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Start
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ホテル
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コンベンションセンター
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自由公園
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5.18記念
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光州博物館
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中外公園(チュンウェ・ゴンウォン)
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市立美術館
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Finish
Gwangju Museum of Art
公園内の「光州市立民俗博物館」と「光州市立美術館」の中間から私たちがよりによって市立美術館の方に走った理由は、もちろん雨宿りのため仕方なかったこともありますが、この美術館がかなり有名な所だったからでもあります。
二次的には民俗博物館は公演がなければ観覧も無意味かもしれないという心配もどこかにありました。それでも敢えて1ヶ所だけ選んだという点が残念ではありました。
雨でびっしょり濡れた建物の外観とは違って、ロビーに入ると広がる美術館のしゃれた感じ。明るい照明と洗練美あふれる所です。
広いロビーの空間に比べてすっきりと 3-4個の作品だけが展示されていて、入り口からしてモダンな感じの美術館だと思いました。
チケット売り場の前方には2mを越える大きさの白い陶磁器に羽ばたくきれいな蝶が照らされていたし、こっちは美術館を立ち寄った子供たちのフォトゾーンでとても人気でした。
私たちが訪問した時は光州ビエンナーレ20周年記念として「甘い露1980その後」というテーマで運営中でした。不義と暴力、不平等に対抗した 5.18の精神らしい抵抗意識に関するテーマですね。
私たちが訪問した時は光州ビエンナーレ20周年記念として「甘い露1980その後」というテーマで運営中でした。不義と暴力、不平等に対抗した 5.18の精神らしい抵抗意識に関するテーマですね。
もともと絵に対しては専門外なので、それぞれの詳しい意味を調べることは大変でしたが、黒いチマと白いチョゴリだったので、日帝時代の慰安婦に関する内容ではないかと推測しました。
もちろん我が国だけでなく17ヶ国49人の作家が今回のテーマに展示やパフォーマンスなどいろいろな形で参加したそうです。
この作品は解放期前後の中国民衆の姿のように見えました。霊感があるのか?
写真と彫り上げの木の作品が合わさって一つの作品になったこの大きな展示品は中国人の作家の作品でした。
日帝時代の様子を表現したような作品。作品の内容も重要ですが、この作品を見ると画用紙に糊付けしてその上に砂を付けながら不思議に思った小さい頃の美術の時間が思い出されます。
高い天井と広い展示場のおかげで凉しく高級な感じで、週末にもかかわらず暴雨のせいか観覧客が少なくて、美術館の雰囲気をしっかり感じることができました。
色々な作品の中で赤一色で描かれたこの作品には私たちが日常的によく知っている人が多数登場していてうれしい作品でもありました。
「カチャカチャ、チーン」静かな美術館内でなぜかタイプライターの音が響いています。片隅で安物の木製机の前に首をもたげて、ネオンのように輝いている人の模型が展示されています。警察署で調査を受ける姿を表現した作品ですが、よく見ると調査を受けている人はイエス様ですね。
二階(正確には一階)に上がる坂道の上には、細い糸を利用して、光の効果を表現した作品が展示されています。光と糸という単純な小道具でこんなステキな効果を演出できるとは、私はむしろこれにいちばん感動を受けました。
美術館の長所であり短所というべきでしょうか。特に迷いもしないような単純な構造ですが、途中でトイレや入り口の方に戻ろうとすると、なんとなく難しいんです。
しかも私たちのような平民(?)は、美術館という空間がなぜかちょっと緊張します。でも、代わりにあちこちにかなりたくさんのキュレーターの方が待機していて、すぐに問題を解消してくれたので本当に幸いでした。
