァンジュソグシチョンノ:광주 서구 시청로) 20番通り(ボンギル) 2
電話番号 : 062-600-9999
営業時間 : 常時
価格情報 : ダブルルーム 16万/オンドル&ツイン 18万/スイート 24万
ホームページ : http: // click