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Start
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青い森(プルン・スプ)
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ソンウォン
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樹木園
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ノンウォンペンション
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冬祭り
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二和園(イファウォン)
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ソンウォン混ぜそば(マッククス)
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プチフランス
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星光祭り(ビョルビッ・チュクチェ)
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Finish
韓国を代表する美しい庭園はどこでしょうか?美しい所は多いけれど私が見て歩いた中では
京畿道(キョンギド:경기도)
加平(カピョン:가평)にある「アチムコヨ(아침고요)樹木園」もそのひとつと言えるでしょう。特にここでは冬だけ見ることのできる光の祭典、五色の星の光り庭園展は最高に美しいといえるでしょう。
ここは、1996年に大学の園芸科の教授であるハン・サンギョン(한상경)氏と妻のイ・ヨンジャ(이영자 )園長が設立した庭園です。韓国の美しい庭園で多くの人たちが瞑想し、くつろぐ事のできる心の故郷を造りたかったそうです。インドの詩人タゴールが朝鮮を「静かな朝の国」と礼賛したその名前を使って「静かな朝(アチムコヨ:아침고요)」としたそうです。
今年で8回目になる五色の星の光り庭園展は、今年は3月15日まで開催されます。毎年冬にだけ見ることのできる冬の光の祭典です。今年は「一緒だからできる幸せなことwith LOVE」というテーマで開催されました。点灯時間は日没から(1月中旬に行ったときは、5時20分から点灯していました)午後9時までで、土曜日は午後11時まで見ることができます。入場料は上の写真と同じです。この場所は平日と週末(土日)の料金が違うのでお間違いなく。
早く到着したので、まだ明るいアチムコヨ樹木園を見て回ります。藁葺き屋根の上では、冬にえさが少ないすずめたちが、虫をつかまえて食べています。このごろ都会ではすずめを見かけることか少なくなりさびしくなりましたが、ここではすずめたちがチュンチュン可愛らしく遊んでいます。日が暮れる前にここに着いたので、昼間の風景も十分に楽しむことができました。5時ごろになると日が沈み、イルミネーションが点灯されました。この時間に来園すると、混雑するために駐車ができないこともあります。できれは4時前に来てお茶でも飲んで、明るい庭園を見て回るのも健康のためにいいかもしれません。
入り口をすぎると、藁葺き造りの「アチムコヨ歴史館」の壁に、最初に出会う小さな天使の羽。今まで絵だけでしかみたことがありませんでしたが、光っていると本当に飛んでいるような感じがします。
天使の羽を見てすぐに道を降りて行くと、ふるさとの庭に出ます。ほんとうに美しいでしょう?でもこれだけ見て驚くのは早すぎます。ビョルピットンネル(별빛터널:星の光のトンネル)を過ぎ、もっと奥に入って行くともっと美しいところがありますよ。
目の覚めるようなカラフルなふたつのビョルピットンネルを過ぎると、こんどは天国に行く時間です。
まわりのすべてが、ピカピカとひかるイルミネーション。目を楽しませてくれます。まわりでは、年齢に関係なく女性達の「わぁ~」と言う歓声の声がひびきはじめました。
今回の光の祭典が昨年と少し違うところは、エデンの園が新しく造られたことです。エデンの園はアーチをテーマにしており、アーチのなかを散歩すると、まるで夜空に輝く星の中にいるようです。地面にあるイルミネーションとはちがい、空に浮かんでいるようなイルミネーションは独創的で印象的です。
かなり広い庭園はそれぞれのテーマを持ち、ふるさとの庭、盆栽の庭、エデンの園、ハギョンの庭、天の道、月光の庭など美しいイルミネーションを演出しています。今は冬なので光の祭典が開催されていますが、暖かい春から秋にかけては野生花展、さくら祭り、アイリス祭り、山水菊祭り、ムクゲ祭り、野菊祭り、など5000種類あまりの植物で行事が開かれます。だんだん暗くなってきたので、木々が少しずつ明るく輝き始めました。
夜空に輝く星のような小さな光がつくと、この世を星の世界につくりあげました。本当にきれいですね。
美しい光景をみながら、世界各国の言葉で歓声があがります。最近は韓国を観光する外国人観光客が多くなったことを感じさせられます。半数は外国人観光客のようです。韓国は本当に美しいのでたくさん遊びに来てください。
数多くのイルミネーションで、目がくらんでしまうほど美しい庭園は、ハギョン(하경)庭園です。特にどこかに行こうとしなくても、道に沿って歩いて行けば、素敵なところに出会えるようになっています。
色とりどりに輝く光はすべての光が集まっているかのようです。本当にきれいでしょう。この風景をみてどんな説明が必要でしょうか?
このハギョン庭園は、アチムコヨ樹木園のメイン庭園です。周辺を取り囲む木からは華麗な光があふれ出しています。
多くの人から愛された今年のテーマ「with
LOVE」とイルミネーション。幸運にも、暴風のように過ぎて行く人たちのすき間から、すばやく一枚写真をおさめることができました。 ここに三脚をおいて長時間露光で演出すればもっときれいな写真になりそうです。
今年一年も愛とともに。
さてそろそろ、月光庭園に向かう天の道に着きます。天の道には、愛する人たちを乗せてくれるかぼちゃの馬車と大小のきのこの妖精、そして五色に輝くハート形のイルミネーションがいっぱいです。
愛する恋人たちや家族連れは、お互いの愛を確かめ合うのに夢中です。年配の人たちは童心に帰って、若いカップルの甘い恋の遊びを見つめています。私達も幸せになりますね。本当にきれいですね。
どっさりと積もった雪の上には、きのこの妖精たちがかわいらしく輝いています。
ここは、落葉松にそって伸びたツタ植物と、月光教会を守る赤ちゃん天使と動物たちが飛び歩いています。今この瞬間に好きな人に愛の告白をしましょう。今が好きな人の愛を勝ち取る絶好のチャンスです。
第8回
五色の星の光り庭園展
のまた別の見どころは、アチムコヨギャラリーのイ・ヘミン画家の「恋しさ」を1月中旬まで観覧することができることです。撮影禁止なので見せることができないのが残念です。加平旅行にいったら必ず立ち寄ってください。恋人に愛される確かな方法がここにあります。
住所 : キョンギドカピョングンサンミョン
スモグォンロ 432 アチムコヨ樹木園 (경기도 가평군
상면 수목원로 432)
電話 :1544-6703
平日入場料(月曜日〜金曜日) : 大人8,000ウォン、中高生6,000ウォン、子供5,000ウォン
週末入場料(土曜日〜日曜日) : 大人9,000ウォン、中高生6,500ウォン、子供5,500ウォン
営業時間:午前11時〜午後9時(土曜日は午後11時まで、入場は閉場の1時間前まで可能)
五色の星の光り庭園点灯時間 : 日没時〜午後9時(ただし、土曜日は午後11時まで延長)