Holiday Journal

Holiday Journal
Hi, Lets look around cool places in Korea together with me! :)
36164 | 18171403

釜山 #1 - サムジンオムク - (Korea Tour)
 | Holiday Journal
Last Modified : 2017/02/18

Travel regions : South Korea
 | Hits : 48649
https://blog.lookandwalk.com/en/blog/mazinguide/4868/trackback

  • Start
  •  
  • サムジンオムク
  •  
  • 松島海水浴場
  •  
  • 富平の夜店
  •  
  • クラウンハーバーホテル
  •  
  • 浦項 テジクッパ
  •  
  • 草梁 イバグギル
  •  
  • チャイナタウンの新発園
  •  
  • ブラウンハンズ・デザインカフェ
  •  
  • 太宗臺
  •  
  • 太宗寺
  •  
  • モントングリ
  •  
  • Finish



かつて味わったことのないオムクの味「サムジンオムク(삼진어묵)」


昔から「釜山オムク」と言えば全国でも有名な釜山の代表的な食べ物です。海のある都市なので常に水産物が豊富で、1910年代に日本が釜山港を開港したことで多くの日本人が居住するようになり、自然と日本のオムク技術が伝わり、早くから発達したようです。釜山にはファンゴン、ミド、サムジンという3大オムク工場がありますが、その中のサムジンオムクは国内だけでなく、海外の観光客にも有名な所で、最も古い歴史があります。行って味わってみましょうか?



サムジンオムクは釜山各地に支店があって、ソウルでは有名デパートに入店しています。本店は釜山市影島区(ヨンドク:영도구)蓬莱洞(ボルレドン:봉래동)の蓬莱市場の中にあります。私が幼い頃、この近くに住んでいたので蓬莱市場にはよく行きましたが、以前はこんな大きな工場ではなく、小さなバラックでオムクを手作りして売っていました。釜山のオムクがどうして昔からおいしかったのかと言うと、釜山には漁船がたくさんあって、昔はイシモチや太刀魚などの高価な魚は売りさばいて、残った小さな魚はすりおろしてオムクにしていました。材料が豊富なので魚の割り合いが高いので味もいいという訳です。




ここ本店は1950年に1代目の社長が日本で直接練り製品の技術を学び、オムクを作って売り始めた場所です。蓬莱市場のバラックから始まったサムジンオムクは3代にわたって今までこの場所でオムクを作り続けた釜山で最も古くからあるオムク工場です。



古い建物をリモデリングして、今はりっぱなレストランへ来たように粹でスッキリした建物になりました。私は以前の姿を知っているので、ちょっとよそよそしい感じがします。



建物の1階にはオムクを販売する売店があり、2階には歴史館と体験館があります。ただ単にオムクを販売しているだけではなく、オムクの製造過程を詳しく知り、直接作って見ることもできる体験館もあるので、観光客がたくさん訪れています。



オムク売場は主婦が関心をもつおかず売り場なので、子どもは関心がないのではと思いがちですが、展示場の写真を見たら子どもにもできる体験プログラムがありました。



カラフルなかわいいものはクッキーのようですが、実はサムジンオムク体験館で子どもが作った「オムク」でした。かわいいでしょう?



2階の入り口は、創業からの歴史、製造技術、製品紹介などのある小さな歴史館になっていますが、ゆっくり見て回ると興味深い昔の写真もあります。



そして歴史館の次に体験館があります。ちょうど外国人観光客がオムク作りの体験をしていました。男性は戸惑いながら見よう見まねですが、女性は手慣れた感じで形もきれいに楽しんでオムク体験をしていますね。



体験は曜日や年齢によっていろいろあります。体験料もあまり高くない方ですから、思い出作りにやってみるのもいいですね。もちろん作ったオムクは全部持って帰れます。



簡単に体験館を見て回ったので、これからは味を見なければ。1階の売場に下りると初めて見る不思議なオムクが並んでいます。「オムク」と言えば素朴なおかずですが、売場は高級食材を売っている所のように洗練されています。




