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Start
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弥勒山(ミルクサン)
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弥来寺(ミレサ)
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海岸ヌリ道
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タルア展望
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忠武式キンパプ(チュンムギンパプ)
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閑山島(ハンサンド)
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カタクチイワシ定食(ミョルチ・ジョンシク)
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東陂浪(トンピラン)
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中央市場
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Finish
統営(トンヨン)沖での日没を見に行ったタルア公園-タルア展望台 달아전망대
今回の1泊2日の統営(トンヨン)旅行での疲れた一日も終わり、日が暮れています。統営(トンヨン)は日没が美しいことでも有名な都市ですね。その中でも、このタルア公園にあるタルア展望台で見る島の間に落ちる日没の風景は統営(トンヨン)の中でも一番美しいところとして指折りの場所です。展望台に上がって眺めて見ると左側は閑山大捷の激戦地であった閑山島(ハンサンド)の海が見えて、右側には唐浦海戦の戦勝地であった唐浦海が広がります。統営(トンヨン)8景の中の一つでもあります。
「タルア(達牙)」と言う名前の由来は二つありますが、一つは地形が像の奥歯に似たからと言うことで付けられ、もう一つは文禄の役の当時にアギ(牙旗)を立てた戰船がここに到達したと言うことで「タルア(達牙)」と付けられたそうです。信じるも信じまいもご自由に…
それから、ここは展望台だけじゃなく、23kメートルも続く弥勒(ミロク)島の海岸を走る山羊一週道路でも結構有名なところです。タルア展望台はその中間の地点に位置していますね。
入口にある無料駐車場に車を止めて2~3分ほどだけ上って行くとすぐ展望台に会えます。
道は障害者や身体が不便な方たちのために柔らかい材質になっていて、車椅子が通れるようにちゃんと配慮されていました。
すぐそこが展望台です。最初は車を止めてちょっと上るだけですぐ分かるこんなところに何の見るものがあるだろうと思いました。
ところで、丘の上に軽く上がってみたら、目の前には果てしない海が堂々と広がっていました。日が少しずつ落ちると人たちも少しずつ集まってきて、あっちこっちからシャッターの音が聞こえながら人で込みはじまります。
目に見える数だけで11個の島が見えます。写真の左側の上に見える島が写真が綺麗に撮れることで有名な大每勿島(テメムルド)です。次は小每勿島(ソメムルド)と大每勿島(テメムルド)の二つ島を2日間の日程で一度行ってみたいと思います。景色が本当に綺麗だそうですが…
統営(トンヨン)沖にある諸島と遠く南海までが見えるこの 風景はまるでグラデーションがかけられたようで本当に美しいですね。天気さえ良かったらもっと素晴らしい風景を収めることができたと思います。
写真の中に見える大きな島がサリャンド(蛇梁島)と言う島です。サリャンド(蛇梁島)の後ろへ落ちて行く日を見ていると何かじんとくるものがあります。人たちがなぜここでの日没を見るべきだと言うのかが解りそうです。美しいです。
周りの山が海へ向かって走っているような場面です。
日が少しずつ海へ沈んでいます!多島海に落ちる日を眺め続けたお陰で私の顔は真っ黒になりました。^^*
日没の場面は勿論男たちにも感動的なものですが、女性たちにはもう少し劇的な感動で近寄ってくるようです。公園には二人で来たカップルが本当に多かったですが、男性の方たちは皆彼女や奥さんから褒められていました。若し、統営(トンヨン)への旅行計画をしているのであれば是非コースの中に入れてみてください。100%褒められます。^^*
あ~!段々日は落ちていて変化に富んだ空の色は変わっていきます。一日の終わりをこんなに素晴らしい場面と一緒に送れるのも、旅行だから得ることができる大きな幸せのようです。
日が島の後ろへ落ちて漁船も港へ戻って行きます。私も疲れた一日を終えてもう宿へ戻って寝ることにします。急に、宿で見る日没の風景はどんなものなのかが気になって、この場面で写真を撮るのを止めて、ここから10Kメートルほど離れている宿へ急いで車を走って行きます。^^*
住所:慶尚南道統営市山陽邑蓮花里114 (경상남도 통영시 산양읍 연화리 114)
電話:055-650-4681
統営(トンヨン)大橋の風景が素晴らしい統営(トンヨン)コブクソン(亀船)ホテル 통영거북선호텔
