Holiday Journal

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夫餘 #1 - 国立夫餘博物館 - (Korea Tour)
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Last Modified : 2017/03/21

Travel regions : South Korea
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  • 定林寺址(チョンニムサジ)
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  • 文化団地
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  • 白馬江(ペンマガン)
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  • 宮南池(クンナムジ)
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  • シン・ドンヨプ
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  • Finish



思い出してみれば学生の頃、修学旅行はいつも新羅の古都である慶州でした。それで今度の旅行はちょっと違くしたくて百済の最後の首都、「義慈王」と「三千宮女」の悲しいお話でしられている蓮花の都である「忠清南道 夫餘」を訪ねる歴史ツアーに決めました。



1日目:夫餘博物館ー定林寺址ー百済文化団地ー百済王陵ーグドレ彫刻公園

2日目:官北里百済遺跡ー扶蘇山城ー皐蘭寺ー落花岩ー宮南池ーシン・ドンヨプ文化館


ソウルから夫餘に行くバスは「東ソウルターミナル」と「ソウル南部ターミナル」から乗れます。一番好きな旅行の乗り物である列車は龍山駅ー論山駅まで移動してから20分たびにある夫餘行きのバスに乗り換えしないといけない面倒なルートです。


そのほかにも調べてみましたが、面倒なのはごめんでしたので私達は8月の最後の土曜日の朝「南部ターミナル」へ向きました。



少し早い時間(7時10分)発ちましたから閑散してるだろうなという期待とは裏腹に週末だから満席でした。この世、チケット予約は必修だなと思いながら目をさますコーヒーを飲みながら出発しました。




うきうきしながらバスの窓を見たら曇りでちょっと心配になりました。でも期待に添って2時間ジャストで夫餘についたら、王の帰還を迎えるように晴れてて肌が痛いくらいの日差しが差しました。



ついにサビの地につきました。「サビ」または「ソブリ」と呼ばれるこの地名もここ夫餘を言われる違う言葉です。ここ忠清道夫餘の初めての印象は地方の都市にもかかわらず小綺麗というのでした。百済の時から計画に建てられて区画ができているだそうです。ロータリーも多いし大路もありました。




夫餘では観光のため「シティーツアーバス」というのを運営しています。いまだ市内バスがそこまで円滑に運営されていないので大衆交通を利用する方にはおすすめできます。


毎週末3個のコースで運営されてるので予め確認して予約すると運転することもなく手軽く観光ができます。


Map

位置 : 夫餘邑 官北里 77 扶蘇山城 駐車場 (부여읍관북리 77 부소산성 주차장)

電話 : 041-830-2330 (忠清南道総合観光案内所)

運営時間 : 3~11月(毎週土、日) 午前 10時発ち

ホームページ :http://buyeotour.net/



国立夫餘博物館(グッリプブヨバクムルカン) 국립부여박물관



夫餘の街をちょっと見回してみた後・・・まずは夫餘の歴史とあっちこっちにある見ものの全体像を描いてから見回すのがもっと面白い旅行になると思って近くにある「国立夫餘博物館」に行きました。


ターミナルから1kmくらい離れている国立夫餘博物館はサビマル(公演場)、子供博物館(体験場)、企画展示館、 本館 展示館 などの4つの施設があります。


この中で「企画展示館」と「サビマル」はイベントや特別展示がある時に開放します。まずは奥にある本館展示館に入ってみました。



ここ「国立夫餘博物館」は国宝3点、宝物5点など、総32,000点の遺物を所蔵しています。その中で1,000点の遺物を一展示室(忠清南道先史時代)、第二展示室(聖王ー威徳王)、第三展示室(武王ー義慈王)と分けて展示しています。



現在本館展示室は無料で外国人のため英・日・中案内パンフレットなどと韓・英・日語で案内してくれるオーディオガイド(有料)などが準備されていて、外国人向けのサービスをしています。スマートフォン用のアプリである「国立夫餘博物館」で同じサービスを利用できます。



