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チュンムキンパプ 충무김밥 - (Korean Food)
 | 미분류
最終更新日 : 2017/02/18

旅行地域 : South Korea
 | 閲覧数 : 110705
https://blog.lookandwalk.com/ja/blog/foodguide/4559/trackback

1. チュンムキンパプに入る材料

- 主材料: のりとご飯

- 副材料: イカをとうがらしで味付けしたものと大根をとうがらしで味付けして酸っぱく調理したもの


2. 味の評価


- 辛さ: ★★☆☆☆

- 塩味: ★★☆☆☆

- 甘さ: ☆☆☆☆☆

- 酸味: ☆☆☆☆☆



3. チュンムキンパプ(忠武のり巻き:충무김밥)についての簡単な紹介


「キンパプ」と言えば酸味のある寿司めしにいろいろな材料を入れてのりに包んで食べる日本風のり巻きが代表的です。しかし「チュンムキンパプ」と日本式のり巻きとはまったく違った点があります。これは統営(トンヨン:통영)の郷土料理ですが、人気が出て韓国のどこででも食べられるようになったものです。


忠武(チュンム:충무)は統営の昔の地名でチュンムキンパプは今の統営から始まった食べ物です。統営は南海岸最大の水産都市で、古くから漁業で生計を立てて暮して来た漁師の多い都市です。


チュンムキンパプは漁師のお弁当でした。

1930年代に漁師の夫が漁をするために食事ができないのを切なく思った妻が、お弁当にのり巻きを作りましたが、遠洋に出て長時間仕事をしたり、暑い夏にはのり巻きが傷んで食べることができませんでした。

それで考えついたのが、のり巻きの中身から傷みやすい野菜を除いてのりにご飯だけを入れて巻き、傷みにくいイイダコの和え物と大根のキムチを別に準備して食べるようになりました。


これがチュンムキンパプで、以後漁師がよく食べるお弁当のメニューとなり、統営の郷土料理として定着しました。

1981年、ソウルの汝矣島(ヨイド:여의도)で「国風81」という全国的な文化行事が開催されました。この時、統営のチュンムキンパプがソウルで売られたのがマスコミで紹介され、全国的に知られるようになりました。







チュンムキンパプは、ハム、オモク、いろいろな野菜などを入れた日本風ののり巻きより味と見た目が素朴です。

日本ののり巻きは、ご飯に甘酸っぱい味がしますが、チュンムキンパプは味付けをまったくしていないご飯を指ほどの大きさにのりで包みます。

そしてやや辛く味付けしたイカの和えものと酸っぱく漬けた大根キムチが添えられています。

親指大ののり巻きにイカの和えものや大根キムチを一つずつさして食べます。

単純な調理方法と平凡な材料で作ったこの料理は、初めて食べたらがっかりするかもしれません。しかし本当におかしなことに、一度食べるとまた食べたくなる妙な魅力があります。

味付けのないただののりとご飯なのに、のりの風味とコシの強いご飯の食感がいいです。

真っ赤に味付けされたイカの和えものは辛そうですが辛くなく、塩辛くも甘くもなくてちょうど良い味付けです。よく漬かった大根のキムチは酸味もあってシャキシャキしていてご飯とよく合います。

統営は漁獲量の多い水産都市で、海の幸が豊富な観光都市としても有名です。

統営に旅行に来たら、代表的な郷土料理「チュンムキンパプ」をどうか食べてみてください。


(wikipediaで詳しく見る : クリック )



4. チュンムキンパプの種類

チュンムキンパプは統営(忠武の現在の地名)という限定された場所で発達した食べ物で、種類は一つだけです。

統営旅客ターミナルの前はどこも元祖だと主張するチュンムキンパプの店がいくつかありますが、作る人によって少しずつ味の差があるくらいです。







5. チュンムキンパプをよりおいしく楽しむ方法


チュンムキンパプは統営の代表的な郷土料理ですが、全国どこででも食べることができます。

特に明洞(ミョンドン:명동)では長年の伝統を誇るチュンムキンパプの店がありますが、合わせて3店鋪を運営しているほど人気があり外国人観光客もたくさん訪れます。


ですが休暇シーズンに統営旅行に行くようでしたら、チュンムキンパプを一度は食べてみてください。他の地域ではイカの和えものや大根キムチが若い世代の口に合わせてより辛く塩辛く甘くなっています。

統営で食べるチュンムキンパプは刺激的ではなく、また食べたくなる中毒性があります。


チュンムキンパプを初めて食べる人は、皿に出てきたものを見て真心がこもっていないと怒るかもしれません。

キチンとした食器にめいめい出てくるのではなく、プラスチックのお盆に紙一枚敷いて、そこにご飯、イカの和えもの、大根のキムチが盛られて出てきます。それを箸やフォークもなしに長い木の串でつついて食べます。

これには事情があります。

上で述べたように、チュンムキンパプは漁師のお弁当として始まった食べ物で、当時はこれをビニールや紙に包んで甲板の上で広げて食べていました。

その頃の漁師が食べていた風習どおりに出てくるのです。


不便でも木の串でつついて食べる一風変わった経験を楽しんでください。




Canon EOS 550D | f/6.3 | iso 100 | 2013:02:08 13:48:15 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 19mm


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