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釜山 #3 - 富平夜店のべ物 - (Korea Tour)
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Last Modified : 2017/02/18

Travel regions : South Korea
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二日がかりで「富平(プピョン:부평)の夜店」を食べ歩いてみました


映画「国際市場で逢いましょう」のおかげで、釜山の伝統市場も観光地として注目されています。ジャカルチ駅を出て中区路(チュングロ:중구로)に入ると、東は国際市場、西は富平(プピョン:부평)カントン(缶詰め:깡통)市場と呼ばれています。ここは1950年代の朝鮮戦争当時、米軍が持ち込んだ缶詰め食品を大量に販売し始めたことからカントン市場と呼ばれていました。富平カントン市場には有名なオムク通りや世界各国の輸入食品も売っていますが、夜になれば全く別の姿に変わります。昼間の風景はじゅうぶん見たので、今日は夜店見物に行ってみましょうか?



昼より夜の方がにぎやかなカントン市場をたずねて夕方富平洞通りに来ると、市場入り口のコプチャン通りからすでにザワザワと人が集まっています。



香ばしく焼けたコプチャンのにおいが漂う通りを過ぎると、カントン市場ですが、一般の店鋪は7時くらいには店を閉めて7時半頃から本格的に夜店の別天地が始まります。




夜店が開かれる前のカントン市場(富平市場)の様子です。釜山の代表食品オムク店もズラッと並んでいます。他の市場のように野菜や果物、生活必需品も売っている平凡な市場です。



7時を過ぎると一般店鋪は店を閉めて閑散とするはずの市場ですが、夜店が開かれる位置には待つ人が一人二人と集まって来ます。



私も簡単にトッポッキとオムクを頼んで夜店を待ちます。釜山のトッポッキは太くて大きな米餅を濃いトウガラシ味に作るのが特徴です。それにおいしいことで有名な釜山オムクは肉厚でスープも濃厚ですね。たった二つのメニューですが材料がいいせいか結構お腹いっぱいになります。




簡単にお腹を満たし、軽食は夜店で食べる事にして、そろそろ出発します。まだ7時半になっていないので、店鋪で準備している夜店から見ていきましょう。人気のホットドッグですがこういう平凡な軽食は全国どこでも食べられるので、たとえ麻薬ホットドッグでも通り過ぎることにします。




食べるものではなく、まるで玉のように見える「水しずく餅」は以前日本で流行ったスイーツです。不思議だったので買って食べてみると、ただの甘いゼリー味ですね。次からは目だけで楽しむことに~




オリンピックの五輪旗みたいにカラフルな駄菓子のようなドリンクもあります。夏の夜は冷めたい飲み物を片手に夜店見物するにはぴったりですね。




夜店には初めて見る食べ物がたくさんあります。ゆで卵に肉とベーコンをくるんで焼いて、甘辛い味付けのソースをぬった物もありますね。これはイギリスの露店食品第1位と言われる「スコッチエッグバーベキュー」です。




軽食だけだと思ったら、お酒が恋しくなるような酒の肴もありますね。車でなかったらプチュジョンと緑豆ビンデトックに冷めたいマッコリ一杯といきたいところですね。




そして4つの味を持つ釜山オムクは釜山へ来たら必ず一度は食べてみないと。私が食べた時におばさんが材料を全部説明してくれましたが、何だったかまったく思い出せません。




釜山オムクはスーパーのものとは次元が違って高級だそうですが、釜で蒸してプリプリした食感を誇るオムクもありました。袋詰めの油揚げの中にはオムク、タンメン(ハルサメの一種)、野菜が入っています。オムクはおいしかったですが、巾着はあまりお勧めしたくありませんね。




そして創意性に驚いたメニュー。「手羽先焼きメシ」です。台湾式料理だそうですが、小さな手羽先の中の骨をとり除いて焼きメシが詰めてあります。甘辛いバーベキューソースをつけてグリルで焼いてあるので油分が抜けています。おもしろいメニューですが、鶏肉や焼きメシの食感があまり良くなかったので値段(4,000ウォン)に比べて味は普通です。