第一展示室に入るとすぐ見える青銅で作られた「韓国式銅剣」ですが、こういう類の遺物はここ夫餘だけのものではないので特色はないように見えました。



別で大事に展示されている「竹模様銅器」シャマニズムと関係あると思われていて、韓国ではグムガン辺でしか発見されない遺物です。



青銅器時代の代表的な遺物「夫餘ソングッリ土器」及び、第一展示室には一般的な青銅器と鉄器遺物が展示されています。



第二展示室の入り口には百済の「聖王(ソンワン)」の胸像が見えます。聖王の時代になってサビの地を首都にした故に夫餘のいろんな所で聖王の銅像や絵などが見えます。



韓国の王宮やお寺でよく目にできる「蓮花紋の軒丸瓦」。この博物館の展示品でも一番多くありました。



この展示室の遺物の中で珍しく虎のようにできてる陶磁器である「虎子」上の穴の上に目と耳が小さく描かれているかわいいやつでした。お酒や水ビンだと思いましたが説明によるとなんと・・・溲瓶でした。



夫餘のノウサンリ寺の跡で発見された「百済昌王銘石造舍利龕」(国宝第288号・高さ74cm)。塔の上に舎利を入れておく小さな舎利用の龕室です。



そろそろ光る遺物が登場します。多様なイヤリングと宝石のきれいな光に感嘆してる時・・特別展示されている「それ」が現れました。夫餘のどこでも見える、覚えがあるあれ・・百済遺物の最高峰!


国宝第287号「百済金銅大香炉」(高さ61.8)!・・・残念でしたが照明が修理中でした。この遺物はレプリカで、本物は特別な期間にだけ企画展示室に展示されます。



第二展示室をすぎておしゃれな休憩室があってちょっと休息をとって・・・


第三展示室に入るとすぐ百済の微笑みと呼ばれる「瑞山磨崖三尊佛」(国宝第87号)が正面から淡くて温かく微笑みを見せてくれます。



第三展示室にはもちろん「チミ」みたいな巨大な遺物もありますが「金銅觀音菩薩立像」(国宝第293号」みたいな百済特有の繊細な遺物がメインです。



夫餘の扶蘇山城で発見された「砂宅智積碑」(高さ109cm)、これは学生の時、試験でよく出てました。



三国が統一されつつあるとき、百済復興運動を起こして百済の滅亡の後、唐に行って武将になった「フッチサンチ」の墓石も展示されています。



官吏が着用した「金銅官帽」繊細ながら華麗な作りです。これが百済の文化が日本に渡っていったこをと証明する証拠の一つだそうです。



百済の王が日本に下賜して日本の国宝になってる「石上神宮七枝刀」(長さ74.9cm)の模型も展示されています。



第三展示室から出ると「バク・マンシク教授寄贈室」という場所がありますが、いろんな陶磁器が展示されています。ゆっくり観覧してから展示室の中央庭に入ると



最後に中は空の大きな器みたいな「夫餘石槽」(宝物第194号)が広場の真ん中に展示されています。中に水を入れて蓮を育ててたもので「夫餘東軒」の前で発見されたものを日帝時代に博物館に移したものだそうです。



本館から出て体験学習で有名と言われている「子供博物館」に来ました。幸いまだ時間が早い(朝の10時)でお客があんまりいないおかげで閑散していました。



室内には真ん中に「金銅大香炉」をコンセプトにした遊戯器具といろんな百済の歴史と遺物について漫画で説明していて、子供達は遊びながら歴史が学べます。



龍、蓮などの紋様がある瓦で拓本を作ってみるコーナーもあります。ここではガラス工芸も見ることができるらしいです。



向こうではある家族が塔を築いていました。むしろ解体してるのかな?



いろんな体験施設がありますが、私達は百済の衣服体験に行きました。ミラーによく説明が書いています。これを順に着てみます。



しまった・・・ここは子供用でしてた。成人としてはあるまじきことでして帽子だけ被ってみることにします。



でもこの頭では帽子さえもダメでした。



子供博物館の出口の壁には香炉模様の子供の望みを貼れるのがありました。「大きなおともたちも体験したいです」と書きたかったのです。



やっぱり この企画展示館とサビマルは行事期間じゃなかったので固く閉ざされていまして、野外展示場には「ドンサリ石塔」みたいな高麗の遺物もすこし展示されていましたが、もう博物館のではなく実際の遺物を直接にみたくて観覧を終えて次の目的地のため踵を返しました。


Map

位置 : 夫餘邑 東南里 サン16-9 (부여읍동남리 산16-9)

電話 :041-833-8502

運営時間 :09:00~18:00 (週末 ~19:00) / 4~10月 土曜日 ~21:00/ 月曜日休館

ホームページ : http://buyeo.museum.go.kr/




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