閑麗水道というのはコジェドのハンサンドからヨスをつなぐ航路を指します。この航路の上には数え切れないぐらいの島があるんですが、コジェドは韓国ではチェジュ島の次に大きくて、南海岸の島では一番大きくて広い島です。それでここが島って思って甘く考えたら道の上で一日を浪費することになるかもしれません。大きな島だから計画もよく練らないといけません。今から私といっしょにいくコジェド旅行がこの島のすべてを説明できるわけじゃないですが、すこしてもみなさんの旅行計画に役に立ちたい思います。行きますか。
爽やかな潮風が吹いてくる「風の丘」바람의 언덕
最初のコースはドジャンポの魚村にある風の丘(バラムイオンドク)ここは四季、いつも海から風が吹いてくるからこう呼ばれています。ドジャンポからはヘグムガン遊覧船ツアーやウェドに入る船もありますので、そっちに行く方なら行かなければならない場所だと思います。ヘグムガンやウェド行きの船はほぼ一時間に一隻ぐらいですので時間に余裕がなかったら次の船を予約しておいてここを観光してみるのをおすすめします。おそらくウェドに先にいくと足は疲れるし、すき腹でこの風の丘の観光は忘れるかもしれません。
コジェデギョをすぎて南につながっているくねくねの国道を30分ぐらいはしるとヘグムガンの左に突き出しているドジャンポの魚村と「風の丘」が見えます。ここの元地名は帯で覆われているという意味で「ティバッヌル」でしたが2002年から今の地名に変わりました。
7~8年前には観光客は来ない閑散な魚村でしたけど、今は海岸で海の幸を売っているお婆さんからフランチャイズ店もある「観光地」になっていました。お婆さんから自然産サザエとトウモロコシが安く買えましたから良かったとします。
丘にいく階段の入り口に前にはなかったのがありました。風のホットドッグ(バラムイホットドッグ)?コーヒーと飲み物、ホットドッグを売っていまいした。
最近の旅行客にホットらしかったのでつい。風のホットドッグ(バラムイホットドッグ)。値段は2,500ウォンです。
普通のホットドッグとは違って中には柔らかいソーセージが2種類が入っていまいした。揚げたパンはもちっとして柔らかくてやや塩辛いソーセージが美味しいです。パンにふりかけてられている粉は砂糖じゃなくココナッツの粉です。すこしあとにご飯ですから食べ過ぎないように^^。
階段に登り始めたら向こうに風の丘(バラムイオンダク)が見えます。冬にはちょっと殺風景でしたが、緑の草木があるから温かい感じです。
毛布みたいな雲の下に風車がありました。まるでここに風が吹いていますと言ってるみたいですね。
今日も丘の上には絶え間なく潮風が吹いてきて爽快でした。遠くヘグムガンとウェドを巡ってくる遊覧船が見えます。
この日は休日で全国からたくさんの観光客が来ました。みんな明るい顔で風車の前で写真撮りながら思い出を作っていました。最近はセルカ棒(セルフィースティック)持ってる人が多いですね。一つ買って自分撮りしながら行こうかと^^*
海の見晴らしがいいここはいつ来ても気持ちいいです。ドラマ「イブの華苑、(2003)」、「回転木馬、(2004)」などの背景にもなっています。最近KBSの番組、1泊2日の撮影があってもっと全国的に有名になった感じです。
下に見えるのがドジャンポの遊覧船の船着場です。ちょうど遊覧船が来たばかりですね。ここは駐車場がよく出来ていますが、週末になると結構人と車で混みます。駐車のため入ってきて駐車場から一時間以上出ることもできないこともよくあります。
もし週末とか連休にここを訪ねる方のためのTIPです。写真の右の丘を回って出て行く道路が見えますよね?あそこの白い線みたいに見えるのも駐車ができる場所です。車が多いと思ったら早くあの位置に駐車してすこし歩くのがいい場合もあります。
風車の後ろには展望台に登る道があります。海風がいつも吹いてる場所で木が低いです。登山路の周りには椿の群生地があります。冬になると赤い椿が咲き乱れます。
長く海風に耐えながら育って来た古い椿トンネルで5分ぐらい登ると展望台が現れます。
綺麗な風景を目にすると人生の苦しさをも慰められると思われます。風の丘がそういう場所じゃないかと思います。週末の人混みで思い出どころかストレスばかりの方もいると思いますが、すこしだけ落ち着いて自然を眺めてみましょう。きっとなにか感じられるはずです。
視線を遮る者のない海が気に入りました。あの遠くに見える海の向こうは「ハクドンモンドル海水浴場」です。あとで紹介します。