カニの甲羅にパスタを盛ったカニパスタです。カニの甲羅にフジッリのような一口パスタ、チーズ、マヨネーズ、コーン、エビなどを入れ、トーチでチーズを焼いた一般的なクリームパスタ味です。珍しいので一度食べみても後悔しないと思います。




そして長い行列ができていたので気になって食べた串焼き。鶏肉、タコ、イイダコをグリルで焼いて辛めのソースをぬったもの。平凡なメニューですが本当においしかったです。人が並んでいるだけのことはあります。



店鋪を見ていたら本格的な夜店が開かれる7時半。どこから来たのかポチャ(移動式の露店)が列になって来たと思ったら、あっという間に店を広げて慌ただしく作り始めます。



食べ物は正体不明の創意力満点のものから外国の食べ物まで何と種類の多いことか。初めて見る物がいっぱいでした。



これは中国ハルビンの軽食でしたよね? 焼き冷麺です。ゆでた冷麺と卵、野菜、チーズを入れて焼き固めケチャップとマスタードソースをかけたものです。弾力性があって香ばしく、甘酸っぱく、名前は馴染みないですが、味は親しみやすく無難に誰でもおいしく食べられます。



何でこれに並んでいるのか気になりますが、牛乳を豆腐のように固めてカリッと揚げた「牛乳揚げ」です。残念ながらこれはあまり気乗りがしなくて食べませんでした。でも行列からしたら、おいしい人気メニューのようです。



夜店ポチャには食べる物だけでなく、工芸品もあります。食べ物のにおいでいっぱいの夜店の中で屈せずにさわやかな香りを出している「石膏芳香剤」もあります。香りもいいですが、色も形もきれいだったので机に飾りたくてムーミンを一つ買いました。



ポチャのメニューがこんなに高級だとは。ステーキもあります。別名「立ち食いステーキ」。小さな牛肉を適当な大きさに焼いてソースをかけて食べます。立って食べるのが気になるけど本各的なステーキの味です。お値段は3,500ウォンです。




ステーキに対抗する別の強力メニューもあります。高価なホタテ貝のチーズ焼き。貝の中には細く刻んだホタテとコーン、そして甘辛いソースが入っています。お値段は3千ウォンです。丸のままのホタテが良ければ先に言えばOK^^*



夜店はほとんどが食べ物ですが、小さなゲームもあります。左側の紙を選んで書かれた番号の景品をもらうんですが、もし当たっても右のアメを食べる自信がなくて見ているだけに ……




夜店には東南アジアの食べ物もかなりありました。これはインドネシア式のライスヌードル焼きそば、ミーゴレンのようです。食べてはみませんでしたが、男性に人気でした。



そして小さいながらも充実のひと皿、日本の「お好み焼き」。これは肉のパティを焼いて目玉焼きで包んで上にかつおぶしとソースをかけてあります。味はかつおぶしをかけたハンバーグステーキと言ったところでしょうか? お値段は3千ウォン。



特に女性に人気があったのが焼いて食べるチーズです。釜山のカントン夜市は午後 7時半から夜 12時まで毎晩開かれます。一般店鋪とポチャを含めて数十個の飲食メニューがあります。


富平のカントン市場の近くには、国際市場を含めた biff通り、南浦洞ファッション通り、昌善洞(チャンソンドン:창선동)の食べ歩き屋台、富平洞豚足横丁、寶水洞(ボスドン:보수동)本屋横丁などがあって、道向かいにはジャカルチ市場まで、見どころ、お楽しみ、食べ物スポットぎっしりの所です。昼間この一帯を見て回り、夜はカントン夜市のおいしい露店食で特別な夕食、お勧めです。


Map

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住所

:

釜山広域市中区中区路(プサンクヮンヨクシチュングチュングロ:부산광역시 중구 중구로)33番ギル

32

富平公営駐車場(パーキングは市場のすぐ入り口)



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