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韓国人の師匠、世宗大王(セジョンデワン:세종대왕)が眠っている驪州(ヨジュ:여주)「英陵(ヨンヌン:영릉)」
先生の日(ススンエ ナル:스승의 날)である5月15日は世宗大王(セジョンデワン:세종대왕)の誕生日です。これは偶然の一致ではなく、世宗(セジョン)の誕生日を先生の日に指定した結果ですが、ハングルを国語として使っている私たちは皆、彼の弟子と言えるので、まさに卓越した選択に違いありません。先生の日、その方が眠りについている京畿道(キョンギド:경기도)驪州(ヨジュ:여주)の英陵(ヨンヌン:영릉)を訪れて、今の韓国人の言葉と考えを思う存分繰り広げられるように言語を作ってくださったその方のことを考えてみるのも意味のあることだと思います。
Canon EOS 550D | f/9.0 | iso 100 | 2015:04:30 12:27:44 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
こちらが世宗大王が眠る英陵の入口です。世宗は王妃である昭憲王后(ソホンワンフ:소헌왕후)とともにここで眠っているのですが、朝鮮王陵最初の合葬陵(ハプチャンヌン:합장릉)です。ところでここには孝宗大王(ヒョジョンデワン:효종대왕)の墓も何百メートルか離れた所に一緒にあるのですが、そちらの名前もまた寧陵(ヨンヌン:영릉)ですが漢字が違います。現在の朝鮮王陵は合計42基が現存しているのですが、韓国に40基あり、北朝鮮に2基あります。韓国には全て京畿道(キョンギド)とソウルに位置しているのですが、朝鮮という社会が儒教を統治理念として先祖に対する尊敬を大変重要な価値と考えたので、どれ一つ毀損されずに今まで保存されています。この全ての陵はユネスコ世界遺産として登載されています。
Canon EOS 550D | f/9.0 | iso 100 | 2015:04:30 12:29:59 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 20mm
韓国人の永遠の師匠である世宗大王の銅像の前で深くお辞儀をして中に入ってみます。
Canon EOS 550D | f/9.0 | iso 100 | 2015:04:30 12:28:47 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
入口の左側には世宗大王の業績を賛えるために建設した「世宗殿(セジョンジョン:세종전)」があり、その前庭には彼が生前に残した各種天文観測機器を再現して展示しています。今から600年前に宇宙天体を観測し、また精密に時間と節気を知ることができる観測機器を作ったのを今考えても本当に不思議な気がします。
Canon EOS 550D | f/9.0 | iso 100 | 2015:04:30 12:30:43 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
日時計をご覧ください。世宗はこの時計をソウルの惠政橋(ヘジョンギョ:혜정교)と宗廟(チョンミョ:종묘)の前に置いて国民たちが見ることのできるように設置したのですが、字を知らない民のために時刻線の上に12種類の動物を描いた日時計<仰釜日晷(アンブイルグ:앙부일구)>を設置したといいます。民を深く愛する彼の心を少しでも推し量ることができます。ところで今何時ですか? ^^*
Canon EOS 550D | f/5.0 | iso 1600 | 2015:04:30 12:31:54 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
世宗殿(セジョンジョン:세종전)の中には彼の業績を賛える本や絵、そして楽器などを展示しています。下の本は歴史時間によく聞いた題名ですが、左側から順に月印千江之曲(ウォリンチョンガンジグク:월인천강지곡=宝物第398号)、釈譜詳節(ソクボサンジョル:석보상절=宝物第523号)、そして月印釈譜(ウォリンソクボ:월인석보=宝物第745号)です。全部ハングルからなっており、漢字のそばにハングル音が書かれています。
ところで余談ですが、全世界すべての言語のうちでその言語を作った人と頒布した日、そして文字を作った原理まで分かっている言葉は訓民正音(フンミンジョンウム:훈민정음)一つしかありません。全世界の有名な言語学者たちは、ハングルの日に祝杯を上げなければならない日に指定するほどハングルに対する偉大さに敬意を表していますが、彼らとは反対に私たちはハングルはダサいからと歌や日常において無駄に英語を混ぜて使う人々であふれています。おそらくディズニー漫画の白雪姫もまた、もし今韓国に上陸したならば、原名である「Snow White」のまま入ってきたのではないでしょうか?誰かが白雪姫(ベクソルコンジュ:백설공주)と解釈したとすれば、ダサいと腹を抱えて大笑いしたことでしょう。私たちが会社で使う言葉を例として一度聞いてみましょう。実際、私が職場生活をする時に聞いた言葉です。『今回のcaseはscheduleがtightなんだけど、schedule arrangeのためにmeeting roomをarrangeしましょうか?』、『あなたがinvolveしたprojectのmajorなconcernは何だろう?』これが韓国語でしょうか? 英語でしょうか? 考えてみれば苦々しいことです。私たちは皆、反省しなければならない時です!