丘の右にはコジェのヘグムガンがあります。霧で少し見づらいですが十分だと思います。すっきりするならここです。
どういうわけでここまで風が吹いてくるのかはわかりませんが、絶えまず海から風が吹いてくるところでした。すっきりした空気の吸えない胸の詰まる都会の人にピッタリだと思います。胸の奥まで深呼吸してみましょう。ストレスも吹っ飛ぶと思います。
位置:キョンサンナムド コジェシ ナンブミョン ガルゴッリ サン14-47 (경상남도 거제시 남부면 갈곶리 산14-47)
電話:055-639-3399
年中無休、駐車無料、入場無料
海のグムガンサン、コジェのヘグムガン遊覧船ツアー 거제 해금강 유람선투어
風の丘から時間通り遊覧船の船乗り場に戻ってきましたか?コジェのヘグムガンは生態的な保全価値が高いと言われています。葛の根みたいな模様だとして、元はガルド(葛島)だったようです。高さ116Mで0.1KMの広さしかない小さな島は長い時間波と風に削られていろんな形をしています。その綺麗さで1971年に勝地2号として指定されました。ちなみに勝地一号はカンヌンにあるオデサン国立公園にあるソグムガンです。
ヘグムガンとオェドの運賃は上のとおりです。すこし高いとも思いますがチャンスンポやグゾラ発の遊覧船よりはやすいほうです。そして乗客の数により船の時間がちょっとかわりがちなのでチケットを買うとき確認シておきましょう。普通一時間に一度みたいです。
2コースはコジェヘグムガンをまわってオェドボタニアからまたドジャンポに戻ってくるコースです。約2時間10分ぐらいかかります。
出発の前に乗客名簿を書かないといけないんですが、名簿の下にクーポンが見えますよね。このクーポンで3,000ウォン割引してもらえます。でもあれ使う人が私達しかいない・・・。あんまり知る人が少ないようです。職員さんもこれ出す人は珍しいと・・・。あのクーポンはドジャンポ遊覧船ホームでプリントできます。リンクは☞ click
ザザーン!こう二人で6,000ウォン割引してもらいました。ちなみにコジェ市民であれば3,000ウォン割引があり、オェド入場券の場合50%、4,000ウォン割引があります。でもオェド入場券の場合ここで割引じゃなくオェドの管理事務所でキャッシュバックです。これはオェド編でまた説明します。
これからウキウキしながら「バダヨヘン(海旅)3号」に乗ってヘグムガンツアーに出ます!。
私は連休の里帰りで人が少ないはずだと思いましたが外れました。連休に里帰りしないで旅行してる人がおもったより多いですね。外国人まで一緒でごみごみしていました。もちろん私も他人のこと言えませんね^^*。普段はここまで人多くありません。
船長の愉快な案内と一緒に出発しました。2階がある船だったらもっと良かったんですが、無い袖は振れないですね。船内にじっと座っていました。
最初に出会うことになるのは獅子に似合ってるとして「サザバウィ(獅子岩)」です。ここを起点にして左側に島を一回まわってまたここに戻ってきます。
ヘグムガン島の上には珍しい薬草が生えているだそうです。昔始皇帝に捧げる不老草をとりに来たという言い伝えがあって薬草島とでも呼ばれています。億劫の時間で層層に壊れた岩島が綺麗です。
ここはまるでタイランドのプーケットのパンア湾みたいな感じです。パンア湾のそれよりは小さいですがもっと格好いいと思います。
おっと岩の割れ目から船が後進で出てきています。あそこは「シップザドングル(十字洞窟)」というところで一年に30日ぐらいしか入れないみたいです。波が少しでも強くても危険で船がはいれないみたいです。今日は波が穏やかで入れそうですのではやく入ってみましょう。
ここがヘグムガンの最高のスポットだと思います。珍しい形をした岩に囲まれている細い洞窟、干潮にしか見られない通路の行き詰まりにある十字洞窟は本当に綺麗でした。乗客はみんな感嘆していました。
空を見上げるとなぜ十字洞窟かわかります。十字で穴ができてるから空が見えます。海面の深くて青い波と似合ってるなと思いました。これが一年に数日しかみれないってのが観光客を焦らすようでした。
満潮にはあの洞窟が水の下になるから干潮の時にしかはいれません。波が穏やかな日に小さい船に乗ってゆっくりしてみたいですね。子供の頃は海が見える街で住んでいましてよく小さな船に乗せてもらって海に出てました。小さな船で広い海の真ん中にいるとどうしてか不安で怖くなりますが、それもすこし時間がするといつの間に消えてしまい、穏やかな気分になりました。今日久しぶりにその気分が味わえました。
