扶安(ブアン:부안)郡は大韓民国全羅北道(ジョルラプッド:전라북도)西部の邊山(ビョンサン:변산)半島にある郡である。郡庁所在地は扶安邑(ブアンウプ:부안읍)で、行政区域は1邑12面である。天然記念物ブアンスジシマドジョウ(ブアンジョンゲ:부안종개)の棲息地、白川(ベクチョン:백천)が存在し、邊山面一帯が邊山半島国立公園に指定されている。(出処ウィキ百科 - http: //ko.wikipedia.org/wiki/부안군)
セマングム(新萬金:새만금)広報館-セマングム防潮堤 새만금홍보관-새만금방조제
セマングム(新萬金:새만금)総合広報館は、旧展示館を撤去し、2010年着工、2012年7月19日に開館した。地下1階、地上3階の規模で、総合広報館の展示室には韓国干拓技術の発展史、国土利用上の懸案問題、上流流域の水質改善対策、沼地内の水質及び環境のエコ的開発、韓国の主要渡り鳥の飛来地、セマングム地区の模型説明、排水ロックの模型、セマングムの衛星写真、干拓後形成された新しい干潟、セマングム地区の時代別干拓地、防潮堤の標準断面図、総合的な観光地域の形成、事業効果などがわかるように展示されており、訪問者の良き学習の場になっている。
位置 : 扶安郡邊山面新萬金路(ブアングンビョンサンミョンセマングンロ:부안군 변산면 새만금로) 6(大項里山(デハンリサン:부안군 변산면)28-4)
電話 : 063-584-6882
- ホームページ www.isaemangeum.co.kr
水文化館 물문화관
扶安(ブアン:부안)ダム
부안댐
扶安(ブアン:부안)と近隣地域の生活用水供給のために1990年2月に着工し、1996年12月に完工した。周辺の優れた自然景観は、他の観光地と比べても劣らないくらい美しく、多くの観光客が訪れる場所だ。水文化について調べられる水文化館や噴水芝広場があり、近くには温泉もあって、家族単位の観光客にはもってこいだ。
位置 : 扶安郡邊山面扶安ダム路(ブアングンビョンサンミョンブアンデムロ:부안군 변산면 부안댐로) 280-26(中渓里(ジュンゲリ:중계리) 537- 1)
韓国水資源公社扶安ダム水道管理団
電話 : 063- 580-3210
扶安(ブアン:부안)青磁博物館
부안청자박물관
扶安(ブアン:부안)青磁博物館は、世界最高の高麗象嵌靑瓷(コリョサンガムチョンジャ:고려상감청자)を生産した扶安郡保安面(ボアンミョン:보안면)楡川里(ユチョンリ:유천리)に建てられ、2011年4月に開館した。楡川里で製作された高麗青磁200点ほどを展示しており、製作過程をすべて見られるようになっている。陶磁器体験、4次元映像体験などを通して陶磁器文化を理解できるようにしている。全身と頭脳を等しく活用するための教育目的の体験教育と陶磁器産業発展のために多くの学生や陶芸家が訪れる陶芸のふるさとだ。
位置 : 扶安郡保安面靑瓷路(ブアングンボアンミョンジョンジャロ:부안군 보안면 청자로)1493(柳川里(ユチョンリ:유천리) 798-4)
電話 : 063-580-3959, 3964
- ホームページ htlp: //buancela.go.kr
彩石江(チェソッガン:채석강)(国家指定文化財 名勝第13号)
彩石江(チェソッガン:채석강)は扶安(ブアン:부안)を代表する景観地で、邊山(ビョンサン:변산)半島の西端の格浦(ギョッポ:격포)にある。ここの地質は先カンブリア代の花こう岩、片麻岩が基底層を成し、中生代白亜期(約7千万年前)に堆積した堆積岩の成層で、海水の侵食により、まるで数万冊の本を積み上げたような瓦層を成しており、自然の神秘が感じられる。
彩石江(チェソッガン:채석강)海蝕洞穴 채석강 해식동굴
中国唐の李太白(イ・テベク:이태백)がよく訪れた彩石江(チェソッガン:채석강)とそっくりだと言って名づけられた。2012年、韓国人が一度は行くべき国内観光地99選に選ばれた所でもある。
位置 : 扶安郡邊山面邊山海邊路(ブアングンビョンサンミョンビョンサンヘビョンロ:부안군 변산면 변산해변로) 1(格浦里(ギョッポリ:격포리) 301-1)
