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驪州(ヨジュ)、利川(イチョン)、広州(クァンジュ)#1 - 「京畿世界陶磁ビエンナーレ」広州編 - (Korea Tour)
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最終更新日 : 2017/02/17

旅行地域 : South Korea
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世界最大の陶磁器祭り「京畿世界陶磁ビエンナーレ(キョンギ セゲトジャ ビエンナルレ)」広州編:本色


2015京畿世界陶磁ビエンナーレは今年で8回目となり、京畿道(キョンギド:경기도)広州(クァンジュ:광주)、驪州(ヨジュ:여주)、利川(イチョン:이천)の3ヶ所で開かれています。2001年から始まったので、今年で14年目になりますね。この行事の主な目的は世界各国で活動する優秀な作家を発掘、後援することですが、国際公募展を通じて毎年賞も授与しています。年を重ねながら、今や世界74ヶ国が参加する世界最大規模の陶磁専門ビエンナーレとして定着しました。また今年からは、歴代の公募展受賞作品の単なる展示から一歩前進して、多彩なイベントを開いて一般の人々の参加を誘導し、疎通の接点を探そうとする試みがなされています。


+京畿道廣州のテーマ:本色‐東アジアの陶磁が持つ伝統の色の共感



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京畿道広州では昆池岩陶磁公園(コンジアム トジャコンウォン:곤지암 도자공원)内で祭りが開かれています。各種体験コーナーと販売コーナーは公園のあちらこちらに設置されていて、作品展示は公園の中ほどにある京畿陶磁博物館で観覧できます。



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今回の2015京畿世界陶磁ビエンナーレのテーマは「色:Ceramic Spectrum」です。テーマに合わせ、展示物や展示環境などは、一般の人々にも視覚的にはっきりと認識できる色合いで表現されています。




京畿陶磁博物館の前には一般の人々が体験できる空間が用意されていますが、皿や白磁などを直接作ったり下処理された器の上に絵を描く体験もできます。体験する費用は2千ウォンからですが、焼成費(陶磁器に釉薬を塗って窯で焼く過程)と宅配費込で最大2万ウォンまでの多様なコースを楽しめます。体験の特性上、陶磁器に釉薬を塗って窯で焼く「焼成」過程は専門家が進めなければならないため、その過程に時間がかかるのと、作業終了後、宅配で安全に自宅まで配送しなければならないので、やや高いようです。



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では展示館の中に入ってみます。展示会観覧の入場料は、各会場のチケットは4千ウォンで、利川、広州、驪州の3ヶ所を全て観覧できる共通チケットは1万ウォンです。ちなみに特定カードで決済すれば20%割引となり、8千ウォンで購入できます。割引と価格についての詳細は、上の写真を参考にしてください。



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京畿陶磁博物館1階に入ってきました。3ヶ所の祭り会場の中で、広州では「本色共感:東アジア伝統陶芸」と「第4回美しい私たちの陶磁公募展」の作品を展示しています。


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この展示場にはまず1階の常設展示室である「陶磁文化室」がありますので、こちらから先に見学してみます。



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まずこちらに立ち寄ろうと思った理由は、陶磁器がどのように作られ、また、その種類はどうなっているのか、ここでの説明を見れば一目瞭然だからです。ここで陶磁器に対する基礎知識をつけてから別の展示物を観覧すると、展示物を理解するのに役に立ちます。



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一つ例にあげると、これは陶磁器にどのような材料と技法で絵画模様の装飾をするのかを教えています。私も上の写真で一つ学びましたが、私たちがしばしば目にする白磁の青色の模様は、青化顔料(酸化コバルト)を使っています。これが非常に高価格な材料なため、白磁が高いのだそうです。



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さあ、陶磁文化室で習ったいくつかの基礎知識を持って、美しい私たちの陶磁公募展の受賞作を見に行きましょう。



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入口に入るやいなや白色の器が目につきます。角ばったどんぶりという意味である「カクバル(角鉢:각발)」という作品は、今回の公募展で大賞を受賞した作品です。私が数年間、国際公募展作品と韓国作品を見てきた識見では、単純だけれど伝統的な価値を生かしながらも、美しさを表しにくい作品が大部分受賞するようです。この作品もまた単純に見えますが、芸術的価値は非常に高いといえます。