大げさだって?いえいえ。みなさんも遊覧船に乗ってここに来れば大げさじゃないってのがお分かりになると思います。写真で収められないのが惜しいかぎりです。
ここは島の南端にある「チョッテバウィ(蝋燭岩)」です。今見てるのが西の方ですが、夕日の時にあそこの岩に日が落ちることでこういう名前になったようです。残念なことに日没時間に運行してる船がないようですが、もしコースが新しくできたら一番乗りになりますよ。
私はここで一年分の運を全部使ったんじゃないかと思いました。一年にまれに見えるというイルカの群れが出てきました。動きが素早いで船も動いていてよく撮れませんでしたけど十匹以上でした。
さあ、ヘグムガンの南端まで来ました。向こうに見えるのがコジェドの本島です。頂上は「ウジェボン」といいます。あそこに登るとヘグムガンが見渡せるようです。綺麗な場所でポートゾーンもありますから船に乗らない時はあそこもよさそうです。
これからは船の後にまわってオェドに向かいます。この岩は前は波に削られていて崖になっていますが後は緩慢な斜面になっていますね。
あそこに見える岩は島から離されていますね。
近くでみるとなんか人のようにも見えます。
岩のてっぺんを見るとスカートを履いた女がお祈りしてるように見えます。この岩はお祈りしている仙女の形をした岩だそうです。どうしてこの端だけ残して中間は波によって流されたのでしょうか。不思議ですね。
こうしてまた獅子岩まで戻ってきました。獅子岩の間に落ちる日没もまた綺麗だそうです。オメガといいますね?Ωの形に落ちる落日の撮影ポイントがここです。もちろん船の上じゃなくコジェド本島にあるヘグムガン案内所の近くで写真を取るわけですけど。次はオェドに行きます。
+ドジャンポ遊覧船料金および注意事項
+ドジャンポ→ヘグムガン→オェド→ドジャンポ 成人料金:24,000ウォン(遊覧船16,000+オェド入場料8,000ウォン)
+ホームページの割引クーポンがあると遊覧船料金一人に3.000ウォン割引。
+所要時間:2時間10分(ヘグムガンツアー40分+オェド観光1時間30分)
+天気に寄ってヘグムガンまたオェド入場ができない場合があります。要確認。
+位置:キョンサンナムド コジェシ ナンブミョン ガルゴッリ292-6 (경상남도 거제시 남부면 갈곶리 292-6)
+電話:055-632-8787~8
孤独の島 オェド(外島) ボタニア 외도 보타니아
コジェドの南東の海にポツリとオェドという島があります。コジェド旅行はオェド抜きでは語れないとも言えるところです。船に乗って小さな島の中に入ると4万4千坪の土地に 椿の森と亜熱帯植物であるサボテン、椰子の木、ガザニア、サンシャインなどの3,000種以上の草木の庭園が 広がっています。
一度来てみると誰もがまた来るようになるというこの美しい島は昔はわら屋が何軒あるだけの寂しい島でした。でも1969年にこの島に偶然訪ねたイ・チャンホ、チョイ・ホスク夫婦が3年にわたって島を買い取り、30年以上の年月をかけて今のオェドになりました。今のオェドは変わり続けています。
風の丘とヘグムガンの観光を終えたなら、これからはコジェドの付属する島であるオェドの番です。ドジャンポで遊覧船に乗ると2時間10分ぐらいかかりますけど、ヘグムガンなしですぐオェドに入る3番目のコースは今運行していませんでした。おそらく天気によって変わるのだと思います。普通は2コースでヘグムガン(遊覧船16,000ウォン)とオェド(入場料8,000ウォン)セットになります。
それでヘグムガンを30分ほど見た後、オェドに上陸しました。ここは時間の制限があります。1時間30分あと、遊覧船が戻るためです。他の船に乗ってしまうとチャンスンポやグゾラに行ってしまうこともありますし、駐車しておいた車とかがあってドジャンポに戻らないといけない場合、一時間以上待つことになるかもしれません。この1時間30分という時間はこの島を見まわってみるには十分な時間ですから乗ってきた船で戻るのがいいと思います。
船から降りた途端、みんな携帯で写真撮りはじめました。チェジュ島と同様、中国人の観光客が増えてきたようです。いいことだと思います。
秋夕連休だから人混みで大変でした。管理人さん曰く、いつもはここまで人が多くないとのことでした。来る日を間違えたようです。でも仕方ないから隅から隅までみないと損ですよね?
