1．ケジャンに入る材料
‐ 主材料： カニ（ワタリガニ、シナモクズガニ など）
‐ 副材料： 醤油、砂糖、ニンニク、ショウガなど
2．味の評価
-辛味:☆☆☆☆☆
-塩味: ★★★☆☆
-甘味: ★☆☆☆☆
-酸味: ☆☆☆☆☆
3. ケジャンについての簡単な紹介
ケジャンは味付け醤油（カンジャンヤンニョム）に新鮮なカニにを漬けて熟成させたものです。生きている生物を火で料理せず、味付けした塩味と醤油に発酵させたため、独特な味と食感があります。
煮てないため生臭い味と香りがしそうだから、本当に食べられるものかと思われるかもしれませんが、韓国人は‘ケジャン’のことを想像するだけで、すぐによだれが出るほどおいしい韓国の伝統料理です。
ケジャンは今から400年前の朝鮮時代から食べて来ました。
これに関して歴史的な記録は文献にも数多く残っていて、その調理法も多様であり、カニの育て方も記録されています。
昔から調理法を様々な方法でに研究し、その記録を残して発展させたうえ、火で料理しなくても生臭くない、長期間を置いて食べても腐らなずに味のよい食べ物になったのではないかと推測してみます。
Canon EOS 550D | f/4.5 | iso 1600 | 2011:11:15 16:57:35 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 28mm
ケジャンは身とオレンジ色の卵がぎっしり詰まったカニで料理するのですが。新鮮なカニで料理したため生臭い味と香りがしません。
また、殺菌や抗菌の作用が優れている塩に漬けたり味付けした醤油に熟成させたりするために生物ですが安全に食べることができます。
ケジャンは醤油、砂糖、ニンニク、ショウガなどを入れて煮てから冷ました味付けをきれいに下処理したカニに注いで熟成させた料理です。熟成させる間に味付け醤油は3~4回ぐらいまた煮て改めて入れないと、腐敗してしまいます。
こんなに独特な調理法で完成されたケジャンは味も特別ですよ。
一応、塩味が強い醤油で味付けしたために、初めて口にするとしょっぱいし、表の色は醤油のせいで黒いです。
しかし、中身を見ると、白いカニ身が適当に塩漬けされていて、やや塩辛くて柔らかいです。
カニ特有の香りをそのまま保っており、熟成させたことによって食欲をそそるコクのある味わいがあります。
韓国ではケジャンをよく‘飯泥棒’と呼びます。
韓国の食事は米や麦のような穀物類であるご飯とご飯に添えて食べるおかずこの二つに分けられています。
飯泥棒は美味しいおかずとご飯を食べていたら、ご飯を盗まれたようにいつのまにかなくなったという意味です。
それほど他のおかずがいらないくらいにケジャン１つだけあってもご飯を何杯も食べることができる、とてもおいしいおかずという意味です。
皆さんはケジャンを置いてご飯を何杯まで食べるることができるか挑戦してみてください。
4．ケジャンの種類
ケジャンの種類は地域とカニの種類によってトルケジャン、チャムケジャン、コッケジャンがあります。
昔のケジャンは味付け醤油けに熟成させて食べる‘カンジャンケジャン’しかなかったですが、1950年代から辛い唐辛子で味付けをしてすぐに食べる‘ヤンニョムゲジャン’ができて、よく食べるようになりました。
最も大衆的なものはワタリガニで作った‘カンジャンケジャン’と味付け‘ヤンニョムゲジャン です。
カンジャンケジャン：ワタリガニを醤油、砂糖、ニンニク、ショウガなどの味付けに何日か熟成させたもの。
ヤンニョムゲジャン：ワタリガニを粉唐辛子、醤油、砂糖、ニンニク、ショウガなどで味付けしてすぐ食べるもの。辛いが柔らかいカニ身が特徴であるケジャン
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５．ケジャンをもっとおいしく食べる方法
ケジャンは塩味が強いため、ご飯と一緒に食べます。
どうせなら炊き立てでぬくぬくの飯ならもっといいです。
一応ケジャンは箸やフォークで食べるよりは手でカニの殻を押せて横に出たカニ身を吸って食べることがちゃんとした食べ方です。
カニだけ食べるとしょっぱいならカニ身を少し取ってご飯の上にのせて食べるのも味がいいです。
ケジャンはカニ身だけ美味しいものではありません。
黒い色のカンジャンケジャンは長い時間をカニと共に熟成されてその味もいいし、カニの甲羅 に付いている内臓や卵は身とは違う独特な味があります。
甲羅にご飯を乗せて味付けとカニ味噌をよく混ぜて食べる珍味もあります。
カニを丸ごと握って吸って食べること!ご飯にのせて食べること! カニの甲羅に混ぜて食べるこ！
この三つが韓国人がケジャンをおいしく食べる方法です。
ご飯をケジャンに混ぜて食べていたら、私も知らないうちに１杯、２杯食べ続けることになります。
横に重なった食器を見てふと‘私がこんなにたくさん食べてなかったのに、だれか泥棒が盗んで食べたのかな?’と思い浮かんだら飯泥棒を経験したのです。
