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釜山 #9 - 太宗臺 - (Korea Tour)
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最終更新日 : 2017/02/18

旅行地域 : South Korea
 | 閲覧数 : 49927
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釜山を代表する海岸の名勝地「太宗臺(テジョンデ:태종대)」


誰でも一度は行ったことのある釜山を代表する名勝地、太宗臺(テジョンデ:태종대)。小さい頃この町に住んでいて時間さえあれば友達と太宗臺の砂利庭の所で泳いだ覚えがあります。いつも慣れ親しんだ場所だったので、かえって行けなかった思い出の場所に久しぶりに来ました。釜山大橋を渡って影島(ヨンド:영도)の海岸沿いに9㎞ 程走ると、影島の最南端にある太宗臺は樹木で鬱蒼と茂っており、海岸は削られたような絶壁と奇岩怪石で、うねる波とともに絶景を成しています。日本統治時代から最近まで長い間軍事地域だったため、一般の人の出入りは制限されていたものの、1969年に一般公開されてからは観光地に指定された所です。



太宗臺には円形の循環道路があって、一周回れる散策路になっています。全長4.3㎞の循環道路は木が生い茂り、暑い夏でも日影の中を歩けます。でも上り坂と下り坂が繰り返され、循環道路の中間にある神仙臺(シンソンデ:신선대)までは結構角度のある階段を下りて上らないといけないので少し大変かも知れません。



もちろん歩いても充分に回れますが、足が不便だったり大変な方は循環道路を走る観光列車「ダヌビ」を利用するのもいい方法です。ダヌビ列車は太宗臺のいたる所に停留所があって、一度切符を買えばどこででも降りて、また次の列車に乗れるので本当に便利です。私が行った日は雨が降って運行していませんでした。写真は以前撮ったものです。料金は大人2,000ウォン、中高生1,500ウォン、子ども1,000ウォンです。3人家族以上の場合は大人1,600ウォン、中高生1,200ウォン、子ども800ウォンに割引してくれます。




視野の開けた海を眺めて、静かな海辺の循環道路に沿って歩く気分はかなりいいです。雨が降って木々の緑はより濃く、風には森と海の匂いがします。霧がうっすらかかって甘い雰囲気です。




散策路をどのくらい歩いたでしょうか、母子像のある所まで来たら、切り立った絶壁が見えて来ました。私が立っている所には現在展望台兼食堂、コンビニなどがある楕円形の建物がありますが、以前はここを自殺岩と呼んでいました。神仙臺イコール自殺岩だと思っている方はこの場所のことをいっているんですね。



自殺岩のある展望台の風景は壮観です。曇っていても雰囲気はそのままです。晴れた日は向こう側に56㎞ 離れた対馬が見えますが今日は見えませんね。誰かが「自殺岩に立った者が死の恐怖さえ忘れるほど美しい。」と表現しましたが、納得です。霧の中の島はやかんに似ていることから 「やかん島」と呼ばれています。



散策路の中間位に来たでしょうか。影島燈台と神仙臺がある絶壁に下りる道が見えます。燈台に下りる道は二つありますが、途中で一緒になるのでどこから下りてもいいですね。




燈台に下りる途中で出会った野生のネコ。ここには昔から絶壁の中間で危なっかしく生きていた野生のネコがたくさんいました。今は管理所で猫にエサを与えていますが、そのせいかあまり警戒せずに道で寝そべって気楽にしていますね。可愛いものだ …



ネコを後にしていよいよ燈台が見えてきます。影島燈台は100年以上の歴史があります。太宗臺と言ったら真先に浮かぶイメージがあの燈台だと思います。1906年に初めて灯かりがともった影島燈台は2004年に現在の姿になり、灯台続きの建物にはギャラリーと図書館、海洋映像館、自然史展示室などの文化施設があります。燈台には上がって観覧もできます。ただ、月曜日はやっていません。




燈台の下の絶壁にそびえる望夫石(マンブソク:망부석)と平らな神仙臺が目に入ります。いくら堅い岩でも歳月には勝てないようで、少しずつ削れていくのが残念ですが、今もその美しさは変わりません。小さい頃はここに降りるのに安全フェンスもなく、道が狭く、くらっときましたが、今は安心して下りれます。



反対側の浜辺もキレイでしょう? ここは遊覧船の船着き場の左側にある砂利庭です。僕の小さい頃はあそこで泳いだり貝を獲って海水でゆでて食べたりした所です。今も一般の人が入っていけるのか分かりませんが、もしできたらいい所でしょう?




階段の下には太宗臺遊覧船の船着き場があって、海産物を売っている人の姿も見えます。テレビにも時々出てくる所ですが、潮風に吹かれて一皿つまむのも粋ですよね。遊覧船は太宗臺から乗れる所が3か所あって、そのうちの1つがここです。料金は大人1万ウォン、子どもは6千ウォン。五六島(オリュッド:오륙도)に戻るコースですが、たまにイルカが一緒に走る姿も見られます。一度はしてもいい経験です。



影島燈台に沿って神仙臺に下りて見ましょう。私がよりによって月曜日に行ったため、燈台には上がれず、建物の中の文化施設も回れず残念でした。あ、あそこで人魚がたいまつを持っていますね。「自由の人魚像」と呼ぶべきでしょうか? ^^*




神仙臺はいつ見てもいいですね。絶壁の下にひょっこりある平らな岩がとても印象的です。遠くやかん島の前を遊覧船が観光客を忙しそうに運んでいますね。ところで太宗臺がなぜ「太宗」なのかご存知ですか? 新羅の太宗武烈王(ムヨルワン:무열왕)がここの海岸の絶景にほれ込んで、いっとき弓を楽しんだところから名前が付けられたそうです。





神仙臺に来たら急に雨が落ち出しましたが、傘をさしたくありません。久しぶりにかぐ海のにおいと遠くから吹いて来るさわやかな風の中で、そんなものを使って雰囲気を台無しにしたくありません。絶壁に座っている人も何人かは私と同じ考えのようです。




土などはまったくない岩のすき間から花が育ち、雨の中でもお互いを抱きしめて遠い海を眺めるカップルがとても美しいですね。今の自分の愛情が乾いていると感じたら、ここにしばらく座って行ってください。うんざりしてやめたくなった時の特効薬はここです。



しかしここを自殺岩と呼んでも無理はなさそうですね。燈台の下の狭い道は安全フェンスがありますが、ふざけて落っこちでもしたら上って来ようとは思わない方がいいですね。だからしっかり手をつないで安全に歩きましょう。



神仙臺には安全装置のようなものは何もありません。ある面とてもロマンチックですが、非常に危ない所です。いたずらは絶対禁物! 安全に海を見るだけにしましょう。たまに太宗臺まで来たのに大変だからとここを下らない人がいます。足は少し震えてもこんな景色を見ずに行ったらずっと後悔するかも知れませんよ。海はいつでも気持ちのいい姿で皆さんを待っています。


Map

+ 전화 : 051-405-2004

+ 住所 : 釜山広域市影島区展望路(プサンクヮンヨクシヨンドクジョンマンロ:부산광역시 영도구 전망로) 316

+ 電話 : 051-405-2004


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