ただし私たちが探せなかっただけなのか、作品の説明用パンフレットがあったら観覧する作品の意図を把握しやすかったのにという点が残念でした。
美術館で単純な芸術作品だけを展示していたら、たぶん子供たちはつまらないでしょうね。1階の半分は子供たちのための美術空間になっていました。
直接絵を描いたり、描かれた絵が集まって別の大きな作品になったりします。体験型の芸術作品の生産現場といったところでしょうか。
こうして光州市立美術館は絵と彫刻などの展示品だけでなく、子供たちのための体験空間と映像作品など様々な展示をしている美術館です。特に大人500ウォンというお得な入場料で、こうした文化の恵みを受けられるという結構なメリットがある所ですね。ただし私たちが「光州市立美術館」に対する満足感が大きくなればなるほど「光州市立民俗博物館」に行けなかったことが残念で仕方ありません。
地図 : https: //goo.gl/maps/TwBqf
住所 : 光州北区雲岩洞(クァンジュプックウナムドン:광주 북구운암동)164
電話番号 : 062-613-7100
営業時間 : 10:00~18:00 月曜日/お盆、正月休館
価格情報 : 大人 500 / 中高生 300 / 子供 200
ホームページ : click
ダダン ガン・ドクスン(강덕순)伝統菓子店
光州市立美術館も光州の立派なデートコースではありますが、美術館の1階にある「ダダンガン・ドクスン(강덕순)伝統菓子店」もまた美術館に劣らぬ名物。
トックカフェと呼ばれる「ダダン」は美術館の建物から外に出なくてもロビーに面した入り口を通ってすぐ入れます。
店内は楽にくつろげる木の造りで、韓紙で作られた黄色い照明器具と天井の飾りのおかげで暖かさもかもし出しています。
昨夜行った「ダサロブ」もそうでしたが、ここダダンは伝統茶の専門店。メニューを見るとコーヒー類は種類があまりなく、若者には馴染みのない名前のお茶ばかりです
しかし年齢に関係なく、むしろ若い人に人気があるかのように、テーブルは空席が少なく、たくさんの客が入っていますね。たぶん美術館に来た人は、ここが必須コースなんでしょう。
一方には手づくりと見られる様々な色と形の可愛らしい小物が壁面を覆っています。お茶を飲みながらもカメラを持った客が、壁面に沿って見てはシャッターを切っていました。
しかもこの品物は販売品。一つ一つに値札が付いていました。しかし値段はあまり安くないので私たちは単純に見て満足しました。
きょろきょろあたりを見回していると登場した「緑茶かき氷(ノクチャビンス:녹차빙수)」。不思議にもここは他のカフェのように呼び出しベルを渡して客が取りに行くのではなく、注文したものを店員がテーブルに直接持って来てくれます。
緑茶アイスクリームとあずき、そして餠をふんだんにのせた緑茶かき氷はやっぱりここだけの特別さが感じられるように黄金色の真鍮の器に盛られていました。
余裕と風情を漂わす小さな花瓶。そしておまけの文化も伝統文化の一つと言えますよね? 竹串にささって出てきたおもち二切れの正体は、ドリンクを注文すると出てくる味見用のおまけ。
少しして出てきたのが「よもぎ餅焼き(スギンジョルミクイ:쑥인절미구이)」。あたたかく薄黄色く焼かれたよもぎ餅の上に香ばしいきな粉とあずき、そして乾燥のナツメスライスの上に蜂蜜がいっぱいかけてあります。そして餠がお皿にくっ付かないようによもぎ餅とお皿の間にもきな粉がいっぱいあって、きな粉の香ばしさが餅のいたるところに広がっています。
かすかなよもぎの香りのするやわらかい餅を、木のナイフと木のフォークで切って口の中に運ぶと、蜂蜜の甘さが口の中を満たし、ナツメとナッツ類がポキポキと口の中を楽しませてくれます。
一口味わったうちの小学生の評価によれば、かなり高級な蜂蜜のようだという見解。それほど信じられたものではないですが、それでも味や材料の調和は本当に大推薦のメニューです。しかも時おり緑茶かき氷で涼しさを味わえばここが天国ですね。
天国を思いきり楽しんで外を眺めたら「あ…」外は相変わらず豪雨が続いていました。それにもう夕方6時、これ以上時間が許されない関係で、ここダダンでのひと時が今回の旅行の最後のコースになってしまいました。近くの光州市立民俗博物館に行けなくて残念でしたが、仕方なく私たちは再び豪雨の中を高速バスターミナルに向けて走り始めました。
地図 : https: //goo.gl/maps/TwBqf
住所 : 光州北区雲岩洞(クァンジュプックウナムドン:광주 북구 운암동)164
電話番号 : 062-522-4100
運営時間 : 10:00~23:00 お盆、正月休み
価格情報 : 緑茶かき氷 9,000ウォン / ヨモギ餅焼き 8,000