Canon EOS 550D | f/5.0 | iso 100 | 2015:04:30 12:34:09 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
さあ、再び戻って訓民門(フンミンムン:훈민문)を過ぎて英陵に歩いていってみます。
わっ、入口に真四角な池が1つあるのですが、中に鯉がものすごくたくさん住んでいました。そこで自販機で500ウォンの魚の餌を1つ買ってばら撒くことにしました。
Canon EOS 550D | f/4.0 | iso 100 | 2015:04:30 12:38:21 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
うわあ~!魚の餌をばら撒くと、重力が皆私に向かっているかのように、池の中の鯉数百匹がいっせいにいち早く集まります。このような経験は初めてです。500ウォンで感じられる、ものすごい経験でした。是非一度、魚の餌をばら撒いてみてください。
^^*
Canon EOS 550D | f/8.0 | iso 100 | 2015:04:30 12:46:40 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
英陵のすべての道は閑静な松の森となっていて趣もあり、歩く楽しみも格別です。私がいろいろな所にある朝鮮王陵を訪ねてみましたが、散歩するのに最も良い所は英陵だと思います。造景にしろ風水にしろ、どこ一つ劣るところがありません。
Canon EOS 550D | f/4.0 | iso 100 | 2015:04:30 12:41:18 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
俗世と陵を区分する錦川橋(クムチョンギョ・금천교)を過ぎると赤い矢が打ち込まれている、ホンサル門(ホンサルムン:홍살문)にたどり着きます。この門の後ろは神聖な所なので敬意を表しなさいという意味の門です。この道をずっと歩いていくと法事を行う丁字閣(ジョンジャカク・정자각)があり、その後ろに王の陵が位置しています。
Canon EOS 550D | f/8.0 | iso 100 | 2015:04:30 12:49:45 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
やがて世宗大王の陵に上がってきました。ここは他の陵とは違って夫婦が合葬されているため、世宗(セジョン)と昭憲王后(ソホンワンフ)が一緒に埋められているのですが、封墳(土を盛り上げて作った墓)が一つしかありません。王の墓の下に王を補佐する文人石(ムニンソク: 문인석)と王を護衛する武人石(ムインソク:무인석)が異彩を放ちます。
Canon EOS 550D | f/8.0 | iso 100 | 2015:04:30 12:49:31 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
世宗大王は今、私と同じ側を見ておられることでしょう。 四季を通じて美しい場所だと思います。
Canon EOS 550D | f/9.0 | iso 100 | 2015:04:30 12:58:52 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
では森の道に沿って孝宗(ヒョジョン:효종)が眠っている、また別の寧陵(ヨンヌン:영릉)に行ってみます。くねくねした森の道に沿って700メートルほど歩いていくとたどり着きます。上り坂、下り坂が少しありますが、急な坂ではないのでご心配は無用です。
Canon EOS 550D | f/9.0 | iso 100 | 2015:04:30 13:08:04 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
およそ10分あまり歩いてくると、孝宗の陵のホンサル門の前に到着しました。ところがホンサル門の前に錦川橋がありません。多くの王陵はホンサル門の前に俗世と陵域を区分する小川が流れているのですが、ここには他の所にあるようです。