オムクの種類がこんなに多かったかと思わされるくらい広い売場に、いろいろなオムクがあります。よく家で食べるおかず用のオムクが大部分です。オムクは魚の含有量や入っている別の材料によって値段が千差万別です。最初の写真のような高級オムクもあれば、お手頃なオムクもあります。



大袋もあれば、好みに合わせて少量づつ選んで買うこともできますね。ここまでは主婦が利用するおかずコーナーでした。




他のコーナーには子供も大人も好きな軽食コーナーがありました。どれも機械ではなく手で練って作った手作りのオムクです。オムクを主材料にして、海産物、肉類、野菜など、一般的なオムクからは想像することもできない材料を利用したり、色もカラフルで形もかわいいものもありました。




オムクの店と言うよりは、フランスのパン屋さんへ来たかのようにおしゃれでよだれが出そうな形なので、一つずつ全部味わいたくなります。次にここに来るときは1泊2日のコースだったら二日目に来ないと。そうしたらすぐ持って帰って冷蔵庫にしまえますから。1日目に来たら、すぐに食べる分しか買えないのでちょっと残念ですよね。



中でも「オムクコロッケ」は絶対食べてみるべきイチおし商品です。普通のコロッケは小麦粉にいろいろな材料を入れて揚げてありますが、オムクコロッケは小麦粉の代わりにオムクで作ってあるので、食感に弾力があり、水産物特有の味がしっかり効いています。ひと口食べたら誰かに取られはしないかと、キョロキョロしてしまいます。^^*



種類が多くて何を選んだらいいか迷った時は、試食コーナーを利用してください。味見していると職員がどんな製品なのか、どうやって作られたものか、親切に教えてくれます。



買ったオムクは本店の向かいにある休憩室で食べられます。休憩室の中にはテーブルと椅子があって、暖めて食べられるように電子レンジもあり、水を飲める浄水器もあります。



私もじっくり選んで三種類買いました。どんな味なのか早く食べてみたいです!



一番気になっていた「コーンチーズそぼろ(1,600ウォン)」から食べてみます。これはおなじみの甘~く、パサッ~としたそぼろに弾力のあるオムクと丸っこいトウモロコシの粒が相まって、いい味でした。私たちが知っている普通のオムクの境地を越えた、パンでもなくオムクでもない忘れられない最高の味ですね。グ~ッ。




そして、ここで一番有名なサムジンオムクコロッケの中から「エビコロッケ(1,200ウォン)」。赤ちゃんの手のひらくらいに小さくて丸い形のかわいいサイズで、ころもは薄くカリッとしていて中は弾力があり、新鮮な野菜と丸いエビの食感がいいです。やはり代表メニューと言われるだけのことはありますね。



そして最後は「ベーコンオムク(1,000ウォン)」です。弾力のあるオムクにベーコンを巻いてカリッと揚げてありますが、塩味のベーコンとオムクが本当によくマッチしたおいしい軽食でした。サムジンオムクは製品ごとに差がありますが、高級オムクは小麦粉や澱粉に対して練り肉の含有量が70%以上で水産物の風味がとてもよく、弾力性のある食感もいいです。だから国内だけでなく、海外からの観光客もよく訪れる釜山の代表食になったのではないかと思います。通ったら一度味わってみてください。目がハートになるはずです。


Map

+ 住所 : 釜山広域市影島区太宗路(プサンクヮンヨクシヨンドクテジョンノ:부산광역시 영도구 태종로)99番ギル 36

+ 電話 : 051-412-5468

+ 利用時間 : 毎日 09:00~20:00 年中無休



釜山, 鱼丸, holidayjournal, 부산, 삼진어묵, Busan, Samjin, サムジンオムク, odeng, かまぼこ, 부산오뎅
One line comment(3) 
PDF
Bookmark
E-mail
0bytes / 200bytes
View list