1. キンパプに入る材料
‐ 主材料:ノリ、 ご飯(ゴマ油と塩で味付けする)
‐ 副材料:にんじん、ほうれん草、卵,沢庵、おでんの炒め、ハム
2. 味の評価
-辛味: ☆☆☆☆☆
-塩味:★★☆☆☆
-甘味:★☆☆☆☆
-酸味:☆☆☆☆☆
-香ばしい味:★☆☆☆☆
3. キンパプについての簡単な紹介
キンパプはご飯と色々な材料をノリで巻いて食べる簡便な料理です。持ち運びやすくて、昔から韓国人はピクニックや旅行に行く時に絶対に準備する代表的なお弁当です。
キンパプには韓国の固有の食べ物だということ、そして、日本の食べ物だということ、この二つの伝説があります。
まず、韓国では高麗時代にご飯と簡単な材料にノリを巻いて食べた‘ボクサム’という料理がありました。
このボクサムという料理についての情報があまりなくて、今のキンパプと同じものであるかは分かりませんが、ご飯にのりを巻いて食べた料理ということには違いありません。
二つ目は日本料理だという話があるんですが。日本もやっぱり昔からノリでご飯を包んで食べる料理である‘のり巻き’があります。
こののり巻きの特徴はご飯に酢を入れた海苔巻きで、中身や形を変化をつけて、色々なのり巻きがあります。こののり巻きの一つが韓国に伝わったという話もあります
この二つの話を総合してみると、韓国はキンパプを昔から食べて来ましたが、調理法が正確に伝わらず、時間が経つにつれて調理法は日本の影響を受けたのではないかと思います。
キンパプは四角形のノリの上にごま油、塩などで味付けした白米とにんじん、ほうれん草、卵,沢庵、おでんの炒め、ハムなどを乗せてからくるくると丸めて一口サイズに切って食べる料理です。
日本ののり巻きはご飯に酢を入れて酸っぱくに味付けしますが、韓国ではゴマ油と塩で味付けして香ばしい味がします。
しかし、韓国でもたまには酢を入れて料理したりするので、日本ののり巻きと味が似ています。
キンパプ1本にはご飯、野菜、ハムまで入っていて、食事としては遜色がないほど多様な食材を入れます。
ノリ特有の苦み、香ばしいご飯, さくさくとした野菜、やわらかな卵、しょっぱいおでんの炒めとハムなど、多様な味と食感が調和していて老若男女を問わず誰からも好かれる食べる食べ物です。
あれこれ準備する必要もなく、キンパプ1本なら食事ができるので、簡単に食事をしようとする時にはよく食べるんです。
おいしくて簡単に食べることができて、キンパプは主にピクニックや旅行に行くときは、必ず食べる食べ物です。
そのため、韓国人にとって‘キンパプ’とすると楽しいピクニックや旅行のことを思い浮かべることができて、気持ちがよくなる食べ物でもあります。
韓国で最も多い食事のフランチャイズチェーンがキンパプであるほど、キンパプはいつどこでも簡単に食べられます。
料理専門店ではなくて、コンビニでも食べられます。
しかし、コンビニのものは味が落ちてがっかりするかもしれないので、せっかくキンパプを味わいたいなら専門料理店で食べてみてください。
さらに、価格まで非常に安いから、気楽に一度食べてみてください。
4.キンパプの種類
キンパプは基本的にご飯をノリで巻いてから食べるもので、ちなみに、追加で多様な材料を入れて作ることができるのでその種類が非常に多いです。
韓国で人気あるキンパプのメニューを簡単に紹介すると
野菜(ヤチェ)・キンパプ:ノリとご飯にニンジン、ほうれん草、卵,沢庵、おでんの炒めとを入れた もっとも基本的なもの。
ハム・キンパプ: 野菜キンパプにハム炒めを追加で入れたもの。
ツナ(チャムチ)・キンパプ: 野菜キンパプにマヨネーズで味付けしたツナ(缶詰)と
ゴマの葉を追加で入れたもの。
牛肉(ソゴギ)・キンパプ:野菜キンパプに炒めた牛肉を追加で入れたもの。
そして特定地域だけで食べたキンパプには忠武式キンパプ( チュンム・ギンパプ) 、サンマ・キンパプがあります。
チュンム・ギンパプ:慶尚北道 統営地域でだけ食べたキンパプで味付けしていないご飯をノリで巻いて辛く味付けしたおでん、イカなどを添えて食べる。
サンマ・キンパプ:済州島でしか味わうことができないもので、サンマ1尾を丸ごと焼いてご飯、ノリと巻いて食べる。
外国人の口には刺激的でない野菜、ハム、ツナ、牛肉のキンパプなどをお勧めします。
Canon EOS 550D | f/6.3 | iso 100 | 2013:02:08 13:48:15 | Flash did not fire, compulsory flash mode | 19mm
5. キンパプをもっとおいしく食べる方法
韓国での旅行で欠かせないのがグルメです。
息苦しい食堂から離れて野外で韓国の味を楽しんでみてください。
宿舎、バス/地下鉄の入口の周辺を見ると‘キンパプを売る食堂’は必ず一つ以上あります。
そこでキンパプをラッピングして外で食べてみてください。まるでピクニックに出かけたようにです。
もちろん景福宮、博物館など有名な観光地で食べ物を摂取するのは禁止されていますので、利用できません。
しかし、宿舎の周辺や観光地の近くにある公園では食事が可能ですからね。
例えば、明洞聖堂の木陰にあるベンチ、漢江公園の芝生などが良い場所だと思います。
緑の芝生と樹木がある所ならどこでもベンチに座って、または小さな紙を敷いてピクニックを楽しむことができます。
韓国でキンパプを野外で食べることは代表的な食べ物であるため、誰が何と指摘する人はいません。
もちろん他人の通行の邪魔になったり、食べ残したものをそのまま置いて行ったりするとダメですよね。
私もニューヨークのセントラルパーク、日本の上野公園、シンガポールのボタニックガーデン、タイのチャオプラヤー川を旅行する時にサンドイッチと飲み物を持って行って芝生の上で食べて来たんです。
もう一つでももっと観光しなければならない早い日程とその負担から少し離れて、食事をする時だけでも余裕を楽しんだいい思い出でした。
忙しい旅の中でのんびりするピクニック!皆さんも経験してみてください。