Canon EOS 550D | f/9.0 | iso 100 | 2015:04:30 13:08:45 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
どこにあるのかと思ったら、ホンサル門から丁字閣に入る道の上に錦川橋が設置されていますね。理由は分かりませんが、とにかく独特です。参考までに丁字閣は形が丁の字になっているため丁字閣と言われているのですが、後方にある陵の方向に門があけられており、法事を行う場所です。
Canon EOS 550D | f/9.0 | iso 100 | 2015:04:30 13:10:42 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
丁字閣の後にある道に従って陵のすぐ前まで行ってみることができます。陵の近くに上がることができないようにしてある王陵もたくさん見ましたが、ここはすぐ前まで行って観覧することができるように配慮されていますね。左側の丘の一番上にある所が孝宗の陵で、右側の少し下にあるのが仁宣王后(インソンワンフ:인선왕후)の陵です。
Canon EOS 550D | f/9.0 | iso 100 | 2015:04:30 13:19:01 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
そうして陵の観覧が終わり、孝宗の陵の入口に回っていく道には寧陵斎室(ヨンヌンジェシル:영릉재실)があります。ここは祭事を主管する祭官(ジェグァン:제관)の休息と祭事の料理を用意し、祭器を保管する所ですが、宝物第1532号に指定されています。低い塀の間からちょこっと覗いている軒が美しいです。
Canon EOS 550D | f/9.0 | iso 100 | 2015:04:30 13:19:46 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
内部に入ってくると、庭の片方に位置している大きなケヤキの木が姿が本当に美しいですね。朝鮮時代の王陵の祭室がこのように完璧に保存されている所はあまりないのですが、空間構成と配置が優れているように感じます。ところで、前に赤い服を着たおばさんがずっと写真を撮りまくっていて、やむを得ず全ての写真に不本意ながらも後ろ姿が映っています。 ^^*
Canon EOS 550D | f/9.0 | iso 100 | 2015:04:30 13:21:16 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
前にある大きなチョウセンヒメツゲの木の前に札が一つ立っています。読んでみると、この木は天然記念物(第459号)に指定されている木で、本来チョウセンヒメツゲは小さく低く育つのですが、このように大きく育った木はめったに探せないといいます。さらにはこの木は1673年に植えられ、300年余りの間死なず、歴史的価値が非常に高いといいます。
Canon EOS 550D | f/9.0 | iso 100 | 2015:04:30 13:23:06 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
丸い模様をつけた塀とその上に育った爽やかな緑が本当によく調和が取れていますね。世の中のどの塀よりも韓国の瓦を使ったこのような姿の塀が一番美しく感じられます。この前で一度、自撮りして出発~
Canon EOS 550D | f/9.0 | iso 100 | 2015:04:30 13:27:38 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
世宗大王の陵の前の駐車場に車を駐車をしたので、孝宗の陵の入口に抜け出すと再び松の森の道に従って800mほど歩いていかなければならないのですが、写真のようにゆるやかな道なので、ゆっくり歩いていくと15分ほどで到着できます。けれども道の両側に松の森が茂っていて、歩く楽しみのある道なので、駐車場まで行くのに退屈することはないはずです。
ここ全体を全て見て回るには約2時間程度が必要とされますが、世宗の陵だけ見物するなら30分あれば十分なコースです。けれども孝宗の陵へ行く散歩道が美しいので、個人的には2ヶ所すべてを見物されることをお勧めします。入場料500ウォンでこういった美しい道を歩けるのはラッキーなことです!
