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Start
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小公園
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雪嶽山
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新興寺(シヌンサ)
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フンドゥルバウィ
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蔚山岩(ウルサンパウィ)
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日の出公園(ヘマジコンウォン)
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洛山寺(ナクサンサ)-1
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洛山寺(ナクサンサ)-2
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洛山寺(ナクサンサ)-3
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焼き魚
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中央市場
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観光ホテル
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ケッペ
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アバイ村
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シンダシン食堂
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灯台展望台
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港
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海水浴場
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青草湖(チョンチョホ)
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Finish
地蔵菩薩が安置される地蔵殿。ギリシア神話の中で大地の女神ガイアやデーメーテールに似た菩薩で、統一新羅時代に流行った法相宗(ポプサンジョン:법상종)と関連がある仏教系統です。
旅行しながらいろいろなお寺を見て回りましたが、歴史と関わりのある仏教文化は本当にたくさんの系統があってこんがらがってきます。地蔵殿に行く道の脇の木の間に隠れた石に刻まれた「なむあみだぶつ」という文字で一遍に解決できないかな?
少し寂しい感じの「寶陀樓(ボタル:보타루)」を通ってもうちょっと下におりて見ました。いつのまにか太陽は山に沈んでいました。
寶陀樓の下には観音池ができていて池には観音菩薩に縁深い蓮がたくさん植えられていましたが、季節は秋ですから青々とした様子は期待できませんね。6-7月なら一面に咲いた蓮の花を見ることができるでしょう。.
観音池を過ぎると、なんだか異国的なスタイルの寺の建物があります。ここは洛山寺を創建した新羅時代の高僧、
義湘大師を記念するための展示スペースです。
中に入ると高い天井から纎細に刺繍された観音菩薩の絵が掛けられていて、まわりにはたくさんの絵や書などが展示されています。
その中でも確か学生時代の韓国史の試験によく出ていましたよね。華儼宗を流行させた義湘大師が作った「華儼一乗法界圖(ファオンイルスンポッケド:화엄일승법계도)」です。これは図表のようになっていて、中央の「法」という字から始まって順に従って読んでいくと、ぐるぐる回って結局また中央の「佛」という字に帰って終わるように構成されています。
非常に由緒ある寺なので、ここで発見された陶磁器の破片も多く、衣装記念館の一角で展示されています。しかし破片だけで完全なものがなかったので少しがっかりしました。
代わりに2005年の火災で消失した洛山寺の銅鐘(指定文化財第479号)の残骸が人目を引いていました。あれほど大きい鐘がすっかり溶けて、こんな形で残ったようです。
衣装(ウィサン:의상)記念館を出て、義湘臺(ウィサンデ:의상대)に行く道。見過ごして通ってしまうかもしれない階段には禅問答の一節が書かれていました。「道で道を尋ねる」。
本当に簡潔ながらも深く考えさせられる文句ですね。しかしあまり考え過ぎて複雑なのは嫌いなので、こういう時は気持ちのいい海を眺めるのがいちばん。
洛山寺一の日の出の場所であり、絶壁からもクネクネと伸びた観音松で有名な「義湘臺」に到着しました。この義湘臺の特別な点は他の樓閣や東屋とは違って欄干が斜めに建てられているということ。
洛山寺のいたるところに心を洗う洗心台が備えられています。義湘臺から海岸の絶壁に沿って歩いていると、ここにも洗心台が一つ現われるのですが、さすがに観音聖地らしく観音菩薩の形をしていて印象的でした。
ふと後ろを振り返ると海岸の絶壁の上にある義湘臺まで、だんだん闇が立ち込めてきました。少し急がなければなりません。
洛山寺の一番奥にあるのが紅蓮庵(ホンリョンアン:홍련암)です。義湘大師が赤い蓮の花の上に現われた観音様を直接見て竹が出てきた場所に建てたという逸話が伝わる所です。
伝説とは違って紅蓮庵自体は特別なことのない小さな庵でしたが、まわりの景色はさすがに素晴らしかったです。門前の狭い庭に立ってみると、足元の絶壁から荒い東海の波が押し寄せていました。
それでも軒下にぶら下がった魚の風鈴はむしろ平和そうでした。それにつられて、私たちも日が暮れる前に洛山寺の一番奥までぜんぶ見学できたという安堵感から、心が楽になりました。
上がってくる途中の道にはもう明かりが一つ二つと照らされて、考え方次第ではこの道に完全に闇が立ち込めたとしても、大きくなった波の音を聞きながらぶらつくのも悪くないと思いました。
もう一度五峰山(オボンサン:오봉산)の丘に登って雪嶽山を眺めると、今日一日の旅先がことさらに思い出されます。これから束草市内に移動して、何か食べなくちゃ。時間があわなくて簡単なものしか食べられなかったんですよ~。
こうして私たちはしばしの間立ち寄った襄陽の五峰山、洛山寺を最後に今日の日程を終え束草市内に向かうバスに乗りました。
住所 : 江原道襄陽郡降硯面洛山寺路(カンウォンドヤンヤングンカンヒョンミョンナクサンサロ)100
電話番号 : 033-672-2448
入場料 : 大人 3,000ウォン / 中高生 1,500ウォン / 子供 1,000ウォン
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