1. プデチゲに入る材料
‐ 主材料:キムチ、ハム、ソーセージ、チーズ
‐ 副材料:ねぎ、唐辛子などの香辛料とラーメン、餅などの副材料
2. 味の評価
-辛味: ★★★☆☆
-塩味: ★★★☆☆
-甘味:★☆☆☆☆
-酸味:★☆☆☆☆
3. プデチゲについての簡単な紹介
韓国人は食事の時に‘チゲ’という具材が多くて味が濃い汁料理 をよく食べます。
様々な種類の鍋料理の中で独特な由来と味を持っている‘プデチゲ’を紹介してみます。
プデチゲは‘米軍部隊(部隊は韓国語にすると부대プデ)から出た肉で作ったチゲ’という意味です。1950年代 韓国戦争の時、大規模の米軍基地が京畿道議政府に駐留しました。この部隊は特に米軍たちに提供される各種の補給品を保管する補給基地だったんです。米軍たちの主な補給品であった食材のうちハム、ソーセージ、チーズなどが部隊の外に流通され始めました。
その当時、韓国ではハム、ソーセージは非常に馴染みのない食材だったので、どのように料理すればいいか分からなくて誰かがキムチチゲにハム、ソーセージ、チーズなどを入れて食べ始めたのがブデチゲです。
ハム、ソーセージは米軍部隊を通じてしか手に入れることができなかったため、ブデチゲは全国的に拡散されなく、議政府の米軍部隊の付近でだけ食べることができませんでした。
1980年代に韓国でハム、ソーセージなどが大量生産されて、ようやくプデチゲは全国的に拡散され始め、今は韓国人が好んで食べる鍋料理になりました。
米軍部隊から不法的に流通された食材を求めて食べなければならなかった貧しい韓国歴史の痛いところがある料理です。
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プデチゲはキムチで作った汁鍋料理(キムチチゲ)にハム、ソーセージ、牛肉、チーズ、缶詰の豆などを入れて煮るフュージョン料理です。
韓国の伝統料理はさっぱりしてあっさりした味が特徴で、脂っこい味はありません。
最も韓国的な料理であるキムチチゲと脂っこい味がする‘ハム、ソーセージ、チーズ’がよく似合うか食べる前には疑問がわきます。
ところが、プデチゲはもう一つの韓国の伝統料理と言えるくらい韓国人の口によく合います。
よく漬かったキムチはすっぱい味がしながら、すっかとした辛さがあります。
ここにハム、ソーセージが持っている肉の味、甘味、塩味がよく調和しながら、ハム加工品特有の脂っこい味をキムチの酸味が解消してくれます。
さらに、チーズを入れると酸っぱくて辛いスープが香ばしくてまろやかな味になります。
今はプデチゲは全国的なフランチャイズチェーンができるくらいにどこでも食べることができます。
外国人にとって韓国料理のキムチチゲをもっと慣れた味で楽しむことができる料理が‘プデチゲ'です。
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4. プデチゲの種類
プデチゲは種類と言うまでもなく、ただ一つの料理として食べています。
似たような料理にはソウル梨泰院(イテウォン)にある‘ジョンスンタン’があります。
1966年にアメリカのジョンソン大統領が訪韓した時に生まれた料理です。ハムを入れて辛く料理したチゲですが、プデチゲのようにキムチは入れていません
プデチゲは種類が多くない代わりにラーメン、 タンミョン(春雨)、餅などの食材を追加して多様に作って食べます。
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5. プデチゲをもっとおいしく食べる方法
韓国人はチゲをご飯と一緒に食べますが、プデチゲも同じくご飯と一緒に食べます。
しかし、ご飯とスープを別々に食べずに, ご飯の上にハム、ソーセージ、キムチをたっぷり乗せて、スプーン一杯をかけて混ぜて召し上がってください。
最も歴史が深い韓国のフュージョン料理を食べる方法です。
そして、ラーメンをぜひ入れて食べてください。
プデチゲの辛くて香ばしいスープに入れて食べるラーメンはご飯とはまた違う珍味です。
キムチチゲは韓国的な料理が口に合うお年寄りの方に、ハムとラーメンはグローバルな味を楽しむ若い人々の口に合う料理です。
このすべての材料を一つの鍋に入れて老若男女を問わず誰でも好きなプデチゲの魅力を一緒に感じてみてください。
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