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慶尚北道 - 聞慶市(ムンギョンシ)문경 - (Travel Info Korea)
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最後修改 : 2017/02/18

旅行地区 : South Korea
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聞慶市(ムンギョンシ:문경시)は、大韓民国慶尚北道(キョンサンブクド:경상북도)北西部にある都市です。市庁が所在する店村(ジョムチョン:점촌)を中心に都心部を形成しています。過去石炭の町として有名でしたが、最近では石炭産業の斜陽化とともに発展がやや停滞しています。1990年代以降には、聞慶セジェ(문경새재、峠の名称)などを通じた観光産業に依存する割合が徐々に増加しています。行政区域は2邑7面5洞です。(出典 ウィキペディア-http://ko.wikipedi.org/wiki/문경시)




文化観光、スポーツの中心都市 聞慶


嶺南(ヨンナム:영남)の関門であり、白頭大幹の中心部に位置した聞慶(ムンギョン:문경)は秀麗な自然景観(霊山)と多様な道の文化遺産を大切に維持してきた地域です。


80年代半ばまでは国内第2の炭鉱地帯として名声をとどろかせ、今では聞慶セジェ(문경새재、峠の名称)をはじめとする様々な体験観光資源の開発と尚武部隊(サンムブデ:상무부대)の聞慶誘致、「2015世界軍人体育大会」聞慶誘致で文化観光スポーツの中心都市として脚光を浴びています。


特に千年受け継がれている聞慶の伝統茶碗は健康時代に伝統茶文化と素晴らしい調和を成してその真価を示しており、韓国の第1の名品として評価されています。特産物としては聞慶リンゴ、椎茸、五味子(オミジャ:오미자)、ヤクトル豚(약돌돼지)などがあります。




土の道を踏んでさらに懐かしい古道 聞慶セジェ (문경새재)


聞慶セジェ(문경새재)は朝鮮太宗以降、約500余年の間、漢陽(ハニャン:한양)と嶺南(ヨンナム:영남)を結ぶ第1の通りでした。当時、東萊(トンネ:동래、釜山にある地域名)から漢陽まで行く峠は、全部で3ヵ所で秋風嶺(チュンプンニョン:추풍령)と聞慶セジェ、竹嶺(チュンニョン:죽령)がありましたが、聞慶セジェが14日掛かる道で最も速かったそうです。





キムジョング 김종국/芸能人

1963年生まれ/聞慶出身

MBC ギャグコンテスト人気賞 受賞

SBS ギャクタレント大賞

SBS クロギカメラ、コメディ 展望台、KBS ユーモア1番地、ショービデオジョッキー、真物名品、時間旅行 歴史の中に 等多数出演





-筆者 キムジョング-


聞慶セジェ(문경새재)。その昔鳥も飛びながら休んでいくという高く険しい聞慶セジェは、最も美しい旧道として残っていることを喜んでいます。全区間が6.3kmの黄土の道で国内最高のトレッキングコースとして脚光を浴びています。小川を友としてきれいな土の道をとぼとぼと歩いていると、数百年の時間を遡るようです。今すぐに漢陽(ハニャン:한양)へと科挙道(クァゴギル:과거길)に出て来た昔の儒生たちや、物資をあれこれ担いだ先賢たちとすれ違ったような気がします。


70年代の経済開発を自ら指揮した朴正煕元大統領が唯一、聞慶セジェだけは「舗装せずに静かな趣を生かしなさい」と指示して残った土の道だそうです。どれだけ多くの人々が憂いとため息と希望を踏んで過ぎ去った道なのでしょう。きれいに整えられた土の道が、今はむしろ安らかに感じるようです。聞慶セジェは朝鮮太宗(テジョン:태종)時から約500年余りの間、漢陽と嶺南(ヨンナム:영남)を結ぶ第1の大通りでした。


当時、東萊(トンネ:동래)から漢陽まで行く峠は全部で3ヵ所。秋風嶺(チュンプンニョン:추풍령)と聞慶セジェ、竹嶺(チュンニョン:죽령)がありましたが聞慶セジェが14日の道で最も速かったそうです。一方、秋風嶺は半月道、竹嶺は十六日の道、一日二日の差だったけれど鳥たちも休みに行くほど越えるのが困難だった聞慶セジェは、特に科挙試験を受ける儒生たちがこだわった道です。