お問い合わせ事項 : 国立公園管理公団邊山半島事務所格浦分所
電話 : 063-583- 2064
海水浴場
邊山(ビョンサン:변산)半島の海岸に沿って形成された海水浴場は、内邊山(ネビョンサン:내변산)を背にした美しい風景と緩やかな傾斜、きれいな水が自慢だ。蒸し暑い夏、家族みんなで大自然の海辺で気持ちのよい素敵な思い出を作って見よう。
邊山(ビョンサン:변산)海水浴場
변산해수욕장
位置 : 扶安郡邊山面邊山路(ブアングンビョンサンミョンビョンサンロ:부안군 변산면 변산로) 2076(大項里(デハンリ:대항리) 415-27)
電話 : 063-580-4808
格浦(ギョッポ:격포)海水浴場
격포해수욕장
位置 : 扶安郡邊山面邊山海邊路(ブアングンビョンサンミョンビョンサンヘビョンロ:부안군 변산면 변산해변로) 1(格浦里(ギョッポリ:격포리) 283-1)
電話 : 063-583-2064
故沙浦(コサポ:고사포)海水浴場
고사포해수욕장
位置 : 扶安郡邊山面ノルモッギル(ブアングンビョンサンミョンノルモッギル:부안군 변산면 노루목길) 8-8(雲山里(ウンサンリ:운산리) 43-14)
国立公園管理公団邊山半島事務所
電話 : 063-582-7808
芽項(モハン:모항)海水浴場
모항해수욕장
位置 : 扶安郡邊山面芽項ギル(ブアングンビョンサンミョンモハンギル:부안군 변산면 모항길) 23-1(道淸里(ドチョンリ:도청리) 165)
電話 : 063-580-4809
常緑(サンロク:상록)海水浴場
상록해수욕장
位置 : 扶安郡邊山面邊山路(ブアングンビョンサンミョンビョンサンロ:부안군 변산면 변산로) 3210-16(道淸里(ドチョンリ:도청리) 577)
電話 : 063-583-7865
蝟島(ウィド:위도)海水浴場
위도해수욕장
位置 : 扶安郡蝟島面蝟島路(ブアングンウィドミョンウィドロ:부안군 위도면 위도로) 366(鎭里(ジンリ:진리) 546)
電話 : 063-583-3804
扶安(ブアン:부안)自然生態公園
부안자연생태공원
茁浦面茁浦里(チュルポミョンチュルポリ:줄포면 줄포리)と牛浦里(ウポリ:우포리)一帯の浸水防止のために、茁浦湾677.662㎡の干潟をせき止めて作った公園で、2007年茁浦干潟湿地保護地域に指定された。10里のススキ野、野生花の群落地、囲碁小公園などが造られていて、自然の状態が原始性を維持した天然エリアとして有名である。また2005年に大人気放映されたSBSのテレビドラマ「プラハの恋人」の撮影地としても人気が高い。茁浦干潟湿地は2010年1月ラムサール条約湿地に登録され、生態系の教育体験観光地としても脚光を浴びている所だ。
位置 : 扶安郡茁浦面生態公園路(ブアングンチュルポミョンセンテコンウォンロ:부안군 줄포면 생태공원로) 170(牛浦里(ウポリ:우포리) 516-1)
電話 : 063-580-4524
直沼瀑布(チクソポッポ:직소폭포)
邊山(ビョンサン:변산)八景の第二景にあたる所で、30mの高さから勢いのある水が流れ落ちる景色が圧巻だ。直沼瀑布(チクソポッポ:직소폭포)は、内邊山(ネビョンサン:내변산)の中央にあり、朝鮮が生んだ一流キーセン、女流詩人の梅窓(メチャン:매창)李桂生(イ・ゲセン:이계생)と村隱(チョヌン:촌은)劉希慶(ユ・ヒギョン:유희경)と共に扶安(ブアン:부안)の三絶と呼ばれ、「直沼瀑布と中渓(ジュンゲ:중계)渓谷を見ずしては邊山を語れない。」と言われるほどの秘境を誇る所だ。
位置 : 扶安郡邊山面シルサンギル(ブアングンビョンサンミョンシルサンギル:부안군 변산면 실상길) 52(中渓里山(ジュンゲリサン:중계리 산)95-10)
• 内邊山探訪支援センター電話 : 063-584-7807
夕汀(ソクジョン:석정)文学館
석정문화관