+住所:京畿道(キョンギド)驪州市(ヨジュシ)陵西面(ヌンソミョン)ウンヌンノ269-50
+電話:031-885-3123~4
+入場料:満25才~64才 500ウォン、その他無料、毎月最後の週の水曜日は無料
+観覧時間:午前9時~午後6時(6月~8月は6時30分まで)
+休館日:毎週月曜日
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広州・鎮川肉麺(ジンチョンユンミョン)
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氷の入った器に肉麺を盛って出される広州(クァンジュ:광주)「鎮川肉麺(ジンチョン ユンミョン:진천육면)」
京畿道広州には独特な肉麺を売る店があるのですが、それがまさに鎮川肉麺です。名前は忠北(チュンブク:충북)の鎮川(ジンチョン:진천)のことですが、鎮川にはなくて広州にだけある黒米麺(フンミミョン:흑미면)専門店です。忠北鎮川が全国黒米生産の60%ほどを生産する特産作物なのですが、お店の主人がそこで焼肉屋をした後に広州で黒米麺を利用した肉麺として地位を確立したといいます。お味のほうはいかがなものか、降りて行ってみましょうか。
Canon EOS 550D | f/9.0 | iso 100 | 2015:04:30 14:29:34 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
ここの位置は広州のジュンデムルピッ公園展望台(ジュンデムルピッ コンウォン ジョンマンデ)の道のそばに位置していて検索しやすいです。昔にはこの前をジュンデ貯水池(ジュンデ ジョスジ:중대저수지)や中央貯水池(チュンアン ジョスジ:중앙저수시)と呼びました。さあ、車を止めて中に入ってみます。
Canon EOS 550D | f/4.0 | iso 125 | 2015:04:30 14:29:55 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
平日の昼間時間が過ぎてから来たので、お客さんは私達を除いた一つの団体しかいないですね。閑散とした食堂の雰囲気が好きです。 ^^*
Canon EOS 550D | f/4.0 | iso 100 | 2015:04:30 14:30:14 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 35mm
メニューを見ましょうか…ここは黒米で作った肉麺と餃子スープ(マンドゥクッ:만둣국)で有名ですが、私たちは温かい鎮川肉麺(ジンチョン ユンミョン:진천육면)と冷たいオルム肉麺(オルム ユンミョン:얼음육면)を1つずつ注文しました。価格はいずれも8千ウォンで同一です。
Canon EOS 550D | f/4.0 | iso 100 | 2015:04:30 14:30:33 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
オオ~ッ、麺を注文したら、先ず前菜が出されます。若干のサラダとドングリコンニャクの和え物(トトリムク ムッチム:도토리묵 무침)を持って来てくださいます。ちょっぴりお腹がすいていたので、甘酸っぱいものを食べると食欲がグッとわいてきます。
Canon EOS 550D | f/4.0 | iso 100 | 2015:04:30 14:33:37 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
おかずは2種類だけ出されます。浅漬けキムチ(コッチョリ キムチ:겉절이 김치)と大根の葉キムチ(ヨルムキムチ:열무김치)が出されましたが、浅漬けキムチがとても美味しいです。漬けたばかりでサクサクした食感があるので美味しい食べ物ではありますが、とにかく何度もおかわりして頂きました。
Canon EOS 550D | f/4.0 | iso 160 | 2015:04:30 14:34:25 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
先ず出された料理はオルム肉麺です。広い氷の入った器に盛られて出されるのですが、最初ぱっと見た感じでは、さっぱりしたヨルムククス(열무국수:大根の若菜入り素麺)のようです。ゆで卵も半分に切って載せてあり、水キムチ(ムルキムチ:물김치)にキュウリ、そしてゴマもかけられていて、食欲を非常に刺激されます。
Canon EOS 550D | f/4.0 | iso 800 | 2015:04:30 14:34:35 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 43mm