当時、儒生の間に秋風嶺は葉のよう落ち、竹嶺は竹のように滑るという笑い話があり、聞慶セジェを選択するという笑えない話が伝えられています。聞慶セジェには全部で三つの関門があります。壬辰倭乱後、敵の侵略を戦略的に防ぐために設置した山城門です。聞慶セジェの入り口で「嶺南第1関」である主屹関(ジュフルグァン:주흘관)と聞慶セジェ中間に位置する鳥谷関(ジョゴクグァン:조곡관)、峠に設置した鳥嶺関(ジョリョングァン:조령관)などですが、これらの関門を通るたびに昔ここで起きた激しい戦闘がそのまま描かれているようです。宣祖(ソンジョ:선조)27年(1594年)に第2関門である鳥谷関を最初に築き、丙子胡乱を経験した後、粛宗(スクチョン:숙종)34年(1708年)第1関門と第3関門を順番に築きました。これらのうち第1関門である主屹関が昔の姿を最も多く残しています。第1関門を経て聞慶セジェの新しい名所として浮上した聞慶セジェオープンセットが見えます。66,000㎡相当の敷地に高麗時代(王建)セットを改造して朝鮮時代(テジョンセワン)セットを作りました。


光化門、勤政門、思政殿、交泰殿など朝鮮朝の建物126棟を建設し、この撮影現場は韓国最大規模の撮影現場で、朝鮮時代の民俗村を兼ねた時代劇の撮影中心のテーマ観光地として大きく脚光を浴びていて、一年に約500万人の観光客が押し寄せるほどで、まさに時代劇のセットが聞慶セジェに歴史的想像力をもう一つ重ねているようです。


主屹関を過ぎ鳥谷関まで3kmの坂道だとは言いますが、傾斜が緩く休み休み歩くのにいいです。左には谷の澄み切った水音が歌うようについてきます。聞慶セジェは昔の道で狭い森の道だと思ったら間違い。1981年道立公園に指定され幅3mほどに直されました。曲がりくねった道には、五葉松、カバノキ、ハナミズキ、アベマキ、モミ、松など種類も豊富でうっそうと伸びています。


主屹関から約3kmほど過ぎると両方の谷が急に狭くなり鳥谷関が姿を現します。急に狭くなる道と険しい山勢で誰が見ても天恵の要塞だと知ることができます。鳥谷関をすぎると人の姿が殆ど見えなくなります。聞慶セジェを散歩がてらに上がってきた人々は、ほとんど鳥谷関で引き返します。これがどれだけもったいない事か。鳥谷関から第3関門である鳥嶺関につながる道は静かな雰囲気を醸し出し独特の風情があります。森は深くなり人はまばらです。森の匂いが胸深く染み込んできます。


「聞慶セジェアリラン碑」を過ぎてしばらく登ると科挙道に出て来た儒生たちが道を行く足を止め首席合格を祈願していた本岩(チェクバウィ:책바위)があります。昔も今も切実な願いは同じように切ないです。周辺はすべての願いを書いた紙で、まるで城隍堂(ソナンダン:서낭당)のような姿です。


聞慶セジェの頂上、鳥嶺関に上がってみると白頭山脈の名山主屹山(ジュフルサン:주흘산)と鳥嶺山(ジョリョンサン:조령산)が左右で見下ろしています。幾重にもうねる山波は壮快で冷たい風が頭を冷やしてくれます。鳥嶺山の城門の向こう側は忠清北道(チュンチョンブクド:충청북도)槐山(ケサン:괴산)につながります。ここからは舗装道です。いつの間にか心身ともにセジェの土のにおいに酔っていたのでしょう。足は勝手に来た道を引き返しています。



-子供一緒旅立歴史ツアー-



昔、嶺南(ヨンナム:영남)の儒生たちが科挙の試験を受けに漢陽(ハニャン:한양)に行くときに必ず通らなければならなかったという聞慶(ムンギョン:문경)。

セジェの曲がり角ごとに、姑母山城(コモサンソン:고모산성)の壁石一つ一つにも先祖の魂が息づいています。





姑母山城兎川



鎭南橋畔(ヂンナムキョバン:진남교반)。聞慶市(ムンギョンシ:문경시)麻城面(マソンミョン:마성면)新峴里(シンヒョンリ:신현리)加恩川(カウンチョン:가은천)と鳥嶺川(ジョリョンチョン:조령천)が合流し潁江(ヨンガン:영강)が始まるところに位置した慶北八景の第1景です。奇岩怪石と切り立ったような天恵の絶景が慶尚道の地で一番の美しさを醸し出しています。頂上で青黒いコケとつるに埋もれて古色蒼然とした姿を誇って立っているところが姑母山城(コモサンソン:고모산성)です。