どうしたら木をこういう形にできるんでしょうか。不思議ですね。まるでシンガポールのボタニックガーデンみたいな異国の地の風景な感じです。
ひげのパパスマーフみたいにも見えますね。こういう面白い草木が至るところにあります。丹念に管理してるようです。
ここはコーカスガーデンです。どこをみても綺麗し、隅まで手が届いています。すべてのコースに1時間ぐらいかかりますけど、驚いたり関心したりするうちに一時間が経ってしまいます。
長い蔦の道もいいし、椰子の木があって異国的です。
パリーのルーブルになる「サモトラケのニケ」がここにもあります。もちろんコピーです。ヴィーナスガーデンには有名な博物館にある作品のコピーが展示されています。いいポートゾーンになります。
庭園の至る所にお花が咲き乱れていました。冬には椿しかありませんが他の季節にくると旬のお花が迎えてくれます。
花の中で目が離せなかったきれいな花、ずっと見ていたいと思いました。
ヴィーナスガーデンに来ました。元は小学校の分校跡です。バッキンガム宮の後庭をモチーフにしたものです。オェドボタニアの象徴みたいなところです。
至る所にヴィーナス像がおいてあり、椿の木でフレームを作っています。人工的だな~と思われるかもしれませんがここは学校の運動場を最小の自然破壊で人工と自然の調和させた場所だと思います。綺麗ですよね。
コジェドの本島からたった4km離れている島がここまで綺麗とか・・・だめじゃないですか(笑)
いろんな場所を旅行して多くの庭を見てきましたが、やはりここが一番だなと思います。
適当に花で飾っているような子供天使の像もかわいいでした。後ろに見える建物はLEE`S HOUSEといいます。この島の所有者が住んでる家です。ドラマ<冬のソナタ>の最後の撮影地で知られてから世界的に有名になりました。中には入れないみたいです。
いつか飛ぶよ~
半分したスイカみたいな椿があります。ああなるようにどれだけ手を入れてきたのでしょうか。木の下にはすこしも日光が入ってこないので涼しいでした。
半分スイカの椿の次は花卉団地が出てきます。ここはゆるやかな傾斜の道を歩きながら島を見渡せる庭です。イタリアのフィレンツェにあるピッティ宮殿のボーボリ庭園と似てる気がします。季節によって多様な色で飾られます。上の写真はここで一番人気がある撮影ポイントです。
綿毛のようなこの花には黒の蝶々が座っていました。他の花には目もくれないのが不思議でした。
花卉団地から見えるオェドの風景。綺麗でしょう。まるで童話の中にいるみたいでした。
これは第一展望台からみた島の南東のほうです。東島は開発もしてないのでまだ幾千年にわたって作られた原始の椿の森が自然そのまま残っています。
島の頂上である第二展望台に行く道には彫像公園があります。ここには国内の有名な彫刻師たちの作品を展示しています。面白いのもあり印象的なのもありでした。
ここが島の第二展望台です。上から見るからもっと綺麗な感じみたいです。今見てるのをカメラで完璧に撮れないのが惜しいです。普通の観光客は途中にある天国の階段の方で降りるのですが、ぜひこの第二展望台での風景を見てからにしてください。
木漏れ日からもう秋の匂いが感じられます。すぐ落葉し冬が来るでしょう。けど惜しいとは思いません。自然はもっと綺麗なものを見せてくれるはずですから。
この100メートルはあるようなまっすぐな道が天国の階段と名付けられている道です。道端には赤い木のみのサンゴジュが植えており、階段式にできている庭園にはエーデルワイスなどの珍しい植物が香っています。まるで秘密の庭園みたいな感じです。元は3千の蜜柑と防風林で8千のヒノキが植えてありましたが、2003年の14号台風「セミ」に破壊されて作り直されました。
どこを見てもきれいな場所です。家族や恋人で思い出を作っていますね。
オェドボタニアが丹念に作られている庭園です。本当にここまで隅から隅まで手が届いてる庭園は、韓国でほかにないでそう。コジェドの旅行を思っているなら行かないと損だと思います。
+ドジャンポ遊覧船料金及び注意事項
+ドジャンポ→ヘグムガンー>オェドー>ドジャンポの成人料金:24,000ウォン(遊覧船16,000ウォン+オェド入場料8,000ウォン)
+コジェド市民の場合、オェド管理事務所で身分証をみせると入場料の50%を払い戻せる
+所要時間:2時間10分(ヘグムガンツアー40分+オェド観光1時間30分)
+天気によってオェドの入場ができない場合がありますので必ず確認をしてください
位置:キョンサンナムド コジェシ イルンミョン ワヒョンリ サン 109バンチ(경상남도 거제시 일운면 와현리 산 109번지)
電話:070-7715-3330