そして器に氷が入っているので、これが全て食べ終わるまで冷たさをそのまま維持していました。氷が溶けるのを勘案したためか、オルム肉麺の最初の味は少し塩辛くてすっぱさが強かったです。水キムチをそのまま入れていて塩味が強いようなので、私はグルグルかき混ぜて氷が少し溶けるのを待った後に食べました。すっぱくて塩辛い料理をあまり好きでない方はおそらくイマイチと思うかもしれません。
Canon EOS 550D | f/4.0 | iso 1000 | 2015:04:30 14:35:25 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 41mm
黒米で作った麺はここで直接作られる麺ですが、太さがとても薄くて柔らかくコシが強い食感です。麺が薄くて噛んだ感じは「ユッケジャン(육개장:牛肉と野菜の辛口スープ)カップラーメン」の麺の感じと少し似ていますが、それよりもっとコシが強いです。比喩がちょっとおかしいですね。とにかく…塩辛い料理をあまり好まない私としては、それほど美味しいと感じられない料理でした。オルム肉麺は人によって若干好き嫌いが分かれそうな味です。
Canon EOS 550D | f/4.0 | iso 800 | 2015:04:30 14:35:12 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 41mm
ところで中には名前にかなって薄い牛肉のゆで肉(ソゴギ ピョニュク:소고기 편육)が入っているのですが、肉の味は非常に柔らかくてコシが強く香ばしい味わいです。大事な卵は私が食べて、麺はあなたが一口召し上がりますか~?
Canon EOS 550D | f/4.0 | iso 640 | 2015:04:30 14:35:48 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 17mm
そして2番目に出てきたこの食堂の基本メニュー「鎮川肉麺」です。この料理は温かい食べ物ですが、澄んだスープに牛肉のゆで肉がいっぱい盛られている様子があたかもカルビタン(갈비탕:カルビ煮込みスープ)のような感じもします。私はこの料理の味がどんなものか、ますます気になります。
Canon EOS 550D | f/4.0 | iso 800 | 2015:04:30 14:35:58 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 50mm
スープが澄んでいるのを見ると、骨でゆでたのではなく牛の肉でスープを煮出したようです。主人のお話によると、韓牛を煮込んだ肉汁で作るそうです。そのためスープの味の最初の一口が香ばしくて後味はさっぱりしています。
Canon EOS 550D | f/4.0 | iso 1000 | 2015:04:30 14:36:34 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 50mm
ところで料理にキクラゲが入っています。キクラゲはスープ料理には普通入れずにチャプチェ(잡채:春雨炒め)のような炒め料理によく入れるのですが、スープに入っており一風変わっていて美味しいです。スープにもよく合う食べ物なのですね。
Canon EOS 550D | f/4.0 | iso 1000 | 2015:04:30 14:36:26 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 50mm
黒米で作った麺もコシが強くて香ばしく、本当に美味しいです。個人的にはオルム肉麺より温かい鎮川肉麺のほうがずっと美味しいです。これはおそらく誰が食べても美味しいと感じるような味です。お勧めします。
Canon EOS 550D | f/4.0 | iso 250 | 2015:04:30 14:42:10 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 34mm
そして最後にデザートとして黒米茶(フンミチャ:흑미차)を小さなコップに一杯出されました。私がカフェをしたことがあるので、この手の味は評価を出せます。これは甘くて香ばしい味が強いのですが、カフェで販売する黒豆ラテと味がほとんど似ています。これは本当に美味しいです。店でこの粉を売っていたのですが、その時はうっかり忘れて出てきたのですが、今思えば一袋買ってくればよかったですね。
とにかく全体的に味がなかなか良い食堂でした。オルム肉麺は氷の入った器に盛り付けされてさっぱりした味は逸品ですが、ムルキムチがそのまま入っていて、やや塩辛くて酸味が強いので、好まない人もいるかもしれません。ところが温かい鎮川肉麺は香ばしくて濃い味がとても良かったです。広州旅行の際にこちらで昼食をとるのもよいかと思います。
+住所:京畿道(キョンギド)広州市(クァンジュシ)順菴路(スナムノ) 264
+電話:031-764-5290
+営業時間:午前10時30分~午後10時まで