チャンギョングンの朝
ソウルには他の都市からは見られないものがいくつもありますが、その中でも真似できないものが朝鮮500年の歴史が生きている宮殿だと思います。チャンドックン(昌徳宮)、ドクスグン(徳寿宮)、チャンギョングン(昌慶宮)などの宮のなかで訪問客が少なくて散歩に向いてる昌慶宮に訪れました。
1484年成宗の頃、王侯の居住のため建てられた宮で朝鮮末に動物園と植物園ができながら昌慶園に名前を変えました。その時桜の木もたくさん植えられて一般の市民に公開され、その以来休息処として使われています。
今の40~50代でソウルで学生の頃を過ごした人ならほとんど昌慶園に遠足行ったことがあるはずです。1983年にアトラクションが撤去され昌慶宮に戻りました。ただ今日昌慶宮に行きながら調べてみたら園西洞、園南洞などの昌慶園だった頃にできた地名はまだ残ってるみたいでした。
チャンギョングンは9時の開場の前の掃除夫からはじまります。とても緊張した顔で掃除状態を点検してると見受けられました。
チャンギョングンに訪問するなら9時の前にいってこう観覧客がいない宮をみるのがいいと思います。同じ値段を払ったとしても全然違うと思います。
オクチョンギョ(玉川橋)からみたミョンジョンムン(明政門)の写真です。幸い天気は晴れてて、朝の光がよくてピンク色の花葉が綺麗に見えました。
チャンギョングンの最高のポイントはここ、オクチョンギョの上で右側の桜だと思います。
桜の下でみた明政門です。花が綺麗からか、春という季節が宮殿に祝福してる気がします。
ミョンジョンムンを過ぎてホンファムンとオクチョンギョがある方向を見るとまた違う景色が見えます。3つの屏風と花と人が画面の中にいるみたいな感じです。
怖気もなくミョンジョンジョン(明政殿)の品階石の上に登ったWall-Eです。朝鮮時代にこんなことをしでかしたら大変なことになったはずです。早い朝の人のいないミョンジョンジョンは朝の早い訪問客にするプレゼントみたいなものです。
ミョンジョンジョンの前には雨でも滑ることないよう表面が荒い花崗岩で敷かれています。石の隙間に小さな花があって自然な感じです。
節操を象徴する松は浄潔な灰色の屋根と似合ってると思います。
チャンドックンの方の塀にはツツジとレンギョウが春を知らせています。
チャンギョングンのもうひとつのポイントはツツジが綺麗に咲いてるということです。山でみるのよりここのツツジのほうがもっと大きくて綺麗だそうです。
桜の向こうに見える訪問客の余裕。スマホを見ていますね。
宮殿の緑の塀と白い桜は似合ってるとお見ます。みなさもぜひ試してみてください。
まだ掃除が終わってない部分があるみたいですね。
塀の向こうにチャンドックンの屋根がみえます。3段階の庭園が立体的です。
ツツジとレンギョウが一緒に咲いてるのは珍しいですね。普通はレンギョウが先にさいて、それが散ってからツツジが咲くのですが急に暖かくなったせいかもしれません。
綺麗な朝の光葉がいい色しています。影も長いですね。
チュンダンジにはオシドリが来ていました。これを撮ろうとするカメラのシャッターの音があっちこっちで聞こえてきます。飛ぶオシドリがみたいなら売っている落花生を投げてやるといいです。
チャンギョングンの内に位置した植物園に行く道の端には野生花が植えられています。いろんな花があるのでいいと思います。
秋になったら池に反映される景色が有名な植物園の近くにある池です。春でもいいなと思います。
こんなに人の背の高さくらいのツツジはみたことがありません。チャンギョングンのお別れのプレゼントみたいでした。
位置:ソウル市 鍾路区 臥龍洞 2-1 (서울특별시 종로구 와룡동 2-1)