麻姑山城(マゴサンソン:마고산성)と呼ばれる姑母山城の周囲は約1,300m、高さ7〜30mにもなり城壁の幅が5〜20mにもなる新羅時代の代表的な山城です。山城から手でつかめるような距離に姑夫山城(コブサンソン:고부산성)があり、姑母山城の姿を一層引き立てています。姑母山城が母の懐のように豊かな城なら、父の威厳のようにそびえる姑夫山城が妙な対照をなしているからです。聞慶地方に山城が特に多いのは、この地域が軍事的な拠点であるということを示しています。


壬辰倭乱(インジンウェラン:임진왜란、文禄・慶長の役)の時、城を守る兵士無しで敵の進撃を一日引き伸ばせるくらいの自然の要塞の地形を利用した金城鉄壁な山城であり、韓国戦争の時も魚龍山(オリュンサン:어룡산)、鎭南橋畔一帯の激しい戦闘で双方が数多くの犠牲者を出した民族受難の歴史を黙々と見守った千年古城です。近くの兎川(トチョン:토천)は嶺南大路区間のうち旧道の痕跡を最もよく残しています。



Map


住所:慶尚北道(キョンサンブクド:경상북도) 聞慶市(ムンギョンシ:문경시)麻城面(マソンミョン: 마성면)新峴里(シンヒョンリ:신현리)



陶磁器博物館と儒教文化館

도자기 박물관과 유교문화관


昔から陶磁器の名産地は土と交通が良く木が多くなければなりませんでした。山良く水良くセジェがある聞慶(ムンギョン:문경)が陶磁器名産地でないはずがなく、これを証明するように聞慶には国内で最も古い(180年)観音里(グァンウムリ:관음리)窯(別名マンデンイ窯)があり、全国陶芸名匠の六人中三人が聞慶で伝統的な技法のまま作業しています。


聞慶セジェ(문경새재)の町角にある陶磁器博物館は敷地11,108㎡延床面積1,052㎡の規模。聞慶の陶磁器の歴史と製作過程そしてこちらの出身陶芸作家の作品を展示しています。展示館では、実際に陶磁器を作ってマンデンイ窯から直接器を焼いていくことも出来ます。毎年5月初めには、国内の代表的郷土文化祭である「聞慶伝統茶碗祭り(전통잣사발축제)」が聞慶セジェ一帯で開催されます。


陶磁器博物館の隣にある儒教文化館も必ず寄って見るべき所。嶺南(ヨンナム:영남)と漢陽(ハニャン:한양)を結ぶ関門に位置したために、嶺南学派など儒教文化が早く発達したところが聞慶です。


儒教文化館は聞慶地域の儒生たちの面々と儒教の歴史を振り返ってみる意味深いところです。儒教文化館1階展示室は男性の儒生文化、女性の閨房文化を垣間見ることができます。特に閨房女性たちの器用な刺繍類、彼らの情緒を歌った歌詞類も注目に値します。2階は聞慶出身の儒学者を紹介し、彼らの著書が展示されています。



Map


住所:慶尚北道(キョンサンブクド:경상북도) 聞慶市(ムンギョンシ:문경시)聞慶邑(ムンギョンヌプ:문경읍)陳安里(チンアンリ:진안리)360-10

電話:054-550-6769



-環境にやさしい健康旅行-

「鎭南橋畔(ヂンナムキョバン:진남교반)の秘境を見て鉄道に沿って自転車をびゅんびゅん漕げるのは聞慶(ムンギョン:문경)だけです。





聞慶鉄道自転車

문경철로자전거



汝矣島(ヨイド:여의도)と南怡島(ナミソム:남이섬)に二人乗りの自転車があるならば、聞慶には鉄道自転車があります。他の自治体が時速300kmで走る高速列車を誘致するために熾烈な争いをしている中で、聞慶は70〜80年代の石炭を乗せて運んでいた見栄えも悪い廃線になった鉄道の上で、時速30kmにも満たない超低速自転車で鉄道を走る異色の体験で旋風的な人気を呼んでいます。


当初アメリカから輸入した2台の鉄道自転車で始め、今では国内の自転車メーカーで50台を追加で作り軌道に乗せた状態。幾度の試行錯誤の末、ブレーキも装備し3段変速ギアまで付けました。こうして鉄道自転車1台の価格はなんと400万ウォン。その代金にふさわしく鉄道自転車は大人、子供を問わず、聞慶を訪れる人々の愛を一身に受けています。鎭南駅(ジンナムヨク:진남역)で55台、加恩邑(ガウンウプ:가은읍)で25台運行されています。


