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俗離山(ソンリサン)林閑里(イムハンリ) #4 - 改良韓屋が見られる、‘宣炳国家屋’ (1) - (Korea Tour)
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最後修改 : 2017/02/18

旅行地区 : South Korea
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  • 俗離山(ソンリサン)
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  • 法住寺(ポプジュサ)-1
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  • 法住寺-3
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  • レイクヒルズ観光ホテル
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  • 宣炳國(ソン・ビョングッ)家屋-1
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  • 宣炳國家屋-2
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  • 松の群落地
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宣炳國(ソン・ビョングッ: 선병국)家屋:


宣炳國(ソン・ビョングッ: 선병국)家屋は1919年から1921年の間に報恩(ボウン:보은)宣(ソン:선)氏の宣政薰(ソン・ジョンフン:선정훈)が当代きっての大工を呼んで手厚く接待し、思いきり腕を発揮させて建てさせた家だ。この一帯で一番の金持ちだった彼は、隣近の秀才を選んでは私財を投じて教育させたり、行き交う旅人を受け入れて食べさせ宿を提供し、旅費まで持たせたなどと伝わっている。ここが蓮花浮水形の一等地であるため、風水の地理を勉強する人たちがよく訪れる所だそうだ。


朝鮮時代の民家は規模と配置に規制を受けた。世宗(セジョン:세종)13年(1431) 初めて発表された家舎規制は、庶民10間から大君(デグン:대군) 60間まで身分によって家の規模を定めている。朝鮮時代末期になると、このような住宅規制は崩れ、開化の風が吹き、家の持ち主の財力と器量によって、様々な改良家屋造りが試みられる。宣炳國家屋は、そんな時代にこの地域の大地主だった宣氏が変化した時代と住居観を土台として、最善を尽くして高くいかめしく建てた金持ち屋敷である。したがって伝統家屋のような幽玄さはないものの、合理性と活逹さ、威勢が感じられる自信感をあらわしている。今は宣政薰の二人の孫ソン・ミニョク、ソン・サヒョクさんが住んでいる。宣炳國家屋は重要民俗資料第134号である。






この家は大きくサランチェ(사랑채)とアンチェ(안채)、祠堂(サダン:사당)の三カ所で成り立つ。各々の空間は一つ一つ内塀で囲まれ全体が外塀で囲まれています。南に向かって長く伸びた外塀の中央にソスル(솟을)大門があって、その門から入ると広々とした外庭の先にサランチェを囲む塀と中門が見えます。






最近はこの家のサランチェは伝統茶屋になっていて、見物客に公開されています。風通しのいい大廳(デチョン:대청)であつちに座り、こっちに座っては花壇や垣根、塀越しに見える森や塀の前の柿の木や松、味曽がめ、軒などを眺めていると、この家に暮した人の情緒が感じられるかのようです。


この家は伝統家屋とは言っても、朝鮮時代の両班(ヤンバン:양반)や士大夫(サデブ:사대부)の家とは違う点が多い。大きく切りそろえた花こう岩の土台石や丸い柱を差した八角の礎石などは、それ以前の普通の家屋では見られないものであった。広々とした空間、まっすぐ頑丈に切られた木材としゃれた桟などは、油がびりびり回る感じさえする。昔の家屋ならすぐに思いつく渋くて狭い感じ、角を回れば字を読む声や女性の日常会話が聞こえてきそうな雰囲気とはずい分違う。











孝烈門(ヒョヨルムン:효열문)です。敬意を表す意味で頭を下げて通るように高さが低く建てられています。私はそれも知らずにシャキッと背筋を伸ばしたまま入って、頭をぶつけてしまいました。






貧しい小作人に食べ物を分けてあげ、徳を日常とした宣氏の家系に対する感謝の表示として、小作人が真心を込めて作ったという鉄製の感謝碑です。








風水の地理学的に見てもここは一等地です。母屋の後ろに見える山を背景にした南向きです。






下に見えるアンチェも山を後ろにした南東向きです。







アンチェの規模や形がサランチェと同じだが、土台の積み石を2段に積んでサランチェより格を低めた。写真は後ろから見たアンチェの様子。






朝鮮時代は丸い柱は宮廷にだけ許されたもので、民家には四角い柱のみが使えたそうです。1920年頃にこの建物を建てる時は、このような規制が崩壊した状態だったそうです。





한옥, 선병국가옥, 개량한옥, 보은
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