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こちらには合計44点の作品がありますが、いくつかだけ目を通して行きます。上の作品は「月食(ウォルシク:월식)」」という作品ですが、最優秀賞を受賞した陶磁器です。闇と光の色を形象化したようですね。



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この作品もまた、最優秀賞を受賞したものですが、「粉青普洱餅茶角壺(ブンチョン ボイビョンチャ カクダンジ:분청 보이병차 각단지)」です。作品の名前を聞いただけでも、どんな材料と形で、どんな用途で作ったのかわかりますね。「粉青=粉青沙器、普洱餅茶=普洱茶、カクダンジ=角壺」という意味でしょう。家のどこかに飾って置きたいような形をしています。



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今度は「本色共感(ボンセクコンガム:본색공감):東アジア伝統陶芸館(ドンアシア ジョントンドイェグァン:동아시아 전통도예관)」に入ってきました。この特別展は韓国と日本、そして台湾で活動する陶芸家たちの作品を展示しており、汚れのない歴史の中で進化してきた3ヶ国の美的感覚と芸術観を一度に鑑賞できる場所です。



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各国の陶磁器を見ると、その国ならではの独特な形があります。台湾は中国各地のそれぞれ違った陶磁の特色が一ヶ所に集まって継承されてきましたが、中国特有の華やかさと素朴さが同時に感じられます。



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韓国の作品は伝統的なものもありますが、若干現代的に解釈、応用された作品が多くあったように感じます。断絶された高麗青磁と粉青沙器を現代的に再現した作品が印象的です。




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展示館内部は、各国ごとにいくつかの空間に分けて、より多くの作品を見物できるようになっています。



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日本の作品は小さくて色とりどりですが、精巧な作品がたくさんあります。白磁の伝統を自然に現代陶芸に受け継いできている日本の文化を垣間見ることができます。山イチゴ文様の青白磁と小さなタンポポとハスを形象化した器が印象的です。




昆池岩(コンジアム)陶磁公園には内部展示室の他に、外部にもテーマ公園と体験施設があります。陶磁器を焼成するために、この窯で14時間程度焼かなければなりませんが、その過程を直接観覧できます。

+ 窯焼き:5月1日、8日、17日

+ 窯出し: 5月5日、12日、21日

+ 位置:広州陶磁器祭り会場(クァンジュ トジャギ チュクチェジャン)内 伝統薪窯・第2窯(ジョントンジャンジャクガマ・チェイガマ)





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森の中ではスペイン彫刻公園、エキスポ彫刻公園といった彫刻や陶磁器を応用した野外作品も見物でき、またハス群生地の紅白院(ホンベクウォン:홍백원)では、夏に咲く美しいハスも鑑賞できます。家族と敷物を敷いて休息を楽しむのにも、見所が多くて本当に良いところだと思います。



Canon EOS 550D | f/8.0 | iso 800 | 2015:04:29 13:05:13 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm


いくら素敵な作品でも、見物だけではつまらないでしょう。建物の中にも外にも直接陶磁器を買うことのできる市場がたくさんあります。器類のような小さいものは数千ウォン程度で購入できます。


Canon EOS 550D | f/4.5 | iso 100 | 2015:04:29 13:08:33 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm



食べ物をさしおいて祭りとは言えないでしょう。祭り会場のあちらこちらに、食べ物広場も大きく開かれています。クッパ(국밥:汁をかけたご飯)やビンデトック(빈대떡:緑豆の粉で作ったチヂミ)、トッポッキ(떡볶이:餅をコチュジャンで味付けした食べ物)やスンデ(순대:豚の腸詰)などを売っています。陶磁器作品と彫刻公園を見物しながら、家族と一緒に1日遊んで行くには本当に良いところです。祭り期間中に行くと、さらに楽しめると思われるので、是非5月中に立ち寄られることをお勧めします。なお、この期間が過ぎても公園内にある京畿陶磁博物館では、作品展示は1年中いつでも観覧できるようになっています。


Map


+住所:京畿道(キョンギド)広州市(クァンジュシ)昆池岩邑(コンジアムウプ)京忠大路(キョンチュンデロ)727

+電話:031-799-1500

+ 2015京畿世界ビエンナーレ 祭り期間:4月24日~ 5月31日

+観覧時間:午前9時30分~午後6時(30分前まで入場可)

+入場料:大人4千ウォン、学生2千ウォン、統合チケット(利川、驪州、広州)1万ウォン、国民カード決済時20%割引

+駐車料:無料





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