現在鉄道自転車運行区間は鎭南駅を出発して佛井駅(プルチョンヨク:불정역)方面とクランニ駅(구랑리역)方面の2方向で距離はそれぞれ往復4kmで、加恩邑からもクランニ駅方面に運行されています。利用料金は1台当たり1万ウォンで聞慶石炭博物館、観光射撃場の利用客やユースホステル、休養林の宿泊客は30%の割引が受けられます。

聞慶温泉

문경온천




聞慶(ムンギョン:문경)のもう一つの魅力は水質の良い温泉を楽しむことができるということ、聞慶邑一帯の40万㎡が温泉観光地として開発され、様々な宿泊娯楽施設を備えています。


聞慶温泉の最大の特徴は複合温泉という点。各1,200人を同時に収容することができる男女の大浴場には、地下900mから引き上げたカルシウム重炭酸温泉と地下750mの花崗岩層から湧き出るというアルカリ性温泉があります。


カルシウム中炭酸温泉はリューマチ、慢性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎に良く、アルカリ性温泉は慢性疲労と傷の回復に効果があると名が知られました。


この他にも露天風呂、麦飯石サウナ、スチームサウナ、黄土サウナなどの設備を備えています。休む間もなく滝の水が流れ落ちる露天風呂は見るだけで涼しくなります。スチームサウナは浴室を密閉して40〜50℃の温泉蒸気で満たし、肥満の予防、疲労回復、神経痛などに良いそうです。


ちょっとした常識を一つ。聞慶温泉の熱源は、中生代に噴出した仏国寺統花崗岩。この地域で広く分布しており、大理石がその上を覆っています。温泉水は黄土色ですが飲料水に代わります。世界的な日本の別府温泉より優れているというのが国内の温泉の専門家の診断です。



Map


住所:慶尚北道(キョンサンブクド:경상북도) 聞慶市(ムンギョンシ:문경시)聞慶邑(ムンギョンヌプ:문경읍)下里(ハリ:하리)360

電話:054-572-3333





大耶山 龍墜渓谷

대야산 용추계곡


龍墜渓谷(ヨンチュケゴク:용추계곡)は慶尚北道(キョンサンブクド)聞慶市(ムンギョンシ)と忠清北道(チュンチョンブクド)槐山郡(クェサングン)が境界をなすところにそびえる大耶山(デヤサン:대야산)が抱いた渓谷です。白頭大幹が小白山脈に方向を定めながら、俗離山(ソンニサン:속리산)を押し出すのに先立ちあらかじめ作った山でその姿が俗離山とよく似ています。鬱蒼とした松林と奇岩怪石が調和し普通の渓谷では見られない風景があります。


渓谷の名前でわかるように龍と関連した伝説を持つ渓谷であるだけに、深くて天恵の秘境そのままの渓谷です。ですがその渓谷の道は緩やかで家族、恋人同士が散策するにはこの上なく良い渓谷でもあります。


大耶山から始まった渓谷は民宿村の前の巫堂沼(ムダンソ:무당소)まで地面が一つの岩盤(花崗岩)になっていて、水が地面に染み込みません。渓谷はいつも水量が豊富で、この渓谷の水で周辺の森林が茂り夏の避暑地としても脚光を浴びているところです。緩やかな谷の道に沿って歩いていると、渓谷の水が岩盤に乗って流れる音、滝から落ちる音などとふさわしい山鳥の声など詩の一首が自然に出てきます。


渓谷道に沿って登ると少しずつ少しずつ現れる渓谷は、まるで女性が服を一枚一枚脱いで肌を見せるような感じなのですが、なにおかいわんやこの山は陰気が強い場所として知られています。秀麗な景観にもかかわらず、庵一つないことがこのためだという説があります。



Map


住所:慶尚北道(キョンサンブクド:경상북도) 聞慶市(ムンギョンシ:문경시)加恩邑(カウンヌプ:가은읍)完章里(ワンジョンリ:완장리)

電話番号:054-550-6395



聞慶石炭博物館문경석탄박물관




1999年に聞慶地域での最後の鉱業所であった大韓石炭公社恩城鉱業所(聞慶 加恩邑(カウンヌプ:가은읍))に建てられた聞慶石炭博物館(ムンギョンソクタンパンムルグァン:문경석탄박물관)は、廃鉱を活用して鉱業所の雰囲気と坑道を体験することができるように造成されたところです。ここでは石炭の生成と石炭産業の変遷が一目でわかるようにしたのはもちろん、炭鉱村での生活と出坑シーンを見せる展示場に入ると、実際の炭鉱の鉱山労働者になったように感じます。




