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定林寺址博物館(ジョンリンサジ博物館) 정림사지박물관
学生の頃、どこにあるかも知らなかったけど、名前だけは覚えていた「定林寺址五層石塔」を見るため定林寺址博物館へ。国立夫餘博物館から歩いて5分といってすごく近くにあります。
チケット売り場の前でしばらく・・かばんの中から携帯を出しました。旅行に出る数日前に受けた「サイバー百済住民票」を見せるためでした。
夫餘郡では観光を活性させるため「サイバー百済住民票」というのを発行しています。ここだけなく観光地の3~4所を無料で入場できる特典があります。やり方はホームページ(http://baekjein.kr)で加入して携帯メッセージで携帯へ送って見せれば観光地を無料で入場できます。
定林寺址博物館は市内の隅に趣がある塀で囲まれていて、塀の中には石塔がそびえているので近くに来たら探すまでもなく一目で分かります。
正面からみた「定林寺址五層石塔」(国宝第9号/8.33m)です。最初は場所が広いから塔の周りがスカスカしてる感じでしたが、塔に近づいてみたら・・・おーこれは。結構高いです。
けどこの威厳ある石塔には唐の将軍である「ソ・ジョンバン蘇定方)が一層の4面に平濟紀功文[1]を刻んだ故「平濟塔」とも呼ばれてもしたという屈辱な歴史があります。実は国立夫餘博物館でわかったものだったりして、博物館を先にまわっておくのがいいと思います。こういう情報がわかるといろいろ見えます。
石塔の後ろには「定林寺址石仏座像」(宝物第108号)がありますけど、なんか他の百済遺物に比べてゴツイ感じです。調べてみたら百済のものではなく高麗の時、定林寺址を重建しながら作られたものでした。
博物館の地の中には韓屋みたいに建てられた「(ソソンル)」というカフェもありましたが、残念ながら営業してない代わりに展示室本館の内部に売店がありました。
わけはわかりませんが鹿もありました。なんだろう。
隣で鹿を見守っていた「ザンスン」をすぎて博物館に入りました。
この博物館は仏教の卍の形で建てられています。室内でちょっと休息をとりました(ここに売店があります)。
この「定林寺址博物館」は百済時代の仏教と仏教美術がどう受けいられ、どう伝播されたのか展示してる「百済仏教文化館」と
百済時代の建築技術でここ 定林寺がどう建てられたか展示する「定林寺址館」で作られています。
要約してみると王族と貴族の指示の元で民が力を合わせて、こんな巨大な規模の寺と石塔が誕生したというのを展示しています。
定林寺」の1/12のミニチュアで発掘の過程も展示されています。
またこの博物館も「仏像おさわり体験」、「拓本作り」などの体験コーナーが準備されていて、子どもと一緒に来たらいい見ものでながら教育素材にもなると思います。
あ、そして夫餘にも観光客向けの無料レンタル自転車があります。「定林寺址博物館」、「百済文化団地」、「宮南池」などで運営しています。
自転車はレンタルした所じゃないと返せないので活用度は低くなります。ご利用の時は参考ください。
位置 :夫餘邑 東南里 36番地 (충청남도 부여읍동남리 36번지)
電話 : 041-832-2721
運営時間 :夏(4~9月) 09:00~19:00 / 冬(10~3月) 09:00~17:00
ホームページ : http://jeongnimsaji.or.kr
[1] 唐の軍が百済を滅ぼした懸念して塔に刻んだ。