今度は1泊2日の統営(トンヨン)旅行で泊まったホテルを紹介します。統営(トンヨン)には大小のホテル、リゾートがたくさんありますが、その中で2011年に最も新たしく建てられ、綺麗で可愛らしいインテリアにて好評を受けている統営(トンヨン)コブクソンホテルを紹介します。単に、新しく建てて綺麗なだけでなく、統営(トンヨン)の芸術家たちの作品を客室、ロビー、廊下、駐車場まで、ホテル内部の至るところに展示してギャラリーにしてあるブティックホテルです。
ホテルの外部が本当にコブクソンの形をしています。コブクソンの頭が統営(トンヨン)大橋と海を見ています。
このホテルは美しい夜景が見れることでも旅行客たちの間では有名なところですが、遠くから見ても目立つコブクソンの形の屋根が独特です。
ここはギャラリーではなく、1階のロビーの横にある駐車場です。駐車場の床面も一般コンクリートではなくギャラリーのようにビンテージ仕上げをしましたね。それから壁の所々には写真作品を展示し、有名作家の造形物、ビームプロジェクトを利用した動画作品も上映しています。親切にも作品ごとに説明が書いてありましたので、大きな旅行かばんを持って暫く鑑賞してから入って来ました。
小さいホテルだけにロビーも小さくてこちんまりしたカフェの雰囲気です。写真の右側の煉瓦のテーブルがホテルのフロントですので、ここでチェックインをしてください。
駐車場と同じくロビーの内部にも写真が展示されていますが、結構独特な写真が多かったです。
その中で一番印象的だった作品はロビーに展示されている作品です。ハ・ジョンソン作家の大型漆画の作品ですが、昼には平凡だった画が夜になると照明を受けて画の中に小さい電球を埋め込んだように光が輝く不思議な画です。多分漆塗りと一緒に螺鈿を使っているので、螺鈿から光が反射されるからだと思います。
実際の統営(トンヨン)の夜景を美しい色彩にて表現した作品で、ちょうど雰囲気にもよく似合うクラシックなソファーに座っていると何かカフェに来ているような感じでした。ウェルカムティーでも頂いたらグッドな雰囲気でしたが、残念です。
所々に掛けられている芸術作品を鑑賞するのに時間が掛かって、大きなかばんを持って部屋に入るまでの時間が長くなります。
これは統営(トンヨン)のある工芸家が手作業で造った小さい螺鈿の錠です。小さいけど、綺麗な漆塗りと繊細に煌く螺鈿は生きている魚の鱗のようです。
暫く作品を鑑賞してからやっと部屋に入りました。遠くに統営(トンヨン)大橋が涼しげに見えるデラックスルームです。このホテルの客室はスタンダード、デラックス、デラックスファミリー(複層)、スイート、コブクソンスイート(複層)がありますが、デラックスルームからはオーシャンビューです。
家具も統営(トンヨン)の美しい海のユンスル(太陽の光や月光に光っている小波)をモチーフにしてデザインしたと言われたからか少しは特別な感じがします。TVも大きな方で、統営(トンヨン)旅行の関連書籍も三冊ほど用意されていました。化粧台とソファーがありますが、他に向かい合って座るテーブルがありましたので、ノートブックを使用するのに便利でした。二人が泊まるには十分で楽な空間です。
一番気に入ったのは適当に硬くて楽な広いベッドです。それから妻が喜んでいた化粧台と箪笥が別に置いてあったので、より便利に泊まれて良かったです。
入口の右側にはトイレと小さい厨房がありましたが、小さいシンク台に電子レンジ兼オーブンがあって暖めて食べるなどの簡単な食事も可能です。長期間泊まるのであれば外から食材を買って来て調理をするのも良いかと思います。
洗面台とシャワー室が別々に分離されていて、同じ部屋の人とも不便なく洗うことができ、十分なタオルとヘアドライヤーが備えられていて、統営(トンヨン)の特産品である椿を主材料にした洗顔用品が印象的でした。
ホテルの部屋の真ん中にあるテーブルの上には二人分のコップとティーが用意されていましたが、残念ながらコーヒーはありませんでした。
冷蔵庫には2本のミネラルウォーターが無料で提供されます。
歯ブラシ(歯磨き粉)、剃刀、、スキン/ローション、ソーイングセット、綿棒、串などの綺麗に個別包装されたアメニティーグッズも十分に具備されていて、自分で準備したものは使いませんでした。
それからルームごとにワイファイがちゃんと繋がります!ノートブックやスマートフォンを使うには本当に便利でした。
安いスタンダードルームでも十分ですが、敢えてデラックスルームにアップグレードしたのはこのバルコニーと美しいオーシャンビューのためですが、広いバルコニーから光っている統営(トンヨン)の海をいつでも見ることができます。
私たちの部屋のバルコニーから見える統営(トンヨン)海の光景です。ホテルの建物が海の真ん前に位置しているので、遮るもののなくすっきりした見晴らしが広がります。
偶に通り過ぎる小さい船が作る白い波も美しいです。
日が暮れて暗くなると統営(トンヨン)大橋には電気が付いて美しい夜景を作り出します。統営(トンヨン)にはずっと前からあった大型リゾートもありますが、施設が古く、市内とは離れていて、食事をするためにわざわざ市内まで行かないといけない不便があります。市内には幾つかのホテルがありますが、殆どがモテルに近い施設になっています。統営(トンヨン)コブクソンホテルは市内とも近くてモテルらしくもなく、ブティックホテルのように清潔で可愛らしく、洗練された作りをしていてよかったです。それに広い部屋と美しい海の見晴らしをリーズナブルな価額で利用できますので、お勧めのホテルです。
住所 : 慶尚南道統営市美修洞957-3 (경상남도 통영시 미수동 957-3)
電話 : 055-646-0710
ホームページ : www.geobukseonhotel.com