中央展示館は、石炭の起源と変遷として宇宙の誕生から地球の形成、石炭の起源となる古生代と石炭が形成される過程を時間の流れに沿って一目瞭然に展開していて、また出坑場面、マジックビジョン、機器展示で石炭を掘る一連の作業を紹介しています。屋外展示館は、大型鉱山機械を中心に構成されていて、石炭博物館の中で唯一、実際の廃鉱の場所にあり、実際の鉱業所の雰囲気と生活を体験することができるというのが最大の特長として挙げられます。韓国の唯一の天然エネルギー資源として家庭の燃料供給と国家基幹産業の原動力として、国家経済の発展に目覚しい役割をしてきましたが、冷遇とその需要が急激に減少した石炭、忘れられていく石炭の意味を若い世代が再び感じることができるかけがえのない空間です。聞慶セジェICから加恩(カウン)方面901番地方道路で10分余の距離にあります。2007年SBSの撮影場がオープンし、多くの観光客が訪れますが三国時代を背景に建設された建物が壮大です。ここはモノレールを利用して登ることが出来ます。



Map


住所:慶尚北道(キョンサンブクド:경상북도) 聞慶市(ムンギョンシ:문경시) 加恩邑(カウンヌプ:가은읍)旺陵キル(ワンヌンキル:왕능길)112番地

電話:054-550-6424

-ストーリーのある徒歩旅行-




聞慶セジェ 旧道(科挙道)

문경새재 옛길(과거길)



までまれている朝鮮八道 代名詞!



聞慶セジェ(ムンギョンセジェ:문경새재)は慶尚北道(キョンサンブクド)聞慶と忠清北道(チュンチョンブクド)忠州(チュンジュ)をつなぐ白頭大幹の旧道です。


朝鮮時代から嶺南(ヨンナム:영남)から漢陽(ハニャン:한양)に通じる最も大きい通り(嶺南大路)でした。漢陽から嶺南に赴任する役人たち御一行もこの道を超え、青雲の志を抱いて科挙道(과거길)を上った儒生もこの道を越えれば漢陽に行くことができました。風呂敷包みを担いだ行商人たちも聞慶セジェを超えました。



国民観光地、リゾート地、トレッキングの場所となった聞慶セジェの旧道は黄土と磨沙土がよく混ざった土の道として残っています。産業化とセマウル運動の中でも屈せずに昔の姿を保っています。


聞慶セジェ、その昔鳥も飛びながら休んでいくという高く険しい峠は「韓国の美しい道100選」に選ばれるほど美しい旧道として脚光を浴びています。一年に100万人以上が訪れるほどの人気です。聞慶セジェは全部で3つの関門があります。主屹関(ジュフルグァン:주흘관)(第1関門)、鳥谷関(ジョゴクグァン:조곡관)(第2関門)、鳥嶺関(ジョリョングァン:조령관)(第3関門)がそれです。すべて敵から守るために作られました。トレッキングコースはこの三つの関門を順番に通ります。





最初の関門は主屹関、3つの関門の中で断然優れています。城郭の輪郭も明確で規模も大きいです。主屹関を過ぎると柔らかい土の道になります。この道は十人が肩を組んで歩けるほど広いです。道もきれいな土で覆われています。


主屹関を過ぎると渓谷の向こうに聞慶セジェオープンセット場があります。民俗村と似ています。瓦の家と藁葺きの家、高麗宮と百済宮などが再現されています。規模の面では世界で5番内に入る大規模な撮影現場だそうです。韓国の名の知られた時代劇はほとんどここで撮っています。


撮影現場を離れるとマダンバウィ(마당바위)と鳥嶺院址(ジョリョンウォント:조령원터)、交亀亭(キョグィジョン:교귀정)などが順々に現れます。鳥嶺院は今で言う官舎に当たります。嶺南大路を行き来する役人たちのための施設です。昔は役が30以上、院が165か所もあったそうです。交亀亭は観察使が就任式をして官印を引継ぎしていた所です。





探訪路概要
탐방로개요


6.5km 2時間

-第1関門(主屹関(ジュフルグァン:주흘관))→マダンバウィ(마당바위)(1.5km) →第2関門(鳥谷関(ジョゴクグァン:조곡관)3.0km)→ドンファウォント(동화원터)(5.3km)→第3関門(鳥嶺関(ジョリョングァン:조령관)6.5km)



聞慶セジェ道立公園:054-571-0709






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