夕汀(ソクジョン:석정)文学館は現代詩文学の巨匠、扶安(ブアン:부안)出身の辛夕汀(シン・ソクジョン:신석정)詩人の文学精神を受け継ぎ、文学発展の本拠地として、5冊の代表詩集・遺稿詩集・直筆原稿などで文学世界を照らす常設展示場、現実への批判が込められた多数の作品に出会える企画展示場、先生の一代記を映像にしたセミナー室があり、5,000点あまりの遺品が保管されている。
位置 : 扶安郡扶安邑仙隠(ブアングンブアンウプソヌン:부안군 부안읍 선은)1ギル(길) 10(仙隠里(ソヌンニ: 선은리) 547-1)
電話 : 063-584-0560~1
ホームページ : www.shinseokjeong.com
* 入場料無料。その他の施設の利用料は別途お問い合わせ願います。
熊淵港(コムソハン:곰소항)、熊淵(コムソ:곰소)塩辛、塩田
곰소항, 곰소젓갈,염전
• 熊淵塩田の電話番号 : 063-582-7511
• 南鮮塩業の電話番号 : 010-3670-7511
• 熊淵塩辛協会の電話番号 : 063-584-8100
來蘇寺(ネソサ:내소사)
來蘇寺(ネソサ:내소사)は、633年(百済武王(ムワン:무왕)34年)に惠丘頭陀(ヘグトゥタ:혜구두타)が創建したもので、一柱門から天王門まで600m続くもみの木の道は、美しい道100選に選ばれた道でもある。森の道は森林浴の爽やかさが与える來蘇寺観光の最初のコースだ。大雄宝殿は宝物(指定文化財)第291号に指定された文化財で、千年の古寺の気品と
ひっそりと静まり返った趣をたたえている。観音峰(クヮヌンボン:관음봉)を背景に配置された寺は、自然ながらも調和を成して、安らかさを与えるのみならず、祈祷道場に適した場所としても有名だ。春には見事な桜、夏には爽やかなもみの木の道、秋は紅葉、冬は雪景色の美しさとともに、さまざまな伝説のあるこの地域の有名な古寺だ。
もみの木の森の道(美しい道
100選)
• 位置 : 扶安郡鎭西面來蘇寺路(ブアングンジンソミョンネソサロ:부안군 진서면 내소사로) 243(石浦里(ソッポリ:석포리) 268)
電話 : 063-583-7281
• 來蘇寺テンプルステイ : 063-583-3035 www.naesosa.org
* 文化財観覧料のお問い合わせ : 063-582-7570 駐車料のお問い合わせ : 063-582-7808
月明庵(ウォルミョンアム:월명암)
月明庵(ウォルミョンアム:월명암)は雙仙峰(サンソンボン:쌍선봉)の頂上の近くに位置する寺で、新羅神文王(シンムンワン:신문왕)12年(692年)に浮雪居師(ブソルコサ:부설거사)が創建した。邊山(ビョンサン:변산)八景の中で月明霧靄(ウォルミョンムエ:월명무애)と西海落照(ソヘナクジョ:서해낙조)の二景が絶景を織り成す所でもある。この寺には仏教小説形式の「浮雪傳(ブソルジョン:부설전)」と浮雪居師が書いた「八竹詩(パルチュクサ:팔죽시)」が伝わっている。
位置 : 扶安郡邊山面内邊山路(ブアングンビョンサンミョンネビョンサンロ:부안군 변산면 내변산로 ) 236-180(中渓里山(ジュンゲリサン:중계리 산)96- 1)
電話 : 063-582-7890
開巖寺(ゲアムサ:개암사)
634年(百済武王(ムワン:무왕)35年)、妙蓮王師(ミョリョンワンサ:묘련왕사)によって創建された千年の古寺で、大雄殿は宝物(指定文化財)第292号に指定された文化財である。開巖寺(ゲアムサ:개암사)の裏手には、百済復興運動の中心であった周留城(ジュリュソン:주류성)の城壁が、左右に広がっていて、仏様の顔の形の遇金岩(ウグンバウィ:우금바위)が山の上から邊山(ビョンサン:변산)を眺めている。遇金岩には百済が最後の抗戦で作ったと見られる洞窟がある。この洞窟を元曉房(ウォニョバン:원효방)または福信洞窟(ボクシングル:복신굴)と言って、当時は戦闘に使われていたと伝わっており、時代の移り変わりによって祈祷をする場所に使われたこともあった。
位置 : 扶安郡上西面開巖路(ブアングンサンソミョンゲアムロ:부안군 상서면 개암로) 248(甘橋里(カムギョリ:감교리) 714)
電